Diary 2019. 10
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10月21日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第294弾!  2019年10月21日(月) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第294弾!  2019年10月21日(月) たかやん

2時半
お腹が痛くて目を覚ましてしまった。(何を食べた?)いやいや、変なものは食べてないし、アルコールも飲んでない。だとすると・・・風邪を引いたのだと思った。早起きして、仕事をしようと思ったのだが・・・4時、再びお腹が痛くなり・・・頭も痛くなり・・・鼻水が出て、クシャミが出て・・・やっぱり風邪だな。夕方までには治さないとね。

7時過ぎ
空を東久留米に送っていく。空も親知らずが痛み出し・・・痛み止めを飲んでの登校である。抜くと1週間は練習も出来ないし、可哀そうである。

参った・・・
久しぶりに体調を崩した。鼻がムズムズして、クシャミ連発。塾までに治さないといけないし、うつしちゃいけないし・・・・気合で直したのだった。


19時からは塾。水曜日に校長会テストがあるので、3年生だけ3時間の塾である。何があろうと、実力だけはつけてやらないと・・・・。「ねえねえ聞いて」『ん?』「今日ね“プリント出してないのお前だけだぞ。ノート出してないのお前だけだぞ。内申大丈夫なのか?”って言われたの。」『受験生に内申って言葉使うんだ・・・よくないねえ。』「その先生、1年生の時、生徒の机思い切り蹴っ飛ばして・・その席の隣の女の子泣いてましたよ」『だろうなあ・・・弱い生徒には強い教師っているのよ。』1年生に強気な暴力的な態度で接する教師は2.3年生には「内申」で脅すようになる。常に自分が生徒の上に居ないと気が済まないタイプが生徒指導や学年主任で目立つ学校は怖い。教師集団も子ども達も常に委縮するからである。
後半は1年〜3年まで揃っての塾。風邪を引いて体調が悪かったことなど、すっかり忘れてしまったのだった。


教師を目指す人へのメッセージ 
 第579弾!     不登校と自死の激増 
本音のコラム(10.20東京新聞から)      前川喜平(現代教育行政研究所代表)

10月17日に文部科学省が発表した不登校等の調査結果は驚くべきものだった。2018年度の不登校小中学生の数は16万4528人で、前年度比14.2%増。12年度と比べれば6年で約1.5倍。激増だ。
 最も多い要因は「家庭に係る状況」で37.6%。次いで「いじめを除く友人関係をめぐる問題」27.8%。「学業の不振」21.6%。一方、「教職員との関係をめぐる問題」は3.1%、「いじめ」は0.6%しかない。学校からの報告だから、学校に都合のいいバイアスであるとみるべきであろう。
 不登校は「子どもの学校への不適応」ではなく「学校の子どもへの不適応」と考えるべきだ。家庭に問題があったとしても、学校が安心して過ごせる場所なら不登校は起こらない。しかし近年、「○○学校スタンダード」という画一的な行動を求められたり、自己犠牲を良しとする道徳を押し付けられたり、学力テストに追われたりして、学校が子どもたちにとって居心地の悪い場所に変わってきていると感じる。
 同じ文科省調査では、18年度の小中高生の自殺者は332人で、前年度比32.8%増だった。悲しむべき数字だ。何としても自死だけは思いとどまらせたい。自死を選ぶのは家庭にも学校にも居場所を失った子どもだ。彼らには温かい居場所が必要なのだ。

*昨日の東京新聞のコラムです。流石前川喜平です。よく見ています。不登校の原因の「いじめ」が0.6%の訳がありません。「教職員との関係をめぐる問題」が3.1%の訳がないのです。文科省の調査に対して、いかに学校が自分本位に考えているかがよく分かります。不登校を「家庭」のせいにしてしまっているのですから、どうしようもありません。前川喜平は文科省のトップに居ながら、そこを見抜いています。文科省のトップがこういう人だったら、安心なのですが・・・安倍晋三に忖度するような人がトップではアウトです。
「○○学校スタンダード」で思い出したのは、「〇中BASIC」という掲示でした。そう、市内の学校でも前川喜平のいうことが行われていたのです。そこにはこういう言葉が書いてありました。

