Diary 2020. 8
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8月21日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第234弾!2020年8月21日(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第234弾!2020年8月21日(金)  たかやん

5時過ぎ
久しぶりのニューヨークである。しかも、テニスを見に来たのだからどうかしている。僕の隣に座っているのは・・・パク・ミニョン。しかも、どうやら俺たちはカップルらしい。どうやって会話しているんだ?・・・お、普通に英語で話しているぞ・・・そして、応援していた選手が勝って。僕らはハイタッチして、ハグして・・・そこで目が覚めたのだった。
5時過ぎ、外はもうすっかり明るい。昨日は少し忙しかったので・・・今日は少しだけノンビリ行こう・・・そんな感じで一日がスタートしたのだった。

堀之内病院
今日も病院に来ている。この間は抜糸に来て・・・今日は定期健診。結果は・・・「ちょっと数値が悪いですね」『はい。運動不足です。』「頑張れますか?」『はい。家の中でトレーニングします。』「わかりました。」という訳で、食べる量を減らし、トレーニングの量を増やすことが決まったのだった。とほほほほ。

姉ちゃん
電話は博子姉ちゃんからだった。久しぶりの懐かしい声。「誰だか分かる?」『姉ちゃんだろ?』「声が少し変よ。大丈夫なの?」『ああ、マスクしてるから・・・』とごまかす。俺の声が擦れているのに直ぐに気がついたのだ。電話は勿論、聡のことだった。聡の1年の担任が俺で、2年3年が持ち上がりで博子だったのだ。担任はいくつになっても子ども達の担任なのである。博子姉ちゃんは家庭訪問で行った聡の家のことを覚えていた。もう40年以上前のことなのに・・・そして聡達が行くところがあるのか心配していた。
『姉ちゃんいくつになったの?』「昨日誕生日で71よ。」『嘘だあ・・・』「嘘じゃないわよ。5つ違いなんだから・・・」『そっかあ・・・。元気なの?』「元気よ。」『じゃあ会わなきゃだ。』「コロナが落ち着いたらね」『そうだね。俺が行くから・・・』「まだ車は運転してるわよ」『じゃあ、どこかで待ち合わせしよう・・・』仲良しの姉弟は40年経っても変わらない訳で・・・・


夜は塾。中三の娘と息子達との集団の塾。悩み多き3年生との時間はあっと言う間に過ぎていき・・・実に充実した時間になったのだった。

Line
塾が終わると、色んなLINEが入って来て・・・大忙しに・・・今日も最終的に大忙しの一日になったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第880弾!   素質27

「タカヤンの中学時代の先生の話で終わったんでした」『そうだっけ・・最近、昨日話したことを忘れるようになってね。』「ヤバいじゃないですか」『ヤバくはないよ。昔から、そういう男だったのよ。』「昔からですか・・・」『ああ、子どもが何をやってもぶっ飛ばしたら忘れる教師だったのさ。』「ぶっ飛ばしたら駄目じゃないですか」『駄目だけど、ネチネチやるよりはいいだろうよ。怪我はさせちゃダメだけどさ。』「怪我させたことあるんですか」『うーむ。あるよ。俺は21年間で7回骨折したけど・・・子ども達も1回骨折、1回鼓膜が破れた・・・』「なにやってるんですか・・・」『1回は、五中の7期生の子でね。音楽室掃除をやっていて、箒で遊んでいて・・・いつもはケツ竹刀なのに、竹刀がなくて・・・・・・しょうがなくてビンタ喰らわせようとしたらめぐが顔を避けて耳にヒット・・・後で分かったことなんだけど、鼓膜が破れていてね。ちゃんと治ったんだけど・・・暫くしてからお父さんにそれを言われて・・・もう合わせる顔がなかったね。ビンタする時は絶対に顔が動かないようにしてからしないと駄目なんだなあ・・・』「っていうかビンタすることが駄目じゃないっすか・・・めぐってまさか女の子?」『いや、男の子だけどねえ。ま、そういう時代だったんだよ。』「時代のせいにしちゃ駄目ですよ」『そうねえ・・・』「もう一つの骨折は?」『それも五中の7期生の尊子って子でね。教室でバレーボールで遊んでいた馬鹿がいてね。蛍光灯に当たって落ちたらあぶねえだろう!って怒って、「ふざけるな!」ってそのボールでそいつにぶつけようとアタックしたら・・・孝子の方に飛んで行って・・・孝子がキャーッて避けたら・・・その手に当たって、痛いって泣いて・・・』「そっちは女の子なんだ。何年生だったんですか?」『1年生。しかも、テニス部・・・。』「えーっ!最悪じゃないですか?どうやって親に謝ったんですか?」『直ぐに病院に連れて行ったら骨折してて・・・こういう訳で、骨折しましたって謝ったらね。』「謝ったら・・・・」『お父さんもお母さんも大笑いして・・・』「え・・・」『タカヤンでもそんなミスをするんだって、孝子の避け方が下手だって、笑ってくれて・・・お父さん学校の先生だったからかもね。』「凄い両親ですね。普通怒るでしょう」『まあ、俺のことも育てるような気持ちで見ていてくれたのかも・・・・』「なるほど・・・幸せですね」『ああ、両方とも、普通アウトだろうけど・・・それからは気をつけたよ。兎に角、自分の骨は折れても子どもの骨は折らないように・・・』「どっちも駄目でしょ」『でも、自分の骨が折れた方がいい訳よ・・・やっぱりね。』「そういうこともあったんですか」『あったよ。それは六中でね。廊下に張ってあった下級生の写真を盗った女の子がいてね。知らない子だったから、「ふざけるな!」ってその子の顔のすぐ横の壁に向かって、思い切りパンチしたら・・・廊下の壁がなかなか硬くてね。俺の拳が負けて、骨折・・・』「もっと、違う方法はなかったんですか?」『俺、面倒臭いの嫌いだから・・・それでお終いにしたいときは、そうやっていたのよ。』「写真を盗んだのにですか」『ああ、それくらいは本気で怒って終わりだろ。別に誰かの心を傷つけた訳じゃないんだから。弱い者虐めとかじゃなければ、その場で終わらせてやらないとね。』「・・・・他の先生と随分違いますね。」『同じじゃ子どもが疲れるだろうよ。』「どうしてですか」『学校の先生がみんな同じ感覚だったら、子ども達疲れないか?』「ああ、確かに・・・そうかも」『駄目なんだよ。同一歩調とか統一行動とかいう学校は・・・一番学校に似合わない言葉なんだ。』「ああ・・・そう言われてみるとそうかも知れない・・・・」『それが分かっただけでも、ちょっと成長したかもねえ。』「・・・・・そうだといいんですけど・・・。」

今日の写真1
このオッサンたちは北大庭球部の先輩達です。この中では僕が一番年下なのですが・・・僕は大先輩達に言いたい放題・・・本当に生意気な後輩です。七大戦前夜の作戦会議の様子ですね。

今日の写真2
七大学戦が終わった後、東北大の先輩、「しんさん」とのツーショットです。北大の先輩と同じかそれ以上に仲良しの東北大の先輩です。

今日の写真3
東大の同級生大谷選手です。中学時代の親友、日暮正厚と開成高校で同級生だった大谷選手。頭では勝てないので、テニスでは容赦なくボコボコにすることにしています。
*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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8月22日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第235弾!2020年8月22日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第235弾!2020年8月22日(土)  たかやん

3時過ぎ
教室で陵平の話をした。クラスがザワつく・・・・みんなが真紀の方を見る。そうだった・・・真紀は陵平の妹だった。それを知りながら陵平の話をする担任のことを生徒達はどう思っただろう・・・真紀には可哀そうなことをした。忘れたい記憶だっただろうに・・・(あれ、陵平に妹いたっけ・・・ああ、いたか。あれ、でも兄貴じゃなかったっけ。そうだ、走太だよ・・・)そこで目が覚めたのだった。

5時過ぎ
久しぶりに娘の雪と散歩。ココアを連れての散歩である。栗原一丁目公園のベンチで並んで話をしていると・・・ココアが飛び掛かって来て・・・顔をペロペロ舐める。『ココア。ココア・・・舐めすぎ・・・』そこで目が覚めたのだった。

