Diary 2019. 7
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7月21日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第202弾  2019年7月21日(日) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第202弾  2019年7月21日(日) たかやん

川遊びのお知らせ
来月8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

朝勉528
今日も英語のtrainingで一日がはじまった。うーむ。やっていると、少し眠くなる今日この頃。

甲府
空が先輩の関東大会の応援に甲府に行くというので、朝早く、東久留米に向かった。高尾で待ち合わせということで、6時台の電車で行ったのだ。


8時に紀が来た。母さんに線香をあげに来てくれたのだ。母さんの遺影は紀とのツーショットを切り取った笑顔な訳で・・・・紀は暫く、母さんの遺影に手を合わせていた。

スーパードライ
それから、紀と二人で「スーパードライ」で乾杯した。朝からスーパードライをハイピッチで飲んでいく。つまみは面白い話・・・二人でひたすら飲み続ける。
『嵒の面白い話聞く?』「聞く、聞くーっ!」『嵒さあ、高校入試の時、親には私立を受けるっていって、受験料貰って・・・出願しなかったんだぜ。』「えーっ!」『それで映画見に行って、試験の日もサボって、合格しました!って言って、その金で映画見てたんだぜ・・』「やるねえ」『だから、結局、都立一本。それで竹早に合格したんだよ。』「すご」『それで埼大の数学科に入って、途中で体育科に転部して・・・首席で卒業したんだ。』「やっぱり違うんだね。普通の体育教師じゃないよね。」『ああ、教養のある体育の教師だったよね。』「っていうか、昔の五中の先生って、レベル高かったよね」『まあ、優秀な先生は結構いたよね。そうじゃないのもいたけど・・・・』
「甲神先生さ。俺たちが2年生の時の練習でさ。俺たち正座させて・・・お前ら、家庭を捨てろ!って言ったんだぜ。」『え?中学生に家庭を捨てろ!ってどういう意味よ。』「わかんねー」俺たちのバカバカしい話に亮とひとみも加わって・・・話は6時間近く続いたのだった。

小さいお兄ちゃん
紀たちと入れ替わりで、次兄の達矢も母さんに線香をあげに来てくれた。紀とは6時間、小さいお兄ちゃんとは3時間、母さんのことを語ったのだった。

176弾!
隙間時間に175弾の校正を少しと176弾の作成。今日の選挙の結果によって、176弾の内容は変わるかも知れない訳で・・・・

生徒指導
18時過ぎ。我が家の玄関のチャイムが鳴った。『どうしました?』「中学生達が4階のルーフバルコニーに登っているんです。」『え?』「注意して落ちたらいけないので・・・」『直ぐに行きます。』雨が降っているのだから、滑って落ちたら大変である。管理人室からカギを持って、現場に向かう。4階の突き当りのドアを開けて、落ちたら死んでしまうような縁を歩き・・・ルーフバルコニーを見ると、確かに中学生達が複数人いた。『何やってんだ!!』と一喝。ビビる中学生達。『落ちたら死ぬぞ!このタコが!』と頭を軽く引っ叩く。『何、人の家の屋根に乗ってんだよ!』「ごめんなさい」『落ちて死んだらどうすんだよ!』「・・・・」『どうやって、登ったんだ?』「3階から、よじ登りました」『サルか、お前らは・・・落ちたら死ぬぞ!』「・・・・」『防犯カメラに写ってんだよ!』「あちゃ」『警察に連絡するか?』「いえ」『どこの中学校だ!』「〇中です」「△中です」『学校に連絡するか?』「勘弁してください」『親に連絡するか?』「お願いします」「許してください」ゴン!・・・・『今度やったら、ぶっ〇すからな・・・』ゴン!「あ、はい」中学生達は散らかしたゴミを全て拾って、4階のおばさんにも「ごめんなさい」「すみませんでした」と謝って・・・エレベーターで無事地上に降りたのだった。という訳で、警察は勿論、学校にも親にも通報せず・・・子ども達を信じたおっさんであった。お前ら、もう、ひとんちの屋根に無断で登るんじゃないよ。俺は信じているからな。そして、気をつけるんだよ。この夏休み、怪我をせず、事件にも巻き込まれず無事で生き残って、元気な顔で学校に帰るんだぞ。いいな。
  夏休み早々、近隣の中学生の生徒指導をするとは・・・子ども達が逃げて落ちたら大変だと、警察に連絡をせず、僕に教えてくれた優しい住民の方に感謝である

西友
夕方、西友に買い物。例によって「ノンアルコールのスーパードライ」のロング缶を6本買う。今日一日であれだけ飲んだのにねえ・・・

東久留米
そして、山梨から帰ってきた空を迎えに東久留米の東口へ。空達は応援しただけなのだが、結構疲れて帰ってきたのだった。

人相
静かだったテレビが、突然「参議院選挙」を取り上げはじめた。投票が終わってから大騒ぎするのだから、安倍晋三の思い通りという訳だ。安倍晋三と山本太郎がテレビに映った。人相がよかったのは、勿論山本太郎。その差は月とスッポンである。国民のことを本気で考えている政治家の人相は素晴らしい。それと比べて、今回の結果を受けて「消費税は10%に増税する」と言い切った安倍晋三の「嘘に塗れた顔」は悲しい程、悪相だった。そりゃあそうだ。山本太郎が言うように「消費税は金持ちをより金持ちにし、貧乏人から搾り取るだけ絞り取る悪税」だからだ。
安倍晋三の人相が悪いのは、庶民から税金を搾り取り、日本をデフレにし続けているからだ。誰の為に・・・自分達を支援する大企業、金持ちの為にだ。流石に憲法改正の発議の3分の2には届かなかったようだが・・・消費税増税が国民に認められたと思ったら大間違いである。

教師を目指す人へのメッセージ   第487弾!    夏休みの生徒指導

 “公園で煙草を吸っている中学生達を見つけたら・・・つかつかと寄っていき、「何やってんだ!」とタバコを取り上げる。この時、躊躇したら負け。そして、煙草の吸殻を拾わせるのも忘れてはいけない。そして「タバコは体に悪いんだ」「大事な成長期にタバコを吸ってどうする!」「大人になっても吸うんじゃねえぞ!」と本気で子ども達の体を心配することが一番大事。
勿論、手を挙げてはいけないよ。蹴飛ばしてもいけない。信頼関係がないからね。言葉だけで十分。気迫があれば十分。煩い大人になることだ。嫌われていい。大事なことは子ども達のことを本気で可愛いと思うことだ。そして、信じてやることだ。裏切られてもいい。信じてやることだ。
そして、最後に一言。「困ったことがあったら俺のところにこいよ。」そう言って欲しい。生徒指導に迷いがあってはいけないよ。子ども達は本気で叱ってくれる大人を待っているのだ。“
 これは昔、後輩たちに書いた文章です。今も通用するかどうかはわかりませんが、僕はどんな時代もどんな子どもたちにも通じると思っています。見てみぬふりをする大人だけにはならないでくださいね。あなた方は先生なのですから・・・・。自分の学校の生徒だけがあなた方の子どもではないのです。