生活BASIC・・・名札をつけ、第一ボタンをしめる。授業開始、終了のあいさつを心を込めて行う。チャイム着席、チャイム黒板。時と場に応じた適切な言葉遣い。
家庭BASIC・・・家庭学習1時間、朝ごはん100%、忘れ物ゼロ、着こなしの見届け。そして、学習BASICには・・・
授業時のあいさつ、学習環境の整備、聴く姿勢、発言の仕方、とあります。これだけでも息が詰まりそうですが・・・
給食BASIC・・・10分前チャイムで教室に入り着席、全員着席後に配膳、白衣・帽子の着用100%、下膳後、机を戻し「ごちそうさま」
清掃BASIC・・・ジャージに着替え、全員そろって始めの会、心を込めて隅々まで、清掃後の反省会。と、○○スタンダードが数多く掲げてあります。教師も生徒もそれが当たり前で毎日を過ごしているのでしょう。それに従えない子達はどうなるのか・・・そこが問題です。この「○○スタンダード」と「○○BASIC」一見、悪いことは無いように見えますが・・・僕が生徒だったら、キツイですね。そして、教師だったら・・・もっとキツイ。そんなことどうでもいいから、温かいクラスを作るぞ!そう子ども達や後輩達に言いそうです。

家庭BASIC・・・家庭学習1時間、朝ごはん100%、忘れ物ゼロ、着こなしの見届けだけ見ても、家庭学習1時間→中一の僕にはとてもそんなことは出来ませんでした。朝ごはん100%は出来たとしても、忘れ物ゼロは完全にアウト。着こなし?そんなものを見ている程、家庭に余裕がある家がどれだけあるか。今の親はそんなに暇ではありませんよ。

前川喜平は“自死を選ぶのは家庭にも学校にも居場所を失った子どもだ。彼らには温かい居場所が必要なのだ。”と、言っています。僕はちょこっと違います。21年間の学校経験と21年間の塾長としての経験だけですが・・・大変な家庭環境の子達は沢山います。だから、学校がセーフティーネットにならないといけない。そう思っているんです。家庭がセーフティーネットの時代はとっくに終わっています。子ども達に何か問題があった時に「家庭」に責任を押し付けてはいけないのです。
 学校こそが、子ども達のセーフティーネットです。だから、あなた方は「先生」と呼ばれるのです。「○○学校スタンダード」や「〇中BASIC」で表面しか見られなくなったら、終わりですよ。学校が子ども達にとって、そしてあなた達にとって、どういうところであれば、「息苦しくないか」考えてくださいね。

今日の写真1
これがその「〇中BASIC」です。子ども達が違和感を感じてくれるといいのですが・・・。そして、先生達の中にも違和感を感じられる人が増えていくと・・・学校は居心地がよくなると思います。居心地がよくなれば、学校に笑顔が増えます。これが当たり前という教師が増えると、笑顔は減っていきそうです。大きなお世話カモ知れませんが・・・こんなこと書くと、益々嫌われてしまうだろうけど・・・そんなことを言えるのも僕しかいないでしょうから・・・。どうしても、いい学校になって欲しいので、敢えて書いています。

今日の写真2
初めて川掃除に参加してくれた3歳と1歳の兄弟が可愛かったですねえ。もう2時間ずっとニヤニヤしていました。

今日の写真3
ゴミ拾いにかなり集中していた兄弟でしたが、途中の公園ではブランコに乗って大はしゃぎ。僕はそれを見て、またニヤニヤ・・・子ども達って傍にいてくれるだけで、周りの大人は幸せになれるんですね。ジェームズ、アラン・・・そしてモッコ。ありがとうね。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・


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10月22日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第295弾!  2019年10月22日(火) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第295弾!  2019年10月22日(火) たかやん

朝勉
みんなが寝ている時間、数Aのお勉強に燃える。簡単だと思った問題に引っかかり・・・「糞!」難しそうな問題が出来て「よし!」単純だなあ・・・。でも、数学を面白い!と、思う脳みそにしてくれた小中高時代の先生達に感謝。僕の子ども達も「数学が楽しい」と思う脳みそにしてやらねば・・・・。