杏林大付属病院
亮を連れて杏林大付属病院へ。本当は僕も堀之内病院に予約していたのだが、息子の方が大事な訳で・・・予約をキャンセルし、亮と一緒にこの間の手術の結果を聞きに行ったのだ。その結果は、「石は10センチ下がったけど、破砕されてはいない」というものだった。6万円もかけて痛い思いをして手術したのに・・・という訳で、また手術になりそうである。

石神井
帰りに高校の傍を通ってきた。懐かしいテニスコートがチラっと見えた。そして、亮と一緒に懐かしい道を走って・・・

五中4期生
調布・保谷線を走っていると昭から電話。内容は勿論、2組の聡のことで・・・2組と1組と力を合わせようということになって・・・2組の美佐緒、1組の美香、4組の智とかと相談してくれているらしい。困った時はお互い様。同じ五中の4期生。担任も生徒も少しでも聡の役に立てたら嬉しい訳で・・・俺達五中の団結力の見せ所である。


夜は塾。3年生の娘と息子達が元気に登場した。「もう直ぐテスト。どうやって勉強したらいいかわからない」という息子。『あっちこっちやらないで、1つの問題集を繰り返そうぜ』とアドバイスをする。そして、久しぶりに高3の娘が登場。中三も高3も悩める季節なのである。悩める子達に出来る限りの援助をしたいものである。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第881弾!   素質28

「2年目の話をしてたんでした・・・」『そうだったね。1年3組の話だったね。』
「面白い話ありますか?」『うん。いくらでもあるよ。・・・3組に祐二っていう子がいてね。理科の授業でノートを取らないのよ。最初の授業から・・・』「タカヤンの理科の授業なのに?」『そう。それで、祐二は何でノート取らないの?って聞いたんだよ。そうしたら、その方が集中できるからっていうのさ。』「きっとノートを書くのが面倒臭かったんですね」『俺もそう思って・・でもずっと黙ってそのままにして・・・テストさせてみたら・・・全くノート取らないのに、ちゃんと90点以上取るんだよ。数学は30点なのに・・・』「不思議ですね」『ああ、俺は90点以上取れば誰でも5をやるって約束していたからね。祐二は1年の最初から卒業するまで1度もノートを取らずにずっと5を取り続けたんだわ。』「凄いですね、それ・・・」『ああ、数学は出来ないのに・・・理科だけはずっと5なのよ。授業中の祐二の集中した目、今でも覚えてる・・・いい目していたなあ・・・』「ノート提出とかなかったんですか?」『何の為に・・・?』「え?」『ノート提出させて何かいいことある?』「・・・じゃ、何で提出させる先生が多いんですか?」『そりゃあ、自己満足だよ。自分の授業でちゃんとノート取ってるか・・・授業で見てりゃわかるし、テスト見れば分かるのに・・・・提出させないと信じられないわけよ・・・どんなノート取ってるかなんか、授業中に見てアドバイスすればいいのに・・・情けない・・・』「情けない・・・・」『そうだよ。授業中に見ればいいことをわざわざチェックするなんて、ど素人のやることだろうが・・・』「ど素人なんだ・・・・」『だって、授業とテストで分かることをわざわざ時間かけてやるか?そんな暇ないだろうよ。中学校の教師は・・・・本当に忙しいんだからさ。自分で自分の首を絞めているんだよ。子ども達の首もね・・・・。』「そういう意味なんですね。」『周りが提出させるから、考えもしないで真似る訳よ。課題も同じ。授業とテストで分かるのに・・・バカな先輩達が出すから、自分も出さなきゃって思う訳。』「課題も出しちゃダメなんですか」『駄目だろうよ。出さなくてもテストで分かるって。授業でも分かるって。それで分からないからど素人っていうんだよ。』「なるほど・・・確かに授業とテストで分かりそうですよね。」『それ以外にないだろうよ。課題は誰がやってるか分からねえだろう・・・夏休みの宿題だって代行屋がいるんだから・・・』「確かに・・・授業とテストなら本人だって分かりますね」『それ以外は分からないんだって・・・だからアホなのよ。』「アホですか・・・」『ど阿呆だな・・・』「そこまで言いますか?」『だって、誰が書いたか分からない課題で評価するんだぜ・・・ど阿呆でしょうが・・・』「まあ、そう言われると・・・・」『今やってることを疑うところからはじめないとね。』「なんか・・・奥が深いなあ・・・・大丈夫かな、俺。」『大丈夫だよ。お前なら・・・・』「はい。周りに流されずに考えろってことですかね・・・・」『ま、そんなところだ。』「わかりました」

今日の写真1・2・3
母の笑顔を思い出しました。こんな笑顔でしたねえ・・・・。心の中に残っているのが笑顔だけって・・・幸せなことですね。いつでもこの笑顔が僕のことを守ってくれている気がするのです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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8月23日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第236弾!2020年8月23日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第236弾!2020年8月23日(日)  たかやん

4時過ぎ
久しぶりにテニスの試合。ババツと一緒に試合に出るなんて何十年振りのことだろう。なんか不思議な感覚だった。試合の途中で「タカヤン、農業委員会辞めようと思ってるんだけど・・・・」とババツ。(え?そっかあ、ババツ農業委員だったっけ・・・・え?電気屋さんのババツがなんで農業?)そこで目が覚めたのだった。
ババツは五中の4期生・・・そしてテニス部のエースだった。不思議な夢だった。

午前中
今日も午前中から大忙し。普通ならテニスをしているのだろうが・・・もう1か月以上テニスをしていない。庭ではやっているけれどね。

狭山ヶ丘
埼玉テレビで高校野球を観た。五中で空の陸上部の先輩だった平賀君と同級生の小山君が決勝戦で頑張っていた。彼らの頑張る姿を見ていたら、清々しい気持ちになった訳で・・・優勝した瞬間、五中の件駅伝の県大会での優勝を思い出したのだった。

理事会
午後からは理事会。忙しい中、みんなが集合してくれた。そして、みんなで数字と睨めっこをして・・・これからのマンションの未来を考えたのだった。

高橋尚子
テレビで久しぶりに高橋尚子の走りを見た。昔と比べると痩せたかなとは思ったが、その走り方は前のままで・・・オリンピックのあの笑顔を思い出したのだった。

胃カメラ
明日は久しぶりに胃カメラを飲む。結果がどうであれ、それが俺の人生。潔く受け入れることにしよう。

ワクチン
政府がワクチンの副作用について保証するということを言い出した。国民の税金で怪しげなワクチンを大量に買い込み、何かあった時は国民の税金で保証するというのだ。多くの「ワクチン」には裏があるということを忘れてはいけない。その金の流れも、その副反応の恐ろしさにも・・・・。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第882弾!   素質29

「昨日は課題の話でした」『そうだったね。課題の話・・・』「ドアホとか酷いこと言ってましたね」『うん。ちょっと言い過ぎたかも・・・』「珍しい・・・たかやんが反省してる」『でも、先生達も生徒達も可哀想でさ・・・・』「先生達もですか・・・」『そうだよ。だって、今の先生達、昔と比べて笑顔が少ないんだ・・・いつも何かに追われているみたいで・・・余裕がないようにしか見えないんだ。』「タカヤンの時代は違ったんですか」『俺ね。最初の1年は確かに辛かったけど・・・それも1学期だけのことでさ。後の時間は辛い記憶がないんだよ。特に五中と六中ではね・・・』「そんなに楽しかったんですか?」『ああ、楽しかったねえ・・・だって、毎日目の前に子ども達がいるんだぜ・・・』「嫌な子もいたでしょう」
『それがねえ。いなかったんだよ。不思議なんだなこれが・・・別に子どもが好きって訳じゃなかったんだけど・・・実際にやってみると、自分のクラスや部活の子達は超可愛い訳よ。』「クラスや部活の子だけですか・・・」『それが不思議なことに、段々学年の子や学校の子全部に広がっていくんだよなあ。五中や六中の子全部が好きになる感覚っていうか・・・自分の子になっちまったような感覚っていうか・・・』「そんな風になるんですか」『なるんだよ。これは不思議だったね。教師の方はそうはいかなかったけどね・・・』「先生は駄目だったんですか」『ああ、教師の方は誰でも、という訳にはいかなかったなあ・・・』「そんなに嫌な先生がいたんですか」『俺に意地悪する奴は許せても、子ども達に意地悪な奴らはね・・・』「そういうことか・・・・」『いるんだよ。自分の言うこときかない子には内申下げるような奴らが・・・・昔も今も・・・そういう奴らはどうしても好きになれなかったね。』「えこひいきする先生のことですね」『えこひいきっていうのは誰でもあると思うんだ。』「たかやんもえこひいきしたってことですか」『子ども達の話を聞くと・・・そうだったんじゃないかな。嫌いな子はいなかったけど、好きな子は沢山いたからね。凄く魅力的な子を見ていると、ワクワクするものなのさ。ただ、成績には容赦しなかったよ。どんなにいい子でもね。』「そんなことできるんですか?」『だから、点数で切ったんだよ。90点以上は誰でも5ってね。どんなにいい子でも、89点だったら4にしたのさ。』「そういうことですか・・・」『感情点を入れないのが一番なのさ。』「なるほど・・・・感情点かあ・・・・」