今日の写真1
母さんに手を合わせている紀です。正座している姿が綺麗だとは思いませんか?これが五中剣道部の正座です。久しぶりに綺麗な正座を見ました。

今日の写真2
「とうやん!それ一口頂戴」紀は昔から、僕が食べているもの、飲んでいるものを欲しがりました。今日も僕が食べていた「酢玉ねぎ」「酢ショウガ」「ヨーグルト」「おからパウダー」を混ぜ合わせたものを食べていたら、「とうやん!それ一口頂戴」と言ったので、食べさせたらこの顔になりました。

今日の写真3
そして、6時間後。テーブルの上のスーパードライはこんな感じになりました。僕も生まれて初めてこんなに飲みました。幸せな6時間でした。母さんも僕らの話を聞いて、大笑いしていたと思います。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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7月22日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第203弾  2019年7月22日(月) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第203弾  2019年7月22日(月) たかやん

川遊びのお知らせ
来月8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

駅立ち
3時半。誰にも言わずに、ひばりが丘で5時から174弾!の駅立ちをしようと、思ったのだが・・・雨。奇襲作戦は終わってしまった。うーむ、絶妙なタイミングだったんだがなあ。

朝勉529
今日も6時から7時までラジオで英語のtraining。早速、中三から「今日の基礎3のso thatはどういう意味ですか」とlineが来た。いいことである。

48.8%
日本という国で投票権のある人の50%も投票に行かない。そのことにもっと危機感を持たないといけない。自ら三流国であると言っているようなものだ。そういう国民が喰われるのである。「消費税」「入管法改正」「TPP」「日米FTA」「憲法改正」「集団的自衛権」「種子法廃止」「緊急事態条項」「派遣法改正」どれを取ってみても、国民にとってマイナスにしかならないものだが、それを黙って受け入れてしまう。考えないでスルーしてしまう。
自分の脳みそで考える事を、決めることを拒否するようになった国民に未来はないのだ。アホな政権に「アホ」と言えない国民に未来などないのである。

夏期講習
午後からは3時間の「夏期講習」。個別なので、リクエストに応える充実した3時間になった。

176弾!
今日も隙間時間に175弾の校正を少しと176弾の作成。その隙間時間が少ない訳で・・・


夜は塾。最初は個別で90分。中三の娘との90分。数学と理科を中心に、「考え方」「図の描き方」を伝授した。「家でやらなきゃ駄目だぞ」と念を押したのだった。
後半は1年〜3年の塾。面白かったのは全員での「英語」。2年生レベルの英語だったのだが・・・1年生も喰らいついて・・・「そういうことか」「わかったかも」となったのだった。


教師を目指す人へのメッセージ   第488弾!    教育の負け

 参議院選挙の投票率が48.8%という意味を僕達は真剣に考えないといけません。「自分の頭で考えることを拒否した」「大切なことを人まかせにした」「大切なことに気づきもしない」人達がこの国の50%を超えたということは、「教育の負け」を意味するからです。
 投票権という大きな権利を放棄したことの根っこに「そういう教育をしてしまった教師」の存在があるのではないでしょうか。
 小学校でも中学校でも高校でも「自分達のことは自分達で決める」ことを教えず、「学校のルールに従う」ことだけを教えてはいませんか。
 「どうしたらいい学校(社会)にできるか」子ども達に考えさせることをせず、「教師のいうことに従え」と教えてきたことの結末が、今の日本を作ってしまったのではないでしょうか。自分達のことは自分達で決める・・・それが民主主義の基本なのに、誰かに決められたことを「守る」ことしかできない人達を大量生産してしまった責任は「学校」にあるような気がしてならないのです。
 「教師が作った児童会」「教師が用意した生徒会」「教師が準備した文化祭・体育祭・修学旅行」子ども達は教師が考えた組織・行事の中で考える事をさせて貰えず、大人になってしまったのではないでしょうか。
 僕らは教室で「政治」を教えてきたでしょうか。自分がどの「政党」を支持するのかではなく、「政治に参加することの重要性」「政治に参加できることの権利の大切さ」を教えてきたでしょうか。そもそも、「学校に行くことは義務だ」という間違った教え方をしている人が、今も多くいます。「君たちには教育を受ける権利しかない」そう教えている教師の何と少ないことか・・・・。
 「学ぶ権利」と同じように「政治に参加する権利」を教えましょう。憲法で保障された「権利」を教えましょう。社会科の教師は勿論、全ての教師が子ども達に「義務」よりも先に「権利」の意味を教える。それが本当の「学校」の姿です。日本という国が、昔は先進国だったのにねえ・・・そう言われないように・・・。
 
今日の写真1.2.3
忙しくて、何もないので昨日に続いて紀との写真です。我が家に一番長い時間居候をしてきた僕と弟との幸せな時間が伝わってくれたら嬉しいです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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7月23日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第204弾!  2019年7月23日(火) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第204弾!  2019年7月23日(火) たかやん

川遊びのお知らせ
来月8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

朝勉530
今日も6時から7時までラジオで英語のtraining。それも実に不真面目に聞いている訳で・・・色々とやりながらの朝勉であった。

風呂勉
朝勉の後は風呂勉。風呂の中での勉強である。大きな声で英語を喋る・・・なんかそれがいいのである。もっとも、暫くして眠ってしまったが・・・・。

夏期講習
今日も夏期講習。マンツーマンの夏期講習なので、中身の濃い時間が過ぎていった。集団も好きだけど、個別は個別の良さがある訳で・・・

郵便局
隙間時間に近くの郵便局へ。母さんが入っていた火災保険の変更手続きをして、郵便物を送って・・・

市役所
8月4日の「川遊び」の許可書を貰いに、そして、出来上がったチラシを渡しに市役所に行ってきた。

176弾!
今日も隙間時間に175弾の校正を少しと176弾の作成。その隙間時間が実に少ない訳で・・・


夜は塾。最初は個別で90分。中三の娘との90分。今日は英語の基礎をしっかりと叩き込んだ訳で・・・娘もそれに応えてくれたのだった。後半は集団の塾。数学と英語に完全燃焼したのだった。

20%
自民党は全有権者の20%に指示されている。あれだけメディアを使って、好き放題やらかしながら20%の指示しかない。それでも議席の占有率は50%を超えている。それが国民の感情も国会議員の意識も狂わせているのだ。2割の意志?なのに過半数の合意を得ていると思い込んでいる訳だ。「国民の大半は我々を支持している」そういう思い込み、そして奢りが個々の判断を狂わせていく。