親知らず
昨日抜いた親知らずの跡が痛いらしく・・・朝から痛み止めを飲みながら頑張る空。学校は休みでも実力テストがあるらしく・・・痛みに耐えながら、勉強している。空父は高1の時、1分も勉強した記憶がないから、偉いなあと思う訳で・・・頭の柔らかい、優しい大人になってくれるといいなあ・・・。

ピアノ
時々、ピアノの綺麗な音が聴こえてくる。優しい弾き方をするので、聴いていると心が落ち着く。最初は自分が練習しようと思って買ったピアノだったが、完全に空用のピアノになり、それが壊れて・・・新しく買ったピアノ。高かったけれど、あれだけ空に弾いて貰えたら、元は取れているし、ピアノも幸せだろう。家の中に音楽があるっていいことである。

テレビ
どこのチャンネルを回しても「即位の礼」。「そういうことに疑問を感じないとダメなんだよ。」中学時代の恩師、河合隆慶は僕らにそう教えてくれた。日本中がラグビー一色になり、日本中が即位の礼に染まっている時、きっと裏ではとんでもないことが起きている・・・河合先生は中学生の僕らにそう教えてくれたのだ。

天皇の言葉
「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり・・・・日本国及び、日本国民の象徴としての務めを果たすことを誓います。」安倍晋三に聞かせたい!!・・・そう思っていたら、目の前で聞いていたなあ。彼が天皇の言葉を理解できたかどうかは分からないけれど・・・

天皇陛下万歳
若い人たちには違和感はなかったかも知れないが、本当の戦争を経験している世代やその下の世代の僕らは、あの戦争の頃の「天皇陛下万歳」の嫌な記憶をイメージした人も多かったのではないだろうか。国民に寄り添い、憲法を大切にすると誓った天皇が、大嘘付きの安倍晋三達に利用されないことを祈るばかりである。

よかったよ!
同じマンションのヒロさんに「あの議会報告の内容よかったよ」「恩師の手紙もよかった」と言われて嬉しかった。ヒロさんは僕が尊敬している凄い人だからだ。誰に批判されても、自分が尊敬している人に認めて貰えれば、嬉しいし、自信にもなる訳で・・・・特に、美佐子先生の手紙がよかった。そう言ってくれたことが嬉しかった。いくつになっても、そう思うのだから、小中高生はもっともっとそう思うんだろうなあ・・・。

178弾!
そんな訳で、178弾を一気に書いた。これで、27日の補欠選挙が終わったら、また駅立ちが出来る訳で・・・次の駅立ちが楽しみ、楽しみ。でも、寒いんだろうなあ・・・きっと。ホカロン、手袋、ヒートテックを用意するとしよう。


19時から3年生の塾。数学の難問を質問した後「なんで、たかやんはそんなに分かるの?」と中三の息子。『数学の問題には答えがあるのよ。必ず解ける訳。人生の問題は解けない問題が色々あるけど・・・数学にはそれがないのさ。分かる?』「その考え方が凄い」『凄くないよ。長く生きていると、どうしても解けない問題にぶつかる訳さ・・・例えば・・・』「なるほど・・・・」
『ねえ、お前たちの学校でも第一ボタン締めないといけないの?』「あ・・冬はね。」「うちの学校は女子は絶対しないと駄目。テスト中に開けてたら、何で開けてるの!風紀が乱れるでしょ!って怒られた」『風紀が乱れる?・・・・何時代だよ・・・平安か?』「いくらなんでも昔過ぎるでしょ?」『だって、女の子が第一ボタン外したら、風紀が乱れるだぜ・・・いつの時代だよ。』「江戸時代くらいじゃね」『俺より若い教師が風紀なんて言葉使うか?普通・・・生徒に風紀が乱れるという先生に会ってみたいわ・・・。』

教師を目指す人へのメッセージ  第580弾!  不登校と自死の激増2 
本音のコラム(10.20東京新聞から) 前川喜平(現代教育行政研究所代表)