今日の写真1・2・3
懐かしい塾の写真です。この頃は誰もマスクなどをせず、過密状態で楽しくやっていました。歌も歌ったりして・・・・それが当たり前だったのに・・・それにしても、みんな可愛かった・・・。もう、みんな高校生か・・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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8月24日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第237弾!2020年8月24日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第237弾!2020年8月24日(月)  たかやん

4時半過ぎ
まだ薄暗かった。これからどんどん日が短くなっていくのだろう。いつもなら、暗い中での駅立ちがもう直ぐはじまりそうな時期なのだが・・・今朝は薄暗い中で一日がスタートしたのだった。

胃カメラ
飲むまでのやり取りが面白かった。「口からの希望ですよね」『前に鼻からやって駄目だったので・・・』「やってみますか?」『はい。良ければ・・・』「じゃあ、鼻から麻酔入れますね・・・自然に喉に流れるので・・・どちらからやっても大丈夫です」しかし、鼻からはチューブが入らず・・・再び口からの胃カメラになったのだった。そして・・・

背中
先生がカメラを入れている間、ずっと誰かが僕の背中をさすってくれていた。そんなことをされるのはきっと小さい頃以来だったので・・・なんか、母さんに背中をさすって貰っているような気持ちになって・・・胃カメラよりも背中に神経がいって・・・胃カメラの辛さより、背中の心地よさの方が強くて・・・全く苦にならない胃カメラになったのだ。

そして・・・・
『あのう・・背中をさすってくれたのはどなたですか?』「あ・・私ですが・・・」『ありがとうございました。背中に神経がいって、その、何か安心できて・・・全く苦しくなかったです。』「それはよかったです。」『あのう・・・一緒に写真撮って貰えますか?』とスマホを取り出したのだった。「初めてです。こうして写真を撮るのは・・・」という訳で、一緒に写真を撮って貰った訳で・・・

買い物
夕方、久しぶりに三人でパルコへ。「無印良品」へ行って・・・色々買って、帰ってきたのだった。


夜は塾。高2の娘との個別の塾。久しぶりに二人で英語に燃えた訳で・・・楽しい時間があっという間に過ぎていったのだった。幸せ、幸せ。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第883弾!   素質30

「前から聞きたかったんですけど、最初の頃、部活はどうしてたんですか?」『部活か・・・これはね。ちょっと怒られちゃうんだけど・・・不真面目だったのよ。』「タカヤンがですか?テニス部ですよね」『そう、五中の4期生は軟式テニス部でね。何て言うか、校長に硬式作らせてくれっていったんだけど、“今まで軟式テニスをやっていた子の気持ちはどうするんだ”って言われて・・・ストンと諦めたのよ。それで軟式テニスの顧問になったんだけど・・・やっぱり燃えない訳さ。っていうか、授業とクラスが面白くて・・・部活に燃える余裕がなかったんだね。』「そこでも余裕が大事だったんですね」『そうだね。授業準備に集中するだろ。それでクラスの子ども達との時間を大事にするじゃん。休み時間だけじゃ足りないから放課後とかも一緒にいるわけよ。』「でも、クラスの子達も部活はあったでしょ?」『だから、色んな部活を見に行くのよ。』「え?」『内のクラスの子達の部活を見学に行ってね・・・一緒にやってくるんだ。』「それ、楽しそうだけど・・・テニス部はどうしたんですか?」『ああ、俺は大会の1週間前しか来ないからなって言っておいたんだ。』「そんな顧問いるんですか!」『随分酷い顧問だったよねって・・・今でも怒られる。そう、今でも・・・・』「じゃ、弱かったってことですか?」『弱くはなかったよ。市大会、班大会、県南大会までは優勝してたからね。』「強いじゃないですか」『でも、その上までは行きたいと思ってなかったんだよ。軟式テニスにそんなに興味がなかったからかなあ・・・どちらかと言うとサッカーに興味があってね。』「サッカーですか?」『ああ、だからサッカー部の練習によく出ていたよ。』「テニスの練習は?」『放ったらかし・・・』「それは酷い・・・」『酷いだろ?だから、軟式時代の子達は、俺のこと嫌いだったんじゃないかな。顧問としては・・・試合前だけ来て、きつい練習やったり、遠足の日にラケット持って駅まで走らせたりしたみたいだから・・・。』「遠足の日に練習したんですか?」『試合前だったんじゃないかな。早朝練習して、そのままラケット持って電車に乗ったような記憶があるんだよねえ・・・』「本当に滅茶苦茶ですね。」『ああ、今考えると、お弁当作るの大変だっただろうにね・・・』「クレームとか来なかったんですか?」『来なかったねえ・・・そんな時代だったんじゃないかなあ。』「時代ですか・・・今だったら来ますよね・・・」『どうかな。内申で脅してるから・・・・』「ああ、内申か・・・確かにあるかもですね・・・」『やっぱり、いい時代だったのかも・・・・』

今日の写真1・2・3
庭でテニスすることで、テニスの感覚を忘れないようにしています。本当は動かないといけないんだろうけれど・・・ライバル達のテニスをイメージしながら熱中症に気をつけながらボールを打つようにしています。そして、スクワット・・・少しずつ数を増やすようにしているのですが・・・・


*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。


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8月25日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第238弾!2020年8月25日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第238弾!2020年8月25日(火)  たかやん

4時半過ぎ
今日は長男亮の誕生日。あの日から、今日まで生きてくれたことが嬉しい。あの日、清瀬の小児病院の駐車場で泣いた日から・・・・


小さい頃から、僕がやることを何でも真似る子だった。テニス・サッカー・将棋・囲碁・麻雀・ギター・・・何でもやろうとした。父親の僕が若かったせいもある。そこが、空とはえらい違いかも知れない。そして、何も欲しがらない子だった。「あれを買って」「あそこに連れて行って」と言った記憶がない。父親が貧しいことを知っていて気を遣っていたのかも知れない。両親が別れることになったとき、俺についてきてくれた時も、父親が独りになったら可哀想だからと俺を選んでくれたような気がする。

そんな亮に心臓の病気が見つかって・・・「もう運動ができない」そう医者から宣告された日、僕は清瀬の小児病院の駐車場で声を上げて泣いた。「テニスで全国大会に行って優勝する」と言っていた亮から、「運動」を取り上げなくてはならなかったからだ。小学生の亮にそれを宣告することの残酷さを想像するだけで胸が痛くて、痛くて・・・・。

出会い
堀之内病院でも清瀬の小児病院でも「運動はできません」と言われたが、同僚の古庄先生から日大病院の原田先生を紹介されて・・・藁をもすがる思いで日大へ行った。日大病院の原田先生に「体育の運動程度ならやってもいいですよ」と言われた時は、神様に会ったような気がした。日大病院の原田先生との出会いがあったから、亮は六中のテニス部に入り、夢だった全国大会に行くことができたのだ。そして、全国でも関東でも優勝して・・・
高校にもテニスで入って・・・でも、亮の心臓はそれ以上はもたなかった。もう悲鳴をあげていたのだ。テニスが出来ない日々が続いて・・・・そして、高校を1年で退学・・・・亮は仲が良かった先輩達と別れ、俺の元に帰ってきた。そして、高校2年になる筈の歳に「大検」を受けて、一発で合格。小さい頃、お風呂の中で二人で将棋をすると・・・直ぐに俺より強くなったっけ・・・。頭の中に将棋盤が入っていたのだと思う。
朝からそんなことを思い出した父であった。