保守
今の日本が恐ろしいのは「保守」と自称する人達が、安倍政権がとんでもない「改悪」を短期間に次々としていることを後押ししていることである。「消費税」「入管法改正」「集団的自衛権」「種子法廃止」「緊急事態条項」「派遣法改正」「農地法改正」これらのどれ一つとってみても、少し考えれば国民の為になるものは何もなく、詰まりは「保守的」でも何でもないことが分かる筈なのだが、盲目的にいいことだと信じている。それを短期間に国会でろくに議論しないで決めてしまったのに。そして、さらに「憲法改正」「TPP」「日米FTA」と暴走しようとしているのに。安倍=保守ではないのに・・・・。
そして、その暴走をテレビもまた殆ど批判することなく、よいしょ!して伝えているのだ。その姿はまるで戦前の空気と似ている。大袈裟だという人もいるかも知れないけれど、一連の「森加計問題」や今回の「参議院選挙」の前後を見ていると、「大本営発表」を思い出す人も多かったのではないだろうか。余程鈍感じゃない限り、少なくとも、我々と我々よりも上の世代はそう感じる人が多いのではないだろうか。


教師を目指す人へのメッセージ   第489弾!    研修の思い出

 新任研修の一泊研修の時、それは、それは素敵な女性と会いました。初めて会ったのに、見た瞬間に体中に電気のようなものが走りました。そして、一瞬で意気投合したのです。それまでの新任研はくだらない話を聞くだけで、何の意味も感じていなかったのですが、彼女と出会って、それが一変しました。そう、僕達は一瞬で恋に落ちたのです。何度か文通をしただけで、残念ながら、その恋はかないませんでした。かなっていたら・・・今とはまるで違う別の人生と歩いていたでしょう。危ない、危ない・・・・。
 そんな危ない話は置いといて・・・あれは5年次研修でしたか。五中で1年2組を担任していた僕は、学校が楽しくて、楽しくて、研修に行きたくありませんでした。行きたくなくて、最初に行っただけで、後はずっとサボっていました。最後にレポートを出さなくてはいけなかったのですが、ずっとサボっていたので書けそうもありません。(もう、出さなくてもいいや・・)そう思っていた時、嵒が「絶対に出さなきゃ駄目だ」「管理職試験に響くぞ」と僕のことを心配してくれました。当時の僕は文章を書くのは苦手だったので「そんなものなりたくないから、いいよ」と言ったのですが、「俺が書いてやる!」そう言って、嵒はレポートを書いてくれました。その後も僕の5年時研修のレポートは嵒が全て書いてくれたのです。(そんなばかな・・・)
 そして10年次研修。僕は五中で最期の年を迎えていました。3年1組の担任です。忙しくて、忙しくて、テニスの試合もあって、高校訪問もあって、10年次研修をやる暇はありませんでした。当時の10年次研修は10年次にできなかったら、11年次にやるというものでした。五中で僕は「10年次研修は11年次にやる」と言って、そのまま新しい学校、六中に異動しました。六中での担任は1年2組。これがまた面白いクラスで・・・僕は毎日「一生懸命」を書きはじめました。4月に入ってすぐ「10年次研修は終わった?」と聞かれたので「勿論、終わりました!」そう答えました。その後、10年次研修のことを聞かれることは一度もありませんでした。
 つまり、僕は初任者研修の時、恋をしていた以外は、ずっと寝ていて・・・5年次研修は嵒にレポートを出してもらい、10年次研修はやったフリをして行かなかったのです。
 20年次研修はなかったので、僕は21年間で県教委の研修を殆ど受けずに教師人生を終わりました。研修を受けなかった分、子ども達と「実践研修」をしていたということです。
*今、そんなことやる人はいないでしょうね。参考にもなんにもならない詰まらない話を書きました。
 
今日の写真1.2.3
今から9年前の川掃除の様子です。この子たちももう中学生、高校生、大学生になっています。時の流れを感じます。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・


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7月24日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第205弾!  2019年7月24日(水) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第205弾!  2019年7月24日(水) たかやん

川遊びのお知らせ
来月8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

朝勉531
今日も6時から7時までラジオで英語のtraining。それも実に不真面目に聞いている訳で・・・色々とやりながらの朝勉であった。

風呂勉
朝勉の後は風呂勉。風呂の中で英語の勉強。中学時代から、僕の勉強法は変わっていない。中学時代、隣に座っていた「みはる」ちゃんから教えて貰った勉強法である。

夏期講習
今日も夏期講習。マンツーマンで「電気」の授業をやると・・・「なんでそんなやり方知ってるの?」『馬鹿チン。俺は理科のスーパー教師だったんだぜ・・・』「え、たかやん理科の先生だったの?」『え?知らなかった?』「うん」その後「国文法」の授業をやって、(国語の教師だったからねえ)「わかった!」「そういうことか」そして、英語の「現在完了」の授業をやって・・・「凄く分かった!!」(英語も教えていたからねえ)途中で「ギター」(毎日歌っていたからねえ)の授業も入れての3時間はあっという間に過ぎていったのだった。

線香
長女の雪が線香をあげに来てくれた。ちょっとした時間で母さんに手を合わせてくれた。雨の中、来てくれた雪の気持ちが嬉しかった。

1か月
そう、「お母さん」と呼べる人がいなくなって、今日で丁度1か月。この1か月、思ったよりたくさん「お母さん」と呼べた気がする。朝起きて「お母さんおはよう!」出掛ける時に「お母さん、行って来ます!」そして、「お母さん、ただいまーっ!」「お母さん、おやすみーっ!」施設に居た時よりも、「お母さん!」と呼べる回数が多いのだ。
 母さんは素敵な「遺影」を残してくれた。母さんがいた我が家の母さんの部屋で撮った写真だからかも知れないが、もの凄く自然にそこに居てくれる訳で・・・・。何があっても、僕らを守ってくれている・・・そんな気がするのである。


夜は塾。2〜3年生合同の塾。人数が増えて、少し教室が狭く感じたけれど、みんなが分かってくれることが嬉しくて・・・・今日も楽しかったぞ。

パワハラ
また自民党の国会議員が秘書へのパワハラで訴えられた。財務省上がりの若造が調子に乗って、「殺すぞ」「死ね」と暴言を吐き、殴る蹴る・・・地方議会でも、議員の暴言、高圧的な態度はあちこちでよく聞く話だ。議員になったからって、別に偉い訳でもなんでもないのに・・・自分たちのことを「先生」「先生」と呼び合う馬鹿に多いらしい。困ったものである。