10月17日に文部科学省が発表した不登校等の調査結果は驚くべきものだった。2018年度の不登校小中学生の数は16万4528人で、前年度比14.2%増。12年度と比べれば6年で約1.5倍。激増だ。
 最も多い要因は「家庭に係る状況」で37.6%。次いで「いじめを除く友人関係をめぐる問題」27.8%。「学業の不振」21.6%。一方、「教職員との関係をめぐる問題」は3.1%、「いじめ」は0.6%しかない。学校からの報告だから、学校に都合のいいバイアスであるとみるべきであろう。
 不登校は「子どもの学校への不適応」ではなく「学校の子どもへの不適応」と考えるべきだ。家庭に問題があったとしても、学校が安心して過ごせる場所なら不登校は起こらない。しかし近年、「○○学校スタンダード」という画一的な行動を求められたり、自己犠牲を良しとする道徳を押し付けられたり、学力テストに追われたりして、学校が子どもたちにとって居心地の悪い場所に変わってきていると感じる。
 同じ文科省調査では、18年度の小中高生の自殺者は332人で、前年度比32.8%増だった。悲しむべき数字だ。何としても自死だけは思いとどまらせたい。自死を選ぶのは家庭にも学校にも居場所を失った子どもだ。彼らには温かい居場所が必要なのだ。

*昨日に引き続き東京新聞の同じコラムです。「○○学校スタンダード」「〇中」BASICがどうもひっかかっています。
例えば、昨日の生活BASICには・・・名札をつけ、第一ボタンをしめる。と、あります。名札を付ける意味はなんでしょう。僕は後輩達に「クラスの生徒の名前は1日で覚えろよ!」と言ってきました。子ども達の顔と名前がいつまでも一致しないなんていうのは、教師としては失格です。一週間で授業に出ているクラスの生徒の名前は全部、1か月で自分の学年の子の名前は全部覚えるんだぞ!とも言ってました。
「名前が覚えられないから、なるべくつけてくださいね」なら分かりますが・・・・付けろ!となると、お前達も付けて、生徒に名前を覚えて貰えよな!と言いたくなります。第一ボタンに関しては、ナンセンスと言っておきます。この糞暑い日本で勉強しなくてはならない中学生達に「第一ボタンをしめろ」と強要するのは、余りにも無知です。どうやったら、体温が上がらないようにするのか、熱中症を防ぐにはどうしたらいいのか・・・それを教えるのも教師の仕事でしょう。「暑い日は体操服は短パンから出しておけよ」というのが、体温を少しでも下げ、熱中症を防ぐ正しい指導です。
授業開始、終了のあいさつを心を込めて行う。・・・教師がそういう挨拶をすれば、子ども達はそれを真似します。それが教育です。
チャイム着席・・・先生が来たら座るのがマナー、誰も来ないのにチャイムで座るのはパブロフの犬。チャイムが鳴った瞬間に教室に来てない先生が多いのに、生徒に座ってろ!は・・・どうなのよ。そう言いたくなります。
チャイム黒板・・・・初めて聞きました。何ですか?これ・・・黒板が鳴る?まさかねえ・・・チャイムが鳴った時に、黒板が綺麗になっている・・・そんなところですか・・・先生が来た時に消せばいいだけのことでしょう。前の授業の先生が消して帰るか、授業に来た先生が自分で消せばいいだけのこと。何で子どもにやらせますかねえ。書いたのは誰?そう言いたくなります。
時と場に応じた適切な言葉遣い・・・これも先生がそうしていれば、子ども達は真似しますよね。それが出来ない先生を沢山知ってます。
外部の人間にケチを付けられると頭に来るかも知れませんね。でも、誰かに言われないと、気がつかないことも沢山あるんです。頭に来ても、一歩立ち止まって考えてくださいね。若いあなた方なら、考え方も柔軟なハズですから・・。

今日の写真1
今回の川掃除で出て来たゴミです。確かに台風の影響もありますが、煙草の吸殻やペットボトルは明らかに誰かがその場で捨てたものでした。これはもう教育の結果だと思うんですよね。ゴミを捨てられる人達は「家庭」でも「学校」でもまともな「教育」を受けていないのです。