宿題
高2の娘からの宿題に燃える。娘達は突然、色々な無理難題を言ってくるのだが、それに応えようとする自分が面白い訳で・・・

ダスキン武蔵野
お昼過ぎにダスキン武蔵野の坂本さんが来てくれた。初めて会ったのだが、この人は仕事が出来る人だ・・・と直感で分かった。そして、3時間後。我が家のお風呂はピカピカになった。お風呂掃除とエアコン掃除はプロに任せるようにしている。その方が遥かに綺麗になるし、自分の時間は確保されて、お金が回るからだ。お金が回れば、それが誰かの収入になり、誰かの家庭を支えることになる・・・。今日も最高の仕事をしてくれたダスキン武蔵野の坂本さんに感謝、感謝である。

打ち合わせ
そして、地元の業者の方とマンションの消防設備点検の打ち合わせ。僕らが地元の業者に拘るのは我々の大切な管理費を大切に使いたいから。地元の業者さんとの信頼関係こそが、いい仕事に繋がると考えているからだ。その打ち合わせも無事終わって・・・・


夜は塾。中二の息子との個別対応の塾。息子から学校での面白い話を聞かされて・・・大笑い。「授業で寝ちゃった」『駄目だろ、寝たら・・・』「でも、詰まらなくて・・・」『そういう時は自分で面白くするんだよ。』「どうやって?」『それはだなあ・・・俺はこうやって、こうやって、こうやって面白くしたんだ。』「えーっ」
後半は中三と中二の息子達との集団塾。リクエストに応えて久しぶりに理科の授業をやる。やっぱり授業は楽しい。授業をすると幸せに感じる訳で・・・英語や数学の質問にこたえて・・・今日の大切な時間は終わったのだった。

イラストレーター
空が絵を描いて、パソコンに取り込んで・・・色を付けている。『え?俺のパソコンってそんなことできるんだ・・・』そう、それを僕のデスクトップでやっていた訳で・・・それが余りにも上手過ぎて、ちょっとビックリしたのである。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第884弾!   素質31

「祐二以外に印象に残った子はいなかったんですか?」『一杯いたよ。出席番号順に全員の名前を言いたいくらい・・・』「全員覚えているんですか?」『当たり前だろう。担任なんだから・・・』「その中でも記憶に残る子は?」『みっちゃんかな。』「男の子ですか」『いや、綺麗で頭が良くておとなしい女の子だよ。』「なんで記憶に残ってるんですか」『3組は本当に楽しいクラスだったからね、クラス替えをしないで持ち上がろうって言ったんだ。でも却下されて・・・クラス替え。』「みっちゃんは?」『2年4組』「タカヤンは?」『俺は2年1組。』「残念ですね」『ああ、しょうがないんだよ。俺は最初の3年4組の時もそうだったけど・・・いつも余り物のクラスしか担任できなかったんだ。』「え?余り物ですか?」『ああ、その時も新任が3人いて、女の先生が3人いて・・・久しぶりの担任が1人いて・・・俺と亨と誠が最後まで残って・・・その中でも俺が最後で・・・』「じゃあ、みっちゃんのクラスは選べなかったんですね」『ああ、速攻で取られてたね。』「それで、どうなったんですか」
『2年生になって最初の日に泣いて怒ったんだ。』「え?」『何で私は1組じゃないんだ。何で私を取ってくれなかったんだ!ってね。』「それ・・担任としては嬉しいことじゃないですか。」『いやいや、その怒りが長かったんだよ。みっちゃんは結局、1年間、口をきいてくれなかったんだ。』「えーっ!1年間もですか・・・」『正確に言うと、卒業するまで・・・っていうか、卒業してからも・・・』「それは凄い・・・・余程頭にきたんですね」『俺だって、出来ることならみっちゃんを担任したかったよ。だって、可愛くて、頭が良くて、おとなしいんだから・・・1組の女の子達とはえらい違いな訳よ・・』「1組にはそういう子はいなかったんですか」『綺麗で、頭がよくて、おとなしい子?・・・いなかったな。』「そんなこと言っていいんですか?」『だって、本当のことだから・・・可愛い子はいたよ。頭がいい子もね。でも、おとなしい子は・・・1組には・・・ねえ。』「怒りますよ。1組の子達」『女の子はおっかないから、怒るだろうねえ・・・お前も本気で教師を目指すなら、気をつけないといかんよ。』「はい」『みっちゃんと笑顔で話せる日が来るといいなあ・・・』「怒ってないでしょ・・・」『そうかなあ・・・そうだといいんだがなあ・・・』「みっちゃん、何歳なんですか・・・」『55歳くらいかな・・・』「・・・・・・」

今日の写真1
母さんは友達をつくのが上手でした。いつも笑顔だったからかも知れませんね。友達をつくるのが下手糞な子達には参考になるかも・・・

今日の写真2
僕の背中をさすってくれた栗原内科クリニックのスタッフのみなさんです。胃カメラが全く苦しくなかったのには驚きました。感謝、感謝です。

今日の写真3
狭山が丘高校のサードは五中で空の同級生の小山君。決勝戦でも守備に打撃に大活躍でした。駅でもいつも笑顔で挨拶してくれる爽やかな小山君です。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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8月26日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第239弾!2020年8月26日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第239弾!2020年8月26日(水)  たかやん

4時半過ぎ
外はまだ暗い。家の中も暗い。みんな熟睡している中、1人密かに「朝勉」をはじめる。最近、高校生からのリクエストが多く・・・分かり易く教えるにはちょっとした努力が必要な訳で・・・昔のような「記憶力」ではないと自覚しているので・・・朝から少しの努力をするのである。

朝練
今日は出来なかったが、明日から「朝練」をすることにした。日中は暑いので、朝の涼しい時間帯に「運動」をしてしまおうという訳である。洒落にならないくらい、エアコンの中にずっといるので・・・運動機能が大分落ちてきている訳で・・・このまま「爺さん」にならないように気をつけないとね。

55歳
昨日来た「ダスキン武蔵野」の坂本さんが、柳沢中出身ということで、『俺石神井高校なんですよ』「あ、石神井のサッカー部の人知ってます。今、おいくつですか?」『いくつに見えますか・・?』「55位ですか。私53何で・・」と言われ・・・(遂に55歳に見られるようになってしまったか・・・)と、少しショックだったのだった。50を超えると、もう爺さんみたいなイメージだからなあ・・・。見かけだけでも50を切らないと・・・・。頭と心は間違いなく十代なのだが・・・体が50代となるとねえ・・・。糞・・・頑張るぞ!!