教師を目指す人へのメッセージ   第490弾!    教師の適性

  子ども達の心の痛みを知る人が先生になると子ども達は幸せです。「運動が苦手な人」「勉強が苦手だった人」「人の前で話すのが苦手な人」「音痴な人」「不登校だった人」「親と死別した人」「親が離婚した人」「友達を作るのが苦手な人」「遊ぶのが下手な人」そういう人が先生になると、子ども達にとって、素敵な先生になれる。僕はそんな気がしてならないのです。
 そりゃあ、「運動が得意」で「勉強もできて」「歌が上手」で「友達を作るのが上手」で「話が上手」で「遊ぶのが上手」な人で、小さい頃からずっと健康優良児だった人が教師になったら、そりゃあ人気が出るでしょう。でも、そういう先生には、「何かが苦手で悩んでいる子ども」の気持ちは分かり難いかも知れません。
そう思う僕はこの中のどれくらい当てはまったのだろう・・・・そう思うと、当てはまるのは「勉強ができなかった」「人前で話すのが苦手だった」くらいで、後は不適だったかも知れません。勉強が出来なかったコンプレックスは中二くらいに解消できたし、人前で話せないコンプレックスはいつの間にか、「得意」になっていましたが・・・今でもそういう子の気持ちはよく分かる自分がいます。勉強が分からない子たちが、どんなに苦しい気持ちでいるか。人前で話せない子が、どんな気持ちでいるのか・・・今でもよく分かるのです。
だから言いたいのです。「運動が苦手な人」「勉強が苦手だった人」「人の前で話すのが苦手な人」「音痴な人」「不登校だった人」「親と死別した人」「親が離婚した人」「友達を作るのが苦手な人」「遊ぶのが下手な人」そういう人こそ、先生になって欲しい・・・と。そういう人が先生になって子ども達の前に立ったら・・・子ども達にとって、大きな夢に見えるのではないでしょうか。
 
今日の写真1
9年前の我が家です。下の兄の達矢と従弟の正樹ちゃんが来てくれて、母さんを囲んで庭で写真を撮りました。自分の足でしっかりと立っている母さんです。

今日の写真2.3
7歳の頃の空です。洗い物をしてくれています。背がギリギリです。超、可愛かった頃です。今も勿論、可愛いですが・・・・(笑)。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・



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7月25日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第206弾!  2019年7月25日(木) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第206弾!  2019年7月25日(木) たかやん

川遊びのお知らせ
来月8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

朝勉532
目が覚めたのが4時半。家族が起きないように・・・今日も静かにお勉強をしたのだった。

31.33%
参院選の10代の投票率が31.33%だったらしい。完全に「日本の学校教育の負け」である。若者たちに「投票する権利」「政治に参加することの意味」を本気で教えてこなかった「日本の教育」の負けである。


母さんの好きそうな花を今日も買った。母さんの好きな色を選んで・・・母さんが笑顔で「綺麗ね」と喜んでいるのだが・・・・生きている時にもう少し花を買っておけばよかった・・・そう思ったのだった。

欲張り・・・
時間が余りにもないので、録画しておいた韓国ドラマを見ながら、イヤホンで英語のtrainingをしながら、これを書いている。脳味噌が3方向に向いている感じで面白い。三か国語同時進行である。これで数学の問題でも考えたら4方向なのだが・・・・

夏期講習
本当はマンツーマンの講習がある筈だったのだが・・・・中三の息子が「やる気」になりすぎて、どうやら「勉強し過ぎて」体調を壊したらしい。夏休みに入って、毎日、ずっと10時間以上やったのだろう・・・。やる気満々だったからなあ・・・中三の夏だからね、こういう日があってもいいよねえ。息子に「たかやんは何時間くらいやってたの?」って聞かれたから『俺は13時間くらいかな・・・』と言っておいたのだが・・・それは大学受験の時の話。実は中三の夏休みに、俺はほぼ勉強はしてなくて・・・偏差値は中三の1学期で70を遥かに超えていたので、都立は楽勝だと思って、かなりいい加減だったのだ。3年の夏休みは宿題以外テニスのtrainingしかしていなかった訳で・・・
そんなことも知らず、息子は頑張っている。そして、体調を崩しながらも、ラインで質問をしてくるのだから、息子のやる気は本物である。書いておいて言うのもなんだが、娘達も息子達も、この話は聞かなかったことにしてくれ。

暑い日には・・
突然、3時間が空いて・・・テニスをしようにも暑いし・・・スーパードライを飲みながら議会報告を書くことに・・・。そして、授業の「仕込み」をしながら、またスーパードライ1杯飲んだのだった。勿論、ノンアルコールである。でへへへへ。

アルコール
もうどれくらいアルコールを飲んでないだろう・・・。まだ11日か。でも、7月に入って、その1日しか飲んでない気がする。お陰で、我が家の「芋焼酎」は1ミリも減ってないのである。そして、運動もしていないのに「血糖値」も安定している訳で・・・これで「運動」をし始めたら・・・痩せるだろうねえ。けっけっけ。


夜は塾。ここは「英語塾かい!」というくらい、みんなで英語に燃えてみた。「なるほど」「わかってきたかも・・・」みんなの英語力が目に見えてついていくのが分かった訳で・・・。朝勉の結果がこういうところにも出てきているよねえ。

世界水泳
空が泳ぎ始めて・・・我が家は陸上だけではなく、水泳にも集中しはじめた。録画しておいた「世界水泳」を見て、瀬戸大也の金メダルに沸く。「ああ、緊張した」と空。瀬戸大也のお母さんは五中の卒業生。それでなくても、みんなで応援していたのだが・・・空の中では陸上の山県と同じくらいのヒーローなのだろう。

教師を目指す人へのメッセージ   第491弾!    仕込み2

 授業に「準備」が必要なことは言うまでもありません。どんな「話」で授業をスタートさせるか、どんな「仕掛け」を授業の中に置いておくか・・・そもそも、その「授業」で何を教えようとしているのか・・・「考えないで」授業をしていると・・・段々、それに慣れてきます。「仕込みのない授業」のはじまりです。
 子ども達は「内申」があるので、大人しく聞いていますが、心の中では「詰まらねえなあ」と思って聞いています。そうして、「レベルの低い授業」がはじまるのです。怖いのは「惰性」です。その授業になれる教師とその授業に慣れてしまう子どもたち・・・それが当たり前になっていくと、周りにも伝染していきます。「レベルの低い学校」はそうやって出来ていきます。
 それを避けるには「子ども達の目」を見て授業をすることです。どんな授業をしても、「子ども達の目」があなた達の「授業」を「面白い」「詰まらない」「わかる」「わからない」と常に評価してくれているのです。それを見逃してはいけません。
 子ども達が寝てくれたら・・・自分の授業が詰まらないことを教えてくれたということですから、怒ったり、評価を下げたりしてはいけません。寝てくれた子は「もっとちゃんと仕込めよ!」と教えてくれた訳です。
 夏休みは「授業の仕込み」のチャンスです。本を沢山読んで、「いい言葉」を沢山心に詰め込んで、2学期の授業に備えてください。
 
今日の写真1.2.3
バックを習っている空です。懐かしい先生の顔が見えます。この先生に抱かれて、泣いていた空の姿も思い出します。いつの間にか、大好きだった先生よりも大きくなりました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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7月26日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第207弾!  2019年7月26日(金) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第207弾!  2019年7月26日(金) たかやん

川遊びのお知らせ
来月8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

朝勉533
目が覚めたのは5時。外は結構あかるい。今朝も家族が起きないように・・・静かにお勉強をしたのだった。

反社
反社会的勢力のことを「反社」と呼ぶらしい。そうだったら「消費税」「入管法改正」「集団的自衛権」「種子法廃止」「緊急事態条項」「派遣法改正」「農地法改正」「TPP」「日米FTA」「憲法改正」を進めてきたり、これからやろうとしている安倍政権も十分に「反社」の資格はあるのではないだろうか。
いや、今回の参議院選挙で「安倍辞めろ!」という一般人のコールに「北海道警察」を使って排除したのだから、「反社」そのものと言ってもいい。そして、北朝鮮がミサイルを発射しても、ゴルフを止めようともしない「危機感のなさ」に「反社総理」の怠慢を見るのである。