今日の写真2
小平から歩いて来てくれた二人、祐晴と智栄ちゃんです。2時間半以上歩いて来てくれたそうです。流石に帰りはバスと電車で帰りましたが・・・感謝、感謝です。

今日の写真3
昔は僕も川の中に入っていたのですが、足が痙攣するようになってからは若者達に譲っています。最近は文夫一人になっているので、誰かに入って欲しいところです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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10月23日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第296弾!  2019年10月23日(水) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第296弾!  2019年10月23日(水) たかやん

朝勉
今朝もみんなが寝ている間、朝勉。英語をやって、本を読んで・・・いい感じで時間が過ぎていった。子ども達も「朝勉」をやるようになったら、伸びるんだがなあ・・・・

親知らず2
一昨日抜いた親知らずの消毒に空は歯医者さんへ。どうやら、前回よりも痛みは少ないらしく・・(慣れたのかも知れないが・・・)いい感じで帰って来た。昨夜も沢山喋っていたが、今朝もお喋りな空であった。

テニス
体を動かしにテニスコートへ。森平さんが声を掛けてくれて、ダブルスを2試合と練習をやってもらって、大分感覚が戻ってきた。特に両手のバックハンドがいい感覚になってきたので、バックで攻撃するのが楽しみになってきた訳で・・・何でもそうだが、苦手なものが得意になると、劇的に変化する訳で・・・先々週ガットを張りなおしてよかった、よかった。それにしても、

教師を目指す人へのメッセージ  第580弾!  不登校と自死の激増3 
本音のコラム(10.20東京新聞から) 前川喜平(現代教育行政研究所代表)

10月17日に文部科学省が発表した不登校等の調査結果は驚くべきものだった。2018年度の不登校小中学生の数は16万4528人で、前年度比14.2%増。12年度と比べれば6年で約1.5倍。激増だ。
 最も多い要因は「家庭に係る状況」で37.6%。次いで「いじめを除く友人関係をめぐる問題」27.8%。「学業の不振」21.6%。一方、「教職員との関係をめぐる問題」は3.1%、「いじめ」は0.6%しかない。学校からの報告だから、学校に都合のいいバイアスであるとみるべきであろう。
 不登校は「子どもの学校への不適応」ではなく「学校の子どもへの不適応」と考えるべきだ。家庭に問題があったとしても、学校が安心して過ごせる場所なら不登校は起こらない。しかし近年、「○○学校スタンダード」という画一的な行動を求められたり、自己犠牲を良しとする道徳を押し付けられたり、学力テストに追われたりして、学校が子どもたちにとって居心地の悪い場所に変わってきていると感じる。
 同じ文科省調査では、18年度の小中高生の自殺者は332人で、前年度比32.8%増だった。悲しむべき数字だ。何としても自死だけは思いとどまらせたい。自死を選ぶのは家庭にも学校にも居場所を失った子どもだ。彼らには温かい居場所が必要なのだ。