電話
マンションの方からの電話で出動。メーターボックスの中の異物(遺物)の相談を受ける。写真を撮って、理事会のLINEで流すと、詳しい人がちゃんと説明してくれた訳で・・・・
我がマンションには色々な部門で活躍している人がいるので、超楽しいのである。



夜は塾。中二の息子との個別の塾。いきなりの「理科の授業」のリクエストにちょっと張り切ってしまった訳で・・・・。ああ、楽しかった。そして、後半は中二、中三の息子達との
集団塾。いきなり「朝読書ってあるのね」『ああ、知ってるよ。新座で俺のクラスが一番最初にはじめたからねえ・・・』「え?そうなの?」『それで、朝読書がどうした?』「朝読書の時間に問題集やってたら怒られた。」『何で?』「ダメだって・・・」『なんで勉強しているのに怒られるんだ・・・』「俺も怒られた。読書してたんだけど、ボーっとしてたら集中しろって・・・」『え・・先生は読書してないの?』「先生は監視してる」『先生の方が読書しないと駄目だな・・・。』「たかやん言ってよ・・・」『自分で気づかないと駄目だよ・・・本気で読書させたいなら、面白い本を子ども達に紹介できないと・・・自分も読まないと。』「そうなの?」『当たり前だろ。教える方が読書の本当の楽しみを知らなきゃ、朝読書なんて何の意味もないわ!』形式的にやる朝読書、強制する朝読書には1ミリの意味もない。「朝勉」にして、読書でもいいよ・・・というのなら分からないでもないが・・・どっちにしたって、監視してやらせるもんじゃあない。
「これ覚えられない」と日本地図を出す息子。『いいか、口と手と耳と目とみんな総動員して繰り返すんだ。まず、山脈から行くぞ・・・北上、奥羽、出羽、阿武隈・・・はい手を付けて!大きな声で!』「北上、奥羽、出羽、阿武隈」『平野を行くぞ、津軽、秋田、庄内、仙台、はい!』「津軽、秋田、庄内、仙台!」『川行くぞ!岩木、雄物、最上、北上、阿武隈はい!』「岩木、雄物、最上、北上、阿武隈!」これを繰り返すこと10分弱、『どうだ!覚えただろう!』「うん」『10分もかからないで全部覚えただろ?それを夜もう一度思い出して、朝起きたらもう一度思い出すんだ。それで3か月は忘れないから・・・』「本当?」『本当だよ。インディアン嘘つかない・・・』「・・・・・」

9月議会
いよいよ明日から9月議会がはじまる。議場に入る時に体温を測ることになるという連絡が孝子から来た。感染しても無症状の人がいるし、他の病気でも体温は上がるだろう・・・とも思うが、静かにしていようっと。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第885弾!   素質32

「それで、2年1組はどんなクラスだったんですか?」『2年1組か・・・最初は嫌われていたなあ・・・』「え?タカヤンがですか・・・」『ああ、1年3組では最初からみんなから好かれていたんだけどね。1組は最初、駄目だったんだ。』「そんなことあるんですか・・・」『あるんだよ。宏美、美香、敦子、キンタ・・タナ・・・女の子達から総スカンだったかな。』「タカヤンが何でそうなるんですか?」『俺も分からなかったよ。同じように接した積りだったんだけど・・・前の担任と比べるとダラシナイとか言われてさ。』「前の担任って?」『ああ、1年9組の帯刀先生っていうベテランなんだけどね。』「その先生に負けたって感じですね」『ああ、完敗って感じでさ。』「どうしたんですか・・・」『ああ、男に逃げたね。』「逃げた・・・・男子は大丈夫だったんですか?」『男は単純だから、一緒にサッカーやってりゃ、何とかなるでしょ・・・』「サッカーですか。」『ああ、サッカーやって、大貧民やって・・・』「え、大貧民ってトランプですか?」『ああ、休み時間は大貧民やってたね。天気がいい昼休みは1組の前の校庭でサッカーだったけど・・・』「その間、女子はどうしてたんですか?」『給食の片づけしてから、ベランダから見てたんじゃないかな。』「昔の五中ってベランダ出てよかったんですか?っていうか、男子は給食の片づけしなかったんですか?」『俺たちはサッカーやるんだから、片づけは女の子な!って言った気がする。』「それは嫌われますね」『女の子達はよくベランダで校庭の男子を見ていたよ。男子は女の子が見ていると張り切るから・・・』「タカヤンは?」『そりゃあ、俺も男だから・・・・』「みっちゃんも見てたりして・・・」『それはどうだったかなあ・・・そう言えばいたかも・・・』「それで、どうなったんですか?女の子達からずっと嫌われていたんですか?」『1年生の時から、俺の授業を受けていた子達が、少しずつフォローしてくれたんじゃないかな・・・おとなしい子達がね。まあ、男子はいつも一緒にいたしね。でも、女の子達は俺のことなかなか“タカヤン”って呼んでくれなかった気がするな。』「何て呼んでたんですか」『美香はずっと“担任”だったし、宏美は“あんた”や“先生”だった気がする。』「あんた!・・・でも、先生ならいいじゃないですか・・・」『何か遠い感じがするだろ。』「先生よりあだ名の方がいいんですか?」『当たり前だろう。先生って呼ばれていい気になっている奴らの気が知れないよ。』「先生じゃダメなんだ・・・・」『嬉しいか?愛する子ども達から先生って呼ばれて・・・』「・・・そう言われてみると・・・・」『嬉しくないだろ・・・お前もやってみれば直ぐ分かるよ。先生って呼ばれることの寂しさがね。』「それはビックリですね」

今日の写真1・2・3
夕方、日暮れ前に庭のコートでテニスをしました。素振りをして、壁打ちをして、チューブトレーニングをして、部屋の中でスクワット・・・寝る前には久しぶりに筋肉痛になりました。とてもいいことだと思いました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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8月27日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第240弾!2020年8月27日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第240弾!2020年8月27日(木)  たかやん

4時半過ぎ
外はまだ暗い。いよいよ9月議会がはじまるということで・・・ちょっと緊張した自分がいる。夏休み明けに登校する子ども達のような気持ちになっているのかも知れない。

朝練
少し早めに登庁し、廊下で軽くジョギング。ブラジル体操をしてから、控室で素振りと腕立て腹筋、背筋、スクワット・・・やっているうちに汗ダラダラに・・・・それでも時間があったので、着替えて議場に荷物を持って行く・・・。体温を測ると、35度7分だった。

9時半
本会議がスタートした。9時50分。前で並木傑市長が「議案提出の理由の説明」をしている。隣では孝子が点字でそれを確認している。前は聴いて「記憶」するしかなかったので、大分楽になったと思う。点字プリンターを導入したお陰である。

全協
10時10分から全員協議会がはじまった。令和3年度の予算編成に関して・・・・
10時40分、カサジが質問をしている。
11時・・・語る会を代表して?質問・・・
3年度の予算編成をするに当たって、約25億不足すると予測している。その収支差を埋める為に
1. こども医療費を含めた福祉事業費や教育事業関連予算を削減する。
2. 新座駅北口及び、大和田二・三丁目土地区画整理事業の一時停止や先送り。
3. その他の工事、市民の安全確保等の以外の工事を先送り。
4. 各種補助金の削減。
5. 公共施設の運営の在り方。
6. 人件費の削減。
この6つを考えていると説明があった。僕はその中の1・3・6について質問をしたのだ。僕の質問に対する答弁は

1. 子ども医療費の見直しについて・・・中学校までの水準に下げる。財政が好転したら戻したい。教育費に関しては一時停止・・・
3.  保谷・朝霞線などの県の事業は県と協議する。スローダウンもあり得る。
6. 人件費の削減・・・給与削減・・・ボーナスゼロのところもあるから、最悪のシナリオでは・・・短期間ではあるけれど・・・給与削減もあるだろう・・・
そんな答弁が返って来たのだった。消費増税プラスコロナショックの不況がはじまった。

実家
昼休みの直前の妹と兄の会話。「お昼どうする」『食べないよ。』「あたしも食べない。」『俺実家でゆっくりするから・・・』「実家?」『控室のことだよ。』「ああ、控室ね・・・実家か・・それいいかも。」という訳で、今日から控室のことを「実家」と呼ぶことにした「市民と語る会」であった。

13時半
全員協議会が再開。歴史民俗資料館は五中の初代校長の中村敞一郎が力を入れていた施設である。今まで3回くらいしか行ったことはないが・・・リニューアルオープンすれば、きっと喜んでくれると思う。実樹ちゃんが「玉砂利ってなんですか?」という質問をして、大爆笑。いつも面白い質問をしてくれる訳で・・・聞いていて楽しいのである。

ヒアリング
本会議が終わって・・・孝子は「議運」、僕は「ヒアリング」になった。今回は12項目も質問してしまったので、ヒアリングが大変なことになった訳で・・・・ヒアリングが終わったのは17時を遥かに過ぎていたのだった。みなさん、お疲れ様でした。でも、ちょっと楽しいヒアリングだったかも・・・・。


夜は塾。中二・中三の息子達と高3の娘との集団塾。中学生達と高校で学年トップの子を一緒にやるのだから、滅茶苦茶である。でもね、誰だっていつも独りでやるより、たまにはいい訳で・・・超面白い時間があっという間に過ぎていったのだった。