「経世済民」
それに比べて、山本太郎の民の側に立つ「本気」が気持ちいい。「経世済民」をいう四字熟語は彼のような政治家の為にあるのだ。「経世済民」とは世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと。安倍政権とは真逆の政治である。彼らの政治は金持ちを太らせ、人々から税金を巻き上げる政治以外の何ものでもないからだ。

教師を目指す人へのメッセージ   第492弾!    相性

 人生は「人との出会い」が一番大切なように、受験生にとっては「問題集」や「参考書」との出会いがとっても大切です。
 この歳になっても、受験生と一緒に勉強しているので、色々な問題集、そして参考書と出会うのですが・・・自分でやってみても、「こりゃあいい」というものと「いいと思って買ったけど、時間の無駄」「やる気でねえ!」というものに分かれます。
 NHKのラジオ講座のテキストにしても、実際にやってみて「続く」ものと、「失敗」するものとに分かれます。勿論、その時の環境によっても違うと思いますが・・・
 問題集や参考書、そしてテキストが合うか合わないかは、人によって違うのです。学校という場所は同じ教科書、問題集、資料集を使って学ぶ場所ですが、夏休みには少し学校の縛りから解放されてもいいのになあと思います。
 この夏休み、「この子にはこの問題集」「この子にはこの参考書」「この子にはこのテキスト」そして、自分が勉強しなおすとしたら「この本」というように、ちょっと意識を変えて本屋に行ったり、ネットで調べたりすると楽しくなりますよ。

今日の写真1.2.3
子育てをしていると、この一瞬、一瞬が幸せだったんだなあって思うのです。僕の小さい頃も母さんは同じ思いで見ていてくれたんだなあ・・・そう思うと、温かい気持ちになります。その温かい気持ちに包まれていたから、僕は安心して生きてこれたのだと思うのです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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7月27日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第208弾!  2019年7月27日(土) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第208弾!  2019年7月27日(土) たかやん

川遊びのお知らせ
来月8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

朝勉534
目が覚めたのは4時。静かに起きて、トイレに行き・・・・静か―に、英語と経済のお勉強をしたのだった。

メダカ
友達にメダカの赤ちゃんを貰ってきた。小さな子達が水槽で元気に泳ぐ姿は見ていて楽しい。我が家のメダカ達も元気なのだが、どうも卵をいつ産んだのか、まだ産んでないのかよく分からないので・・・赤ちゃんを貰ってきたという訳で・・・・

本屋
午前中、少し時間があったので久しぶりにイトーヨーカドーへ。そこの本屋に行ったのだが・・・空の数学の参考書を2冊、塾の問題集を6冊、英検1級の単語集を1冊、脳科学の本を1冊、そして前から読みたかった「新聞記者」を買って戻ってきたのだった。本屋に行くと、お金を使ってしまう・・あ・た・し。

500㎖
そして、西友へ行ってスーパードライの500㎖缶を12缶買って・・・一人、ニヤニヤしていると・・・。「呑兵衛のおじさんみたい」と言われた。ノンアルコールなんだけど、確かに見た目は「ビールそのもの」な訳で・・・・

罪悪感
そのビールを昼間から飲む罪悪感が堪らない。みんなが暑いのに頑張っている中、冷たいビールを飲みながら、何かをやっている自分が凄く「悪い奴」に感じてしまうのだ。それが堪らなくいい訳で・・・

日本酒
それで思い出したのが、受験生の頃の勉強法。高校時代、学年で最下位に近かったくらい勉強が出来なかったのは、授業を殆ど受けていなかったからだ。高1の頃はほぼ寝ていたし、高2の頃は早稲田のグランドで昼寝してたし、高3の数学の時間は校庭でソフトやったりして・・・兎に角、不真面目な高校生だったのだ。それが「大学への数学」というテキストに出会い、数学に対する気持ちが一変する。「三角関数」と「複素数とベクトル」が大の苦手だったのだが・・・そのテキストをやったら、早稲田、慶応、東大、東工大・・・どこの入試問題も出来るようになってしまったのだ。調子に乗った僕は「1問解いたら、一杯」というご褒美を自分にやることにした。父さんの日本酒の一升瓶から、小さなおちょこで一杯、また一杯と数学の問題を解くたびに、日本酒を盗んでは飲んでいたのだ。それに気づいた母さんが「アル中になったらどうしよう・・」と心配したらしいが、別に怒りもしなかったところが凄い。普通、受験生の親だったら怒るだろうに・・・そんなことでは怒らないところが母さんらしい。小さい頃から、超悪がきだったからか、他人に迷惑はかけてないからか・・・結果として、数学は8割以上取れたし、アル中にもならなかったのだから、母さんの判断は正解だったことになる。・・・もっとも、5問連続で正解したりすると、結構酔ってしまって、次の教科に行けなかった記憶もある。最後は「俺の酒を飲むんじゃない!」という父さんの一言で、その奇妙な習慣は終わったような気がする。

望月衣塑子
映画を見に行く時間がないので、「新聞記者」を読むことにした。東京新聞は姉のヒロミから勧められて読み始めた新聞である。我が家はずっと「朝日」だった。叔父が「毎日新聞」の記者だったこともあって、「毎日」を読んでいたこともあったが・・・この十数年は「東京新聞」を読んでいると思う。どうしても読めないのは「読売」で、大嫌いな自民党政権べったりの読売新聞が嫌いだから、ジャイアンツも嫌いである。望月衣塑子は東京新聞の記者である。こういう記者が居てくれるから、僕らは「真実」を知ることができるのだ。映画も見に行けたら行きたいものである。