*昨日、策昨日に引き続き東京新聞の同じコラムです。「○○学校スタンダード」「〇中BASIC」がどうもひっかかっているのです。
学習BASICには・・・授業時のあいさつとあります。自分の授業の挨拶はどんな風にしてたかなあ・・・思い出すと、朝は「おはよう!」と教室に入り、それで終わりだった気がします。「気をつけ」「礼」「着席」あるいは「おねがいします」という号令が大嫌いだったからです。号令がないと、挨拶が出来ないということは、普段会った時に自然な挨拶が出来ないということです。大事なことは自然な挨拶であり、笑顔と愛情のこもった挨拶です。挨拶は確かに大切ですが、心がこもってなければ無意味でしょう。子ども達には心の籠った、笑顔の挨拶を伝授していきたいものです。
学習環境の整備・・・これは何でしょう。学習環境の整備は子ども達の仕事ではないと思いますが・・・
聴く姿勢・・・僕は中学2年生の時、聴く姿勢が悪くて、「学年で1位」の成績だったのに「4」を付けられて、頭にきて通知表を燃やした経験があります。その教科が理科だったのです。奈良女子大卒の「おばちゃん先生」に僕は反発していました。先生は分からなくなると、僕に説明させていたんです。そして、当然のように満点を取りました。学年で一人だけでした。ああ、それなのに、それなのに・・・評価は4。「糞婆あ!」と思いました。そして、意地になって理科の勉強をしたのです。婆あを見返してやりたい一心でした。その経験から、自分が教師になったら「授業態度はみないよ。テストで90点以上取れば、誰でも5だからな」と宣言したのです。授業態度もノートも見てくれはどうでもいいのです。僕は相対評価が主流の時代に「絶対評価」をしていました。自分の主観を入れない・・・好き嫌いを評価に入れないことが重要だと思っていました。自分に喧嘩を売って来た子にもチャンスがある。そんな評価を僕は心掛けていたのです。
発言の仕方・・・発言の仕方ってなんですか。まさか、手を上げて、指されたら椅子を机の中に入れて、「〇〇だと思います」「いいですかあ」「いいでーす」そして、机の中から椅子を出し・・・座る・・・そんな発言のことでしょうか。40人の子ども達がいて、そんな面倒な発言の仕方を求めていたら、発言する子が限られてきますよね。座ったまま発言した方が答えやすいに決まっています。授業にはリズムが大切です。発言を求める時には超猛スピードで当てまくる・・・バンバン指す。若いあなた方ならできる筈です。そういう緊張感のある授業を心掛けて欲しいものです。50分の授業の内の何分がその「儀式のような動作」で使われているのでしょう。学力向上を本気で考えるのなら、授業時間にそんな勿体ないことはやれないと思うのですが・・・みなさんはどう思いますか?

今日の写真1
久しぶりのテニスに付き合ってくれた仲間達です。学年で言うと、僕が中三、隣が中二、その隣の二人が中一と中二という関係で、『俺が一番爺さんかい!』となった訳で・・・同じくらいの年齢だったので、楽しかったです。

今日の写真2
最初から最後まで練習に付き合ってくれた森平さんです。新座中の卒業生の森平は僕の大先輩達をみんな知っています。中村敞一郎、神宮司久子、甲神嵒、木下保則、大矢圭三、望月秀夫・・・そして、甲神秀子もよく知っていたので、話が盛り上がりました。

今日の写真3
中三の娘と息子です。中三の息子は「携帯預かって!」と自ら「携帯依存症」を克服しようとしています。そして、勉強に集中しています。もう一か月になります。最初はその決断に驚きましたが・・・最近の息子を見ていると、その判断が正しかったことが分かります。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・


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10月24日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第297弾!  2019年10月24日(水) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第297弾!  2019年10月24日(水) たかやん

朝勉
今朝もみんなが寝ている間、朝勉。「英会話」をやって、「マンションの設備・管理」の本を読んで・・・今朝もいい感じで時間が過ぎていったのだった。

ギリ
東久留米に空を送る。「携帯忘れた!」『俺の持っていくか?』「いや・・・」『戻れないだろ?』「うん」『お金はあるの?』「あるよ」『じゃあ、公衆電話から掛ければいい。』「面倒くさい・・・あ、あった!」空は携帯を片手にダッシュで階段を上がっていったのだった。『乗れた?』「うん」短いラインで無事乗れたことが確認できたのだった。

テニス
朝ごはんを食べ、今日もテニスコートに向かった。半ちゃんが「おーい!」と僕を呼んでくれて・・・僕といっちゃんは半ちゃんと妙ちゃんが待つコートへ。暫く練習をした後、ダブルスをしたのだった。そのダブルスは何とか勝ったのだが・・・次の哲ちゃん、妙ちゃんチームには2連敗した訳で・・・・最後は足が動かないのが自分でも分かったのだった。トレーニング不足である。

LINE
都立高校に通う高1の娘からラインが来た。『どこにいるの?』「学校」『えーっ!携帯大丈夫なの?』「うん」娘からの生物の問題は結構難しく・・・それでも、家に戻って直ぐに、ちょちょちょい・・・と解いて、娘に返信したのだった。