朝から仕事をして、休み時間に管理組合の仕事をして、夜は塾をやって・・・・なんか充実した一日だった。朝練にはじまって、夜勉に終わる・・・そんな教師時代の自分を思い出したのだった。ふう・・・。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第886弾!   素質33

「2年1組は結局どうなったんですか?」『そりゃあ・・・行事は悉く優勝したよ。陸上競技大会、水泳大会、文化祭、体育祭、合唱コンクール、球技大会・・・殆ど優勝かな。』「凄い・・・」『担任が負けず嫌いだからね・・・』「生徒はどうだったんですか?」『負けず嫌いになっていったかな・・・』「あの女の子達とはどうなったんですか?」『宏美や美香達?』「そうですよ」『そんなこともあったよねえ・・・みたいな感じかな。』「そうなんだ・・・変わったんですね」『まあ、俺がボスだったからねえ・・・』「ボス?」『ボス猿・・・』「どういうこと?」『男は全員坊主!って言って、坊主にしたり・・・』「嘘・・そんなことやって大丈夫だったんですか?」『だって、担任も坊主にしちゃうんだから、逃げられねえだろう。祐二は泣いていたけど・・・』「意外ですね」『人は人っていうのが祐二だったからね。』「それでも坊主にしたんですか?」『流石の祐二もみんなの圧に勝てなかったんじゃないのかな・・・』「可哀想に・・・」『クラスの成績もどんどん上がっていったしね・・・最初は下の方だったけど・・・最後はトップだったね。』「それが凄いですよね」『ずっと一緒にテスト受けていたからね。』「どうやって?」『テスト監督しながらやるんだよ。』「そんなことできるんですか?」『最初に配って・・・暫く見守りして・・・15分くらいでやるんだよ。俺が監督だと誰もカンニングは出来なかったしね。』「何でですか・・・試験やっていたら、出来そうだけど・・・・」『俺はカンニングのプロだぜ・・・やれるもんならやってみな・・って前もって脅かしておいたんだ。』「タカヤン、カンニングのプロだったの?」『中学までは一度もやったことがないよ。石神井に入って、1年生の時にね。ありとあらゆるカンニングをやったんだ・・・』「バレなかったんですか?」『ああ、一度もね。カンニングはその1年でやめたけどね・・・』「何で、ですか?」『詰まらないから・・・』「詰まらない?」『自分の実力じゃない成績取っても面白くないじゃん。』「確かに・・・・」『本気で実力でやるから面白いんだよ。テストは・・・』「テストが楽しい?」『楽しいじゃんか。勉強しただけ点数伸びるんだから・・・勉強の仕方が正解だと気分いいでしょ・・・。』「正解なら・・・・」
『そう、勉強方法と勉強の中身がそのまま結果になるじゃんか・・・作戦も努力も評価されるからねえ・・・』「その作戦や努力の方法を生徒に教えたんですか・・・」『まあ、そんなところかな・・・。』「僕にも教えてください・・・・」『教えてきただろ・・』「改めて・・・」

今日の写真1・2
廊下で走ってから・・・実家で腕立てをしました。深い腕立てが少しキツクなってきました。鍛えないといけませんね。

今日の写真3
そして、素振りです。孝子が来る前に汗をかいて・・・スーツに着替えて議場に向かいました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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8月28日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第241弾!2020年8月28日(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第241弾!2020年8月28日(金)  たかやん

4時半過ぎ
久しぶりに二人で池袋へ。海を連れてウィンザーに行ったのだ・・・でも、なかなか見つからない。ウィンザーがあったところに行くと・・・そこは飲み屋になっていて・・・二人で顔を見合わせたところで、目が覚めた訳で・・・・海は男の子だったか、女の子だったか・・・目が覚めたら忘れてしまった。

朝勉
高3の娘と「どっちが先に全部覚えるか」という勝負をすることになった。最初は「英検準一級」の「でる順パス単」1850語。それが終わったら「英検1級のでる順パス単」2400語。準一級の期間は10日間。という訳で、朝練どころではなく、朝勉である・・・

9時半
楽しみにしていた「韓国ドラマの最終回」を見ている。なかなかロマンチックなのである。
韓国の政治手法は大嫌いだが、韓国ドラマは大好きな訳で・・・死ぬ前に一度行ってみたいなとも思う。

安倍のスピーチ
どうやら、これから安倍のスピーチが登場するらしい。彼のスピーチに心を動かされることがないのは・・・自分の言葉ではないからだろう。自分でスピーチを考える力がないから、誰かに書かせた原稿を棒読みするだけなのだ。そもそも、彼には苦しむ人々の気持ちに寄り添う感性がない。元々そういう能力が無い人間が総理になってしまったのが悲劇だったのだ。そんな人間のスピーチを何年も何年も聞かされてきた国民は本当に「不幸」である。

辞任
そんな中、「安倍辞任」の速報が飛び込んできた。国民の為になることは、国民にいいことは何一つしてこなかったのだから、「安倍辞任」はいいことである。これで彼の大嘘を聞かなくて済む訳で・・・多くの国民は喜んでいるだろう。問題は彼の大嘘をこれから裁けるかどうかだ。「森友・加計問題」「桜を見る会」「道徳の教科化」官僚組織が公文書の改竄を平気でやるようになったのは安倍政権のへの忖度以外の何ものでもない。安倍が辞め、安倍を忖度した官僚達も辞めれば少しはいい国になるのだろうが・・・・

怖い・・
そして、石破がテレビで話している。目が怖すぎるだろ・・・。習近平や金正恩と戦うにはいいかも知れないが・・・怖すぎる。人気は出ないだろうねえ・・・。

大坂なおみに拍手
テニスだけではなく、人として尊敬される発言に拍手を送りたい。誰だって政治を語る資格はあるのだ。そして、棄権を発表した次の日にWTAの要請を受けて、撤回する柔軟さにも拍手である。

テニス
今日も庭で少しだけテニス。そして、筋トレをして・・・汗をかいてお風呂で「英単語のトレーニング」高3の娘には負けられない訳で・・・気合が入るのである。


夜は塾。中三の娘と息子達との塾。数学をやって、理科をやって、英語をやって・・・授業の流れで大笑いして・・・塾が終わって、家のまで雑談。面白い話が沢山出てきて・・・・この子達ともう少し色々話せたらなあ・・・そう思った訳で・・・今日も、いい一日が終わりそうである。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第887弾!   素質34