教師を目指す人へのメッセージ   第493弾!     精神疾患

 去年の9月27日の神奈川新聞に「横浜の教員、精神疾患で休職121人。中学教員4割。残業80時間超」という記事が載りました。
 これは笑えない話です。1つの市で121人というのは余りにも多すぎます。その内の4割が中学校の教員ということは、横浜市の中学校だけで50人近くの教員が精神疾患で休職していることになります。
 残業が月に80時間というのは、どれくらいの時間なのか・・・・自分と比べて見ると、それ程の量でもない気はします。僕自身は月に軽く200時間以上は「残業」していました。部活だけで200時間を超えていましたから、本業での残業をいれると酷いものでした。
 それでも心が元気だったのは、ただただ「楽しい」時間だったからだと思います。
僕は「学校」が大好きだったのです。そこには毎日「飯の種」の子どもたちがいました。一緒に笑って、一緒に悩んでくれる仲間達もいました。僕はその生活を五中で10年、六中で10年、計20年続けました。丸2年間、年休を1日も取らなかったこともあります。それでも心は元気そのものでした。
 さて、最後の二中での1年間、僕は6月で学校を辞めると子ども達と約束し、部活も出なくなりました。サッカー部の朝練は勿論、午後練も試合も行かなくなったのです。行ってしまえば、子ども達が可愛くなって、学校を辞められないことが分かっていたからです。その1年間、僕の「残業時間」はほぼ「ゼロ」でした。21年間で時間的には一番「楽」だった筈です。でも、心はズタズタになりそうでした。クラスの子ども達には恵まれましたが、職員室にはいられませんでした。この僕がです。授業もクラスも最高でしたが、管理職の言動によるストレスは大変なものだったのです。そして、僕は「心を病む」ことよりも「学校を辞める」という選択をしたのです。
 20年間、学校大好きだった人間が、最後の1年で学校が大嫌いになる・・・それがもし、五・六・二の学校の順番が逆だったら・・・出会った人たちの順番が逆だったら・・・そう考えると恐ろしいものがあります。最初に僕を選んでくれた五中の初代校長、中村敞一郎に感謝の気持ちで一杯になるのです。そして、神さんや嵒達にも感謝の気持ちで一杯になるのです。因みに今の二中には僕が信頼している素敵な校長先生がいます。僕が辞めた頃とは全く別の学校になっていることでしょう。きっと、教師にとっても生徒にとっても温かい学校になっていると思います。可愛い後輩達も二中で頑張っています。そこにはいい出会いがあるでしょう。みなさんにもいい先輩達との出会いが最初にありますように・・・・。
 
今日の写真1
ある日の登校風景です。雨の日も雪の日も、駅立ちの日以外は黒目川の遊歩道を子ども達と一緒に4年間歩き続けました。歩き続けたから、こういう写真が撮れたのです。楽しい、楽しい4年間でした。

今日の写真2
空が幸せだったのは、1年生の時に「好子先生」に会えたことです。好子先生の周りは、いつも子ども達の「笑顔」が溢れていました。この子たちも今は高校生です。この教室で育った子たちを見ると、僕は自然に笑顔になり、そして、彼らもまた「笑顔」で僕に挨拶をしてくれるのです。

今日の写真3
子ども達を学校に送った後は、東門で黄色い旗を持っていました。僕が辞めてからは、五中4期生の「秀行」のお父さんがずっと立ってくれています。感謝、感謝です。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・


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7月28日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第209弾!  2019年7月28日(日) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第209弾!  2019年7月28日(日) たかやん

川遊びのお知らせ
来週8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

朝勉535
目が覚めたのは4時半。静か―に、だーれも起こさないように、英語と経済のお勉強をしたのだった。

読書
午前中はずっと本を読んでいた。英語の本を2冊、そして脳科学の本を1冊。「新聞記者」は昨日全部読んでしまったので・・・午前中はエアコンの効いた部屋で本を読みまくることにしたのだった。

久美子
お昼過ぎに久美子が来てくれた。40年前、中三の時の修学旅行で僕に煙草をやめさせた久美子である。教師に煙草をやめさせる生徒も生徒だが、生徒にタバコをやめさせられる教師も教師である。あれから40年近くが過ぎたが・・・それ以来煙草は吸っていないのだから、「久美子との約束」は僕にとって重大だった訳で・・・・。
久美子は勿論、母さんに「お線香」をあげに来てくれたのだが・・・・。僕らはスーパードライで乾杯しながら2時間以上話をしたのだった。

チラシ
夕方はココアの散歩をしながら、「川遊び」のチラシを配って歩いた。近所で小さな子どもの居る家庭や川で遊んでいる親子連れに手渡ししたのだ。その中には六中テニス部の教え子も居た訳で・・・ちょっと楽しかったぞ。

お団子
久美子が持ってきてくれたお団子を食べた。甘いかと思ったら、それ程でもなくて・・・久しぶりだったので、パクパク食べてしまった。

心配
23時過ぎ、練習に行っていた国体予選間近の空が「耳が痛くて泳げない」と帰ってきた。少し前「顎が痛い」と言っていたのだが・・・何が原因か心配で堪らない。「顎関節症」か「中耳炎」か・・・変な病気でないといいのだが・・・。明日、病院に行って診てもらおうと思っている。

怪我と病気
スポーツをやっていて、辛いのは怪我と病気である。大船渡高校のスーパー高校生が決勝戦で投げられなくて、若い監督が色々言われているらしいが、大きなお世話である。その内、分かるだろうが、「投げたくても投げられなかった」のだろう。若くても監督とチーム全員には「信頼関係」があるのだから、それを信じて応援してやるのが筋だろう。外野がどうこう言うのはおかしい。球児たちにとって「甲子園」が全てではないのだ。プロが全てではないし、メジャーが全てではないのだ。

教師を目指す人へのメッセージ    第494弾!     朝日新聞

 僕の人生は大学3年の時、函館時代に読んだ「朝日新聞」の記事で一変しました。「朝日新聞」に連載されていた「今学校で」を読んで、体中に電気が走ったような気持ちになったのです。その記事の内容は「今学校で」という本になって出版されています。その記事を読んでいなかったら、僕は100%「教師になろう」とは思わなかったし、読んで時期が後1月でも遅かったら、物理的に「単位」は取れませんでした。まあ、何度も書いてきたように、その時点でも「教職の単位を取ってなかった」ことに変わりはなく、ほぼ「不可能」に近い状態だったのですが、「不可能」ではなかったのです。
 そこから、実に「奇怪な手口」を使って、何とか「教職の単位」をとることには成功し、教員採用試験にも何とか合格したのですが・・・・。
 昭和52年、教師になって、その本を全巻(確か1巻〜6巻くらいだったかなと)買って読んでみたのですが、それ程のショックは感じませんでした。きっと、大学3年生の時の僕の精神状態が、当時の小中学生達の「悲鳴」に反応できる状態だったのでしょう。詰まり、大学1年生の時に読んでも「反応」しなかったかも知れないのです。
 なぜ、貧乏だった大学3年生の頃、新聞を取っていたのかも大いに疑問なのですが、北海道にいながら、「北海道新聞」ではなく「朝日新聞」だったのかも不思議です。「朝日新聞」を読んでなかったら、今の僕は全く存在しないことになります。それ程の新聞なのに、今は「朝日新聞」ではなく「東京新聞」を読んでいるところも不思議です。いつから「人生の恩人」を読まなくなってしまったのでしょう。
 それ程、僕は小さい頃から「朝日新聞」を読んでいました。新聞は「朝日」と決まっていたんです。それは教師になってからもずっと続きました。子ども達にも「天声人語」を読みなさい。「天声人語」を毎日ノートに書くと、小論文は勿論、国語や社会の入試対策になるよ。そんなことを言っていた記憶があります。
 それなのに、それなのに・・・「東京新聞」の本音のコラムが面白いです。曜日によって、書く人が違うのもいいものです。東京新聞ですから、望月衣塑子記者の記事も楽しみにしていますが、今は「前川喜平」のコラムが面白いです。
 新聞記事で人生が変わることもあったのよ・・・・・というお話でした。はい。

今日の写真1・2・3
母さんにお線香をあげに来てくれた久美子とお団子です。僕のクラスではなく、3年4組の川島勝治のクラスだったのに、何故か僕のクラスの女子より一緒にいる時間が長かったような気がします。普通だったら、1組の女の子達が黙っちゃいない筈なのですが・・・女の子は勿論、男子からも文句はでなかったのは久美子が天然だったからでしょう。今、考えると誰からも攻撃されなかったのだから不思議です。まあ、二人きりでいたことはなくて、99%は紀と直子と一緒でしたが・・・・。*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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7月29日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第210弾!  2019年7月29日(月) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第210弾!  2019年7月29日(月) たかやん

川遊びのお知らせ
来週8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

朝勉536
目が覚めたのは4時。今朝も英語・・・。一向に上達しないような気もするのだが・・・。

おいおい
問題発言で維新を離党した議員がN国党に入党するらしい。

病院
余りにも「耳が痛い」というので、いつもお世話になっている水田歯科医院に電話をした。予約はしていなかったのだが、診てくれることになって・・・「顎関節症だね」「親知らずが4本出てきているね」「こりゃ痛いわ・・・」「抜かないと」と言われて・・・納得。その後、耳鼻科にも診て貰って・・・「顎関節症から外耳炎になってる」と言われて、納得。
空は歯医者さんにも耳鼻科の先生にも恵まれている。学校の先生との出会いも大切だが、お医者さんとの出会いも大切である。

出会い
お医者さんとの出会いと言えば、亮も先生には恵まれている。最初に亮の心臓を診てくれた日大病院の「原田先生」である。その原田先生を紹介してくれたのが六中で隣のクラスを担当した古庄先生。確か同じ年生まれの体育のイケメン先生だった。亮は古庄先生のお陰で原田先生に会うことができたのである。


夜は塾。個別対応の塾。「三単現のS」「不規則動詞」「進行形」はどこかでしっかりと身に着けておかないと、どうにもならない訳で・・・それでも必死になって覚えようとしていたので、大丈夫だろう。
後半は集団の塾。集団と言っても5人だが、1年〜3年の質問があちこちから飛ぶことを考えると、結構いい人数なのかも知れない。バラバラの質問に答えた後は、全員で「化学反応式の作り方」で遊んだ。難しい問題も出したのだが、かなりセンスのいい子がいて、面白かったねえ。

教師を目指す人へのメッセージ    第495弾!     回し蹴り1

 長男の亮はそれは、それは、腕白な小学生でした。僕のDNAをそのまま持って生まれたような子で僕がやることは何でもやる・・・そんな子だったのです。僕のDNAそのものですから、当然、学校の先生の言うことなど聞く筈もありません。先生に「教室を出ていけ!」と言われると、教室どころか学校を出て、僕がいる六中に来てしまう・・・いや、野寺小から六中までは遠いので、途中で僕の教え子の家に上がり込んで、お菓子を食べるような子でした。勿論、野生児ですから、動物や昆虫には滅法強く、蛇を平気で手づかみしていました。
 亮は小さい頃から、サッカーをやっていました。たけしのキッカーズというサッカークラブに入って、ボールを追いかけていました。ボールが来ると、周りに人の頭があろうが関係なく、跳んで蹴るような子だったのです。ボールが顔面に当たっても平気な子だったので、最後の方はキーパーをやっていました。
 そんな亮がどうもおかしいな・・・と、思ったのは小学校の3,4年生頃でした。走るのが遅いのです。僕のDNAにしては走るのが遅い・・・後は似ているのに、どうも遅い。そして、学校の検診で「心雑音」がみつかったのです。
 その後、堀之内病院、清瀬の小児病院で診てもらい、どうやら「大動脈弁に問題がある」ことが分かり、「一切の運動はやめてください」と言われ、僕は小児病院の駐車場で亮に分からないように泣きました。
 亮は六年生になりました。その時、六中に古庄先生が来たのです。話をしていると、息子さんが野寺小だということが分かり、亮と同じクラスだということが分かりました。僕は亮と一緒にお風呂に入りながら、「いいか、誰と喧嘩してもいいけど、古庄君だけは駄目だぞ」と念を押しました。亮は「分かったけど、何で」と聞いたので、「お父さん同士が友達だからだよ」と言いました。3年2組と3年1組の担任の息子同士が喧嘩・・・は困ります。
 ところが亮はお風呂に一緒に入った次の日、古庄君を病院送りにしたのです。「何やったんだ!」「回し蹴り」「なんで!」「ムカついたから・・」「古庄君だけは駄目だって・・・」「だって、ムカついたから・・・」もう冷や汗がでました。その後、古庄君とは超仲良くなったのですが・・・
その古庄先生が、「亮君大変ですね。うちの子も診てもらったことがあるんだけど、日本の小児心臓外科医で5本の指に入る先生が日大板橋にいます。」と教えてくれたのです。
回し蹴りで自分の子を病院送りにした亮に素晴らしい先生を紹介してくれたのです。この時僕は有難くて泣いてしまいました。「持つべきものは友」ですね。     つづく


今日の写真1
実に面白かった本2冊です。「新聞記者」は映画になって大ヒットしているようです。中野信子さんの本は空も読んでいて、面白いなあと思います。キレる人達の「前頭葉の衰え」には思い当たることあり、笑いました。

今日の写真2
いつも笑わせてくれるココアです。この時は「鼾をかいて」寝ていたので、思わずパチリ!

今日の写真3
スーパードライと「おからパウダー」「酢ショウガ」「酢玉ねぎ」のお陰でお好み焼きも食べられるようになりました。血糖値が上がらないのです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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7月30日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第211弾!  2019年7月30日(火) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第211弾!  2019年7月30日(火) たかやん

川遊びのお知らせ
来週8月4日(日)に毎年恒例の「わいわい川遊び」を行います。9時半受付開始。10時スタートです。栗原一丁目を中心に、川掃除をした後、魚とり教室、お魚教室、ボート、カヌー遊び、スイカ割などで午後3時くらいまで、半日楽しみます。お昼には石神集会所で“子ども食堂”やります。「冷や麦」「ソーメン」などが無料で食べられます。(50名まで先着順)参加希望者は090−6497−737 たかやんまで。

朝勉537
空が熱を出したので、2時間おきに空ママが枕を冷やしに起きてくれて・・・俺もその度、目は覚めるのだが・・・起きることはなく・・・・。そして、5時過ぎ・・いつもの朝勉をはじめたのだった。

夏休み
外に子ども達が増えた。どこに行っても子ども達がいる。学校に押し込められていた子達が地域に戻ってきた・・・そんな感じである。夏休みはいい。どこに行っても子ども達の姿が見られるから・・・・。