「2年1組で他に思い出は・・・・」『色々あるけどねえ・・・当時は金八がはじまった頃でね。2年1組の表札はある日、2年B組になっていたなあ・・・』「えーっ!どうやって・・・あ、1に3をくっつけたのか・・・」『誰かがマジックで1をBにしたんだねえ・・きっと祐二か、昭治か弘基か峰且あたりが・・・』「よく名前が出てきますね。それでどうしたんですか・・」『そのままにしておいたよ。』「そのままにですか・・・」『ああ、多分ずっと・・・最後まで消した記憶がないから・・・』「他の先生達は大丈夫だったんですか?校長先生とか・・・」『仲間達は笑ってたなあ・・・ノンビリしていたのよ。校長は何か言ったような気もするけど・・・無視したかな・・・』「無視ですか・・・そんなことして・・・」『俺のクラスなんだから勝手だろうって・・・今考えると・・・25歳の若造が校長にそう言ったんだから・・・ふざけてるよねえ。』「校長は何て言ったんですか・・・」『何かあったらお前が責任を取るんだぞって・・・』「それで、タカヤンは何て・・・」『そんなこと当たり前だろ、俺のクラスなんだから・・・』「滅茶苦茶ですね」『中村敞一郎以外の奴の言うことは聞かねえぞって思ってたんだろうねえ・・俺の校長は敞一郎だけだって・・・』「初代校長ですよね。教育長になった人でしたっけ・・」『ああ、俺を3年の担任にしておいて、1年でいなくなったふざけた校長だよ。』「でも、好きだったんですか・・」『ああ、俺の能力を信じてくれた人だったからな。いつも俺を応援してくれていたしね。』「何かいいですね・・・・その後の校長は可哀そうだけど・・・」『3年目の若造が生意気すぎだよねえ・・・まあどうせクビにはできねえだろうし・・・学級通信見せても、文句言ったから、嫌いになっちゃんたんじゃないかな・・・』「タカヤンの学級通信に何て言ったんでしたっけ?」『ああ、この文章は親に向けての文章じゃないとかなんとか・・・・俺は子ども達に向かって書いてんだよ!うるせえんだよ!って感じかな。』「うるせえ!って校長に向かって言ったんですか?」『多分・・・心の中でね。』「でも、そういうのってきっと校長には伝わったでしょうね」『ああ、態度悪かったからなあ・・・・』「誰にでもそんな態度だったんですか」『いや、子ども達のことを本気で考えている先輩にはそんな態度はとらなかったよ・・・・』「そうなんだ・・・よかった。」『多分だけどね、俺校長のこと、校長先生って呼んだことがないのよ。敞一郎もね。』「何て呼んでたんですか」『校長!だよ。』「普通は校長先生って呼ぶか・・・・」『社長に様をつけたらおかしいのと同じでさ、本当は校長に先生をつけたらおかしいのさ。』「でも、周りは校長先生だったんですね。」『ああ、だけど、俺は新任の時からずっと校長・・・』「それは目立ちますね」『だろ?若造が何だってなるよね・・・だけど、間違っているのは自分のことを校長先生はとか言ってしまう気持ちの悪い奴らの方だからさ・・・いつも校長!って言ってたのよ。』「それは睨まれるかも知れませんね」『いいんだよ。別に。大したことがないのが校長になってたんだから・・・・』「そういうこと言うから睨まれるんじゃないですか・・・」『そういう奴に限って偉そうにするから、カチンとくるんだ。』「先輩なのにですか?」『大学の先輩の方が何倍も優秀だったからね。何言っちゃってんのお前って感じでさ・・・いや、管理職じゃない先輩の中にはいたよ。尊敬できる人達・・・優秀な先輩いたよ。』「例えば・・・・」『甲神嵒、川島勝治、木下保則・・・』「よく名前が出ますね・・・」『その3人は魅力があったからね。』「タカヤンが魅力を感じる先輩ってどんな先生だったんですか・・・」『それを話すと長くなるからな』「はい」

今日の写真1・2・3
ラケットを握っていると幸せを感じます。テニスをはじめたころ、枕元にラケットを置いて寝ていましたが・・・僕が死んだ時は、棺の中にラケットを1本だけ入れて貰えると、安らかに眠れそうな気がします。ラケットにはちょっと可哀想ですが・・・

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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8月29日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第242弾!2020年8月29日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第242弾!2020年8月29日(土)  たかやん

4時半過ぎ
起きて最初に読んだのは新聞ではなく、「英検準1級のでる順パス単」。嘘つき首相の辞任が1面に載っている新聞よりも、嘘のない「英単語」に目を通した方が幸せな気がしたのである。暫く英語のトレーニングをしてから、新聞を取りに行ったのだった。

新聞
そして、東京新聞を読む。案の定、嘘つきの顔が一面である。だから、読みたくなかったのだ。人相の悪い人間を見ていると、自分の心も汚れてしまいそうな気がして嫌なのである。

300
英単語のトレーニングは娘も僕も「英文」を瞬間で訳す方法でやっている。単語を日本語に訳すだけのtrainingは詰まらないし、「英文」を瞬間に訳していく方法だと「長文読解」のtrainingにもなるので実に楽しいのである。1日300英文・・・楽しいと出来るのよねえ。

バースデイ
17時から6チャンネルを録画。勿論「バースデイ」である。僕が知っているみさえ姉ちゃんとは違う、「上田みさえ」がそこにはいた。67歳の姉ちゃんも77歳の姉ちゃんも、格好よかった!

ふじみ野高校
空と二人でふじみの市へ。初めて「ふじみ野高校」に行ってきた。自分が想像していたのと違って・・・自。然が豊かな中にある、凄くいい感じの高校だった


夜は塾。高1の息子との個別の塾。「英語」と「数学」に燃えながら、大学受験の話になった。学年の最下位に近かった僕と、学年でトップの息子の意識の違いに驚く。高1の今頃の俺は「インターハイで優勝して、早稲田か法政に入る」くらいのことしか考えてなかったからだ。息子は今から国立の教育学部に入るから、この教科に力を入れないと・・・と、本気モードなのだ。高1の息子が教壇に立つ日まで元気でいたい・・・そう思ったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第888弾!   素質35

「尊敬する先輩の話で終わりました・・・」『何回か日記に書いたんだけどね・・・甲神嵒っていう9歳先輩がいたのよ。』「はい。凄い先生だったんですよね」『そう、最初の学年の時、たかむらさんなら大丈夫って言ってくれたんだ、嵒がね。それで、その言葉だけが頼りで俺は頑張れたんだよね。』「教科は何だったんですか、その嵒先生」『嵒は体育だよ。埼大の数学科に入って・・・体育科に転部して・・・首席で卒業。』「頭よかったんですね」『ああ、滅茶苦茶、教養のある体育の先生だったよ。』「タカヤンがそう思うんだから、相当ですね」『字は上手だし、孫子読んでるし・・・・』「孫子って・・・」『孫子の兵法って知らないか?』「孫子の兵法・・・聞いたことあるかも・・・」『剣道は日本一だし、バスケでインターハイ行っているし・・・俺、基本、体育の先生に体育総合で負けたことないんだけど、嵒には勝てる気がしなかった。』「体育総合って?」『俺が得意だったのは、テニス、バトミントン、鉄棒、器械体操、サッカー、バスケ・・・嵒は剣道、バスケ、バレー、格闘技・・・だけど、そのレベルが凄かったんだ。まあ、テニスや器械体操、サッカーは俺の方が凄かったけど・・・』「普通、理科の教師が器械体操はできないでしょ」『まあ、車輪ができる体育教師も余りいないからねえ・・・』「タカヤン、そんなことができたんですか?」『ああ、中学時代から出来たよ。』「何で体育の先生にならなかったの?」『なろうと思ったんだけど、日体大が私立だった知って、やめたんだ。』「なんだそれ・・・日体大が国立だったら、いったんですか・・・」『多分ね。そんなことはどうでもよくて・・・嵒は兎に角、格好良かったんだ。腕っぷしも強かったしね。』「戦ったんですか?」『バカ、相手にならねえよ。もの凄いスピードなんだから・・・剣道の技も、パンチのスピードも・・・』「見たんですね」『ああ、目の前でね。剣道も凄いんだ。滅茶苦茶強くて格好いい。姿勢もいいし、凛としているんだ。イケメンだし・・・』「最高じゃないですか・・・」『でも、酔っぱらうとアウトでさ。そのギャップが面白かった。』「そうなんですね。埼大っていいんですかね」
『ああ、優秀だと思うよ。埼大、学芸大、教育大・・・優秀な人が多かった。』「教育大ってありましたっけ?」『今の筑波だよ。』「筑波・・・偏差値高そう・・・・」『偏差値なんか関係ないよ。やっぱり伝統があるからじゃないかな。日本の教育を支えてきた伝統。その辺が北大とは違うよね。』「北大は駄目ですか」『そんなことはないよ。北大に興味があるの?』「あります。北大の教育学部」『いいねえ。札幌はいいぞ。』「そうですか。何がいいんですか。」『女子高生が綺麗だ。』「何言ってんですか・・・犯罪ですよ」『バカか。18歳の大学生と17歳の女子高生が恋に落ちる・・・何で犯罪なんだよ。』「あ、そっか・・・確かに」『それに札幌は本当にいい街だ。自然が豊かで、しかも都会で・・・』「北大って駅近ですよね」『そうだよ。駅近だよ。いいぜえ・・・何お前、理数が強いのに、文系に行くの?』「社会も好きなんです。」『お、数学や理科が得意な社会の先生って、いいぜえ・・・』「そうなですか」『ああ、絵が上手な数学の教師とか、ピアノが弾ける英語の先生とか、政治に詳しい体育の先生とか・・・』「確かに格好いいかも・・・・」『だろ?1つの教科のエキスパートになりつつ、他の教科も教えられる先生って魅力的だろ?』「タカヤンみたいに・・・・・」『俺のことを言ってんじゃないよ。お前がそういう教師になったら、生徒は幸せだよねってこと。』「北大に行けますかね」『行けるさ。俺は学年でペケから6番で行けたんだから・・お前は学年1位だろうが・・・』「まあ・・・でも、国語が苦手で不安で・・・・」
『いい手があるぜ・・・』「どうやるんですか・・・」『また明日ね。』「はい」

今日の写真1・2・3
「ふじみ野高校」です。ちょっと通ってみたくなりました。学校が出している「気」みたいなものがあるじゃないですか・・・「いい気」を感じたのです。月曜日にもう一度行くので、高校生達と会うのが楽しみです。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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8月30日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第243弾!2020年8月30日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第243弾!2020年8月30日(日)  たかやん

4時半過ぎ
久しぶりに五中へ。職員室への復帰はいったい何年振りだろう。しかも、成績処理の真っ最中に呼ばれるとは・・・。校庭では体育の授業。おや、見たことのある先生が・・・随分、前時代的な授業だなあ・・・そう思っていたら、突然女の子が倒れた。熱中症だ。校庭にすっ飛んで行き、担いで保健室に運ぶ。『若い先生に・・・体を冷やして!俺はスポーツドリンク買ってくる・・・』自動販売機でポカリを買って・・・飲ませると、少し落ち着いたみたいだった。あれ、俺は何をしに五中に来たんだろう・・・・。そう思った瞬間、目が覚めたのだった。そして、枕元に置いてあった「英単語の本」でtrainingをはじめたのだった。

東京新聞
そして、東京新聞を読む。日曜日の朝刊。勿論、真っ先に読むのは「本音のコラム」である。

責任取って辞めてくれ      前川喜平
僕がツイッターを始めたのは、第二次安倍政権発足の時だ。文部官僚として生き辛い時代を覚悟した僕は、本当の思いを吐き出す場が欲しかった。名前は「右傾化を深く憂慮する一市民」
政権が真っ先に行った朝鮮高校の無償化からの排除には深く落胆した。安全保障法制は明らかに違憲立法だった。僕は我慢がならず、国会正門前のデモに参加した。
 加計問題では、安倍氏の親友加計孝太郎氏のため、本来認可できない獣医学部が認可された。森友問題では、国有地の不当な払下げに関する決裁文書が改ざんされ、そのために赤城俊夫さんが亡くなった。安倍氏と親しい山口敬之氏は、伊藤詩織さんに性被害を与えたが、逮捕も起訴もされなかった。
 安倍氏がやると言ってやらなかったことは、拉致問題や北方領土問題だけではない。希望出生率1.8、女性管理職3割、国内総生産(GDP)600兆円など。コロナでも株価は下がらない。アベノミクスの破綻は明らかだ。嘘を嘘で固めた国会答弁。プロンプターを読むだけの記者会見。辞めるなら説明してから辞めてくれ。
 安倍氏が辞めても、専制的で欺瞞的で無責任な政権体質は、負のレガシーとして残るだろう。「あべとともにさりぬ」というわけにはいかない。(現代教育行政研究会代表)
*東京新聞朝刊 2020年8月30日(日)
「お疲れ様と一言いえないのか」という人もいるらしいが・・・公私混同の権化のような男にそんな言葉は似合わない。総理はやめるけど、国会議員はやめないのだから、「説明」くらいはいくらでもできるということだ。日本国民を「政治不信」の塊にした罪は重い。体をしっかり治して、説明してもらうとしよう。

モッコ
今日もモッコが来てくれた。モッコは僕と空の英語の先生である。そのモッコに少しだけ僕は庭でテニスを教えたのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第889弾!   素質36

「どこまで行ったんでしたっけ・・・」『お前が北大に行きたいって言ったところ・・・・』「ああ、その前に嵒先生の話でした・・・」『そうだった・・・嵒は俺に色々任せてくれたんだよね。進路指導は勿論、生徒指導もね・・・嵒のやり方を直で教えてくれた上で、俺のやり方を認めて、応援してくれたんだ。それまでの力任せのやり方を時代遅れだと気がついていたんだね。』「それで、タカヤンはどうやったんですか・・」『一緒に遊んだんだよ。』「え?」『子ども達と一緒に遊んだんだ。悪いのとも悪くないのとも・・・』「不良とかってことですか?」『不良っていっても、本当に悪い子なんて中学生には一人もいないからね。』「ああ・・そういうことか・・・」『大人でも可能性があるのに・・・中学生なんて、一緒に遊べば・・・自分が餓鬼大将になっちゃえば何とかなるものだよ。』「教師がボスになっちゃうんですか・・・」『ま、そんなところだ。悪いことも一緒にやる・・・』「え?」『例えば、チャイムが鳴る前に校庭に出ちゃいけないなんてルールがある時に、それを破って校庭に出て、一緒にサッカーをやる・・・』「ああ、学校のルールですか・・・」『当たり前だろ・・・法律破ってどうすんだよ・・・』「ですよね」『学校のルールを破ることで連帯感が生まれる・・・』「先生が学校のルール破ってどうするんですか?」『学校には教師から見てもおかしなルールがあるんだよ。大学を出たばかりだとそれがピンとくる・・・』「ピンと来たんですね」『ああ、ピンと来たよ。その感性が中学生と同じだと・・どうなる?』「共感します」『共感するってことは?』「仲間ってこと・・・か」『そう、仲間だと思って貰えば・・・』「ボスになれる・・・言うことを聞くんですね。」『だろ?』「でも、職員室でいじめられませんか」『苛められないよ・・嵒も神さんもいたからね。』「神さん?音楽の先生ですか・・・お母さんに聞いたことあります。」『ああ、有名なおばさん先生だったから・・・神さんがみんなの前では怒っても、裏では支えてくれていたから・・・』「おばさんがみんなの前では怒る・・・・」『そう、学年主任だったからね。でも二人切のときに、それでいいんだよって・・・・』「なんか、ドラマみたいですね・・・」『当時の五中は毎日がドラマだったよ。滅茶苦茶面白かった。』「タカヤンその時何歳でしたっけ」『25』「あ、そうでした」『嵒は34で神さんは45位だったかなあ・・・神さんは俺にとってお母さんだったんだな。』「お母さんですか・・・・」『母さんがいたから、学校ではいつも安心して生きていけたんだ。兄貴もいたしね。』「昔は家庭的な学校だったんですね」『ああ、凄くね・・・・そして、いつの間にか安心できて、学力が高い学校になっていたんだ。』「学力高かったんですか」『ああ、県内でトップだったよ。』「本当ですか?」『ああ、結局は優秀な先生が多かったんじゃないかな。その先生達が荒れてない学校で安心して教えると・・・・』「学力上がりますね」『そうなのよ。荒れた学校じゃあ、誰だって学力を上げるどころじゃないからね。生徒指導で終わるだろ。』「それ駄目ですね」『時代遅れの生徒指導やって学校が荒れるより、学校のルールを破って、子ども達と遊ぶ教師がいる方がいいだろうよ。そういうことがたまにある教師が増えていったら・・・いいだろう。』「増えていったんだ。」『暗黙の了解でね。そんな雰囲気になっていったんだ。』「いいなあ、それ」『ま、職員室から放送で呼び出されて、職員室前に正座させられたこともあったけど・・・』「え?タカヤンが?」『そう、子ども達と一緒に正座したんだ。教師が職員室前に正座だぜ。笑うよね。遊ぶ時は遊ぶ、学ぶ時は学ぶって感じかな。』「大笑いじゃないですか。でも、先に遊びがあるのがいいですね」『それが味噌だからね。』「遊びが味噌か・・・・・今の五中じゃ考えられないけど・・・」『先生達も遊ばないと頭が固くなるからね。』「遊んでないから笑顔が少ないのかな・・・・」

今日の写真1・2・3
隙間時間にテニスをしました。早くコートでやりたいものです。チューブトレー
ニングもやっておかないと、筋力が落ちるので・・・頑張ります。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・


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