おいおい2
暴言で日本維新を離党した議員がN国に入党するらしい。行き場のない元維新議員には「渡りに船」かも知れないが・・・N国党に投票した人達は失望するんじゃないのかね。ま、どうでもいいんだけど・・・「れいわ新選組」とは180度違うような気がするのは俺だけかな。
別にいいんだけど・・・。

大力
相模原市から大力が来てくれた。渋滞の中3時間もかけて来てくれたのだ。「たかやんはお袋の時も親父の時も来てくれたじゃない」と大力。『そうだっけ?』どうやら、大力のお母さんお父さんの葬儀に栃木と群馬に行っていたらしいのだ。大力のことは勿論、僕のことも応援してくれていたお母さん、そしてお父さんに手を合わせに行くのは、当たり前のことだったのだが・・・・。舟見にも一緒に行ったことのある大力にとって、母さんは特別な人だったのだろう。忙しい中、奥さんを連れて来てくれた訳で・・・・。そして、母さんの遺影を見て、隣にいた人物が「紀さん?」と当ててみせた。

姉ちゃん
折角、大力が来てくれたので、ヒロミ姉ちゃんのところにも顔を出すことに・・・・「何年振り?」と感動の再会をしてから、暫く話をして・・・・「いつでもまた来てねー!」と大力達は帰ったのだった。

管理組合
それからは管理組合の仕事。それがまた結構忙しいのである。そして・・・・

耳鼻科
それから西東京市の耳鼻科へ。いつもだと駐車場が一杯なのだが、今日はガラガラで・・・僕は初めて、耳鼻科の中に入った訳で・・・安部医院の待合室は本当に綺麗で、感じのいい対応で凄く気に入った訳で・・・おまけに空を診てくれた嶋田先生は本当にいい先生で・・・空の耳の状態を分かりやすく説明してくれたのだった。空の外耳道は鼓膜が見えないくらい腫れていて・・・熱が39度になったのも、「親知らず」だけではなく、「外耳炎」の影響もあるのかなと思った訳で・・・・。 

猛彦
夕方、猛彦が来てくれた。西大泉、石神井、所沢、野寺、畑中、石神・・・すべての家に来たことのある、唯一の男である。勿論、父さんや母さんとも会っている訳で・・・猛彦も母さんに線香をあげに来てくれた訳で・・・・


19時からは個別塾。今日も「不規則動詞」と「連立方程式」に燃えた。英語も数学も「基本」をしっかりやらないとね。
後半は集団の塾。入試問題からの質問を解説していると、「なんでタカヤンはそんな問題も直ぐに分かるわけ?」と聞かれたから、『解く前に、3秒考えるんだ。』「それって、おかしいでしょ」『いや、解き方の道筋を考えてから解くと、速く正確に解けるものなんだよ。』「そうなの?」『後は図を書くこと。問題の条件を全て使うこと・・・』「ふーん」『出題者の気持ちを読むことかな・・・』「・・・・・」『その内、わかるよ。』「そうかなあ・・・」『大丈夫。』「はーい」そんな会話をしながら、1年生の基礎の数学から3年生の難関校の数学までみんなで頑張ったのだった。

猛彦2
子ども達が帰ってから、一旦下校していた猛彦が戻ってきた。そして、スーパードライで乾杯したのだった。猛彦は「本物」僕は「ノンアルコール」での乾杯である。猛彦が14歳、僕が23歳の時に出会った二人はそれから昔の話をして、大いに笑ったのだった。

教師を目指す人へのメッセージ    第496弾!     回し蹴り2

日大病院の原田先生は「この子から運動を取ったら死んでしまう。体育の授業程度の運動だったら、やっても大丈夫だよ」そう言ってくれたのです。堀之内病院でも清瀬の小児病院でも「運動は絶対に駄目」そう言われたのに・・・・・。
 「六中でテニスがしたい」と言っていた亮と僕には、原田先生の言葉は「一筋の光」に思えました。そして、亮は六中に入学してきたのです。六中でテニスをやる為に・・・・
 亮は僕から見ても「勉強の才能」がありましたが、勉強をしているところは見たことがありません。自分の短い人生を「中学テニス」に賭ける・・・そんな風に僕には見えました。
 「今は手術をしても海外での手術で数千万のお金がかかる」「やったとしても7年後にまた再手術しないといけない」そんな言葉を聞いていた亮は自分の人生を「長くない」そう感じていたのではないでしょうか・・・・。12歳の子が自分の人生をそう感じていたとしたら・・・そう思うと僕は胸が張り裂けそうでした。
 僕は亮より先に自分が死ななければ・・・そう考えるようになりました。亮を先に死なせるわけにはいかない・・・それだけは駄目だ。そして、僕が「高校」でインターハイを「大学」でインカレを目指したように、「中学」で全国を目指して欲しい。きっと、高校、大学でテニスをやるのは「無理」だから・・・・そう思うようになりました。父親の僕が一度も立てなかった「全国」の舞台に立たせてやりたい。そう思ったのです。
 六中テニス部は強かった。赤ジャージの子たちは「1回のドリルの練習時間を3分にしても、3キロのランニングをやめても、1年生の亮をレギュラーに入れても全国大会で勝てます!」そう言ってくれました。そして、亮は1年生ながら、全国大会の舞台に立ちました。
 そして、団体戦で優勝し、個人戦でもダブルスでベスト8に入りました。新人戦では関東大会で優勝し、2年生の全国大会では3位に入りました。亮は六中テニス部のキャプテンになりました。そして、亮が3年生になる時、僕は六中を去りました。僕がいないとブレーキがかけられないのではないか・・・心配だったので、あと1年六中に残りたかったのですが、市教委はそれを許しませんでした。僕は亮の心臓が止まってしまうのではないか・・・それが心配で、心配で仕方がありませんでした。僕が学校を辞めたのは、その人事にも関係していたのかも知れません。
 3年生の亮はいい結果を残せませんでした。それでも、僕はよかったと思っています。嬉しい優勝も、悲しい敗北も経験できたのですから・・・「中学テニス」を精一杯やれたのですから・・・・それも、これも回し蹴りで病院送りになった、古庄君のお父さんのお陰なのです。今でも古庄弘道先生には感謝の気持ちで一杯です。
 
今日の写真1
大力と恵美子ちゃんです。本当に久しぶりに会うことができたのも、母さんのお陰です。

今日の写真2
大力と恵美子ちゃん、そして巴奈ちゃんは8年〜9年前に来て、ひとみ、安孝、茜、こころとテニスをしたことがあるのですが・・・・茜が「はじめまして〜」「大力がいつもお世話になっています〜」と天然ボケしたところで、恵美子ちゃんが「前にお会いしましたよね。」と言って大笑い。みんなで写真を撮って、解散したのだった。

今日の写真3
「たかやんの応援団」の応援団長の猛彦です。僕が五中に赴任しなければ、そして、もし猛彦と出会ってなかったら・・・・今の僕は間違いなくいません。それくらい僕にとって大切な出会いでした。教師が生徒の人生を変えることは、勿論ありますが、生徒が教師の人生を変えることもあるのです。僕は猛彦に「教師にしてもらった」そう思っています。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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