ココア
パソコンに向かっていると、膝の上に乗って来る。最近、どうも甘えん坊になってきた。乗って来ると、腕が使えなくなるので、困る訳で・・・でも、甘えて来るのに降りろとも言えず・・・耐えるのであった。

公園
ゴミ出しに行くと、目の前の公園には子ども達が溢れていた。子ども達の歓声が聴こえる公園は見ていて楽しい。同じ時間、栗原公園の様子を聞いてみると・・・子ども達が殆どいないことが分かって悲しかった。スーパー公園の何倍もの面積がありながら、子ども達が遊べないのだ。本当に馬鹿なルールを作ったものである。


夜は塾。高1の娘との個別の塾。数学と英語に燃えに燃えた2時間はあっという間に過ぎていき・・・後半の集団塾に移行していったのだった。中三の娘曰く「今日も担任に校長推薦ができない奴がこのクラスには10人もいるって言われた。」「内申が悪いと、クレーム付けたり先生のせいにする人もいるけど、先生は悪くないからね、だってさ。」『ふーん、不思議な先生だね。昔の教師とは180度違うなあ・・・』「そうなの?」『俺たちは、絶対に全員合格させるからな。』って学年集会で言って、子ども達を安心させてたからね。「そんな先生がいたらいいのになあ・・・」


教師を目指す人へのメッセージ  第581弾!  不登校と自死の激増4 
本音のコラム(10.20東京新聞から) 前川喜平(現代教育行政研究所代表)

10月17日に文部科学省が発表した不登校等の調査結果は驚くべきものだった。2018年度の不登校小中学生の数は16万4528人で、前年度比14.2%増。12年度と比べれば6年で約1.5倍。激増だ。
 最も多い要因は「家庭に係る状況」で37.6%。次いで「いじめを除く友人関係をめぐる問題」27.8%。「学業の不振」21.6%。一方、「教職員との関係をめぐる問題」は3.1%、「いじめ」は0.6%しかない。学校からの報告だから、学校に都合のいいバイアスであるとみるべきであろう。
 不登校は「子どもの学校への不適応」ではなく「学校の子どもへの不適応」と考えるべきだ。家庭に問題があったとしても、学校が安心して過ごせる場所なら不登校は起こらない。しかし近年、「○○学校スタンダード」という画一的な行動を求められたり、自己犠牲を良しとする道徳を押し付けられたり、学力テストに追われたりして、学校が子どもたちにとって居心地の悪い場所に変わってきていると感じる。
 同じ文科省調査では、18年度の小中高生の自殺者は332人で、前年度比32.8%増だった。悲しむべき数字だ。何としても自死だけは思いとどまらせたい。自死を選ぶのは家庭にも学校にも居場所を失った子どもだ。彼らには温かい居場所が必要なのだ。

*4日続きで東京新聞の同じコラムです。「○○学校スタンダード」「〇中BASIC」がどうもひっかかっているのです。
今日は「清掃BASIC」にいちゃもんを付けます。
ジャージに着替え・・・・清掃は本当にジャージに着替えてやらなければならないものでしょうか。制服を着て清掃を真面目にやる子が怒られ、ジャージで遊んでいる子が怒られない・・・そんな学校が昔ありました。大事なのは掃除をすることであり、服装ではない筈です。
全員そろって始めの会・・・清掃に始めの会があるんですね。「これから音楽室の清掃を始めます。お願いします!」とでも言うのでしょうか。始めの会があれば、きっと終わりの会もありますね。そこでは先生の講評や評価があるのでしょうか。僕が気になるのは、先生が一緒に掃除をしているかどうかです。掃除の楽しさを子ども達に伝えるには、一緒にやるに限るからです。先生が腕組みをして、生徒が掃除をやっている・・・そういう学校だけにはなって欲しくありません。そして、清掃を罰に使うこともあってはならないことです。授業態度が悪いと「罰として掃除」、忘れ物をすると「罰として掃除」、生活態度が悪いと「罰として掃除」では、掃除の楽しさを伝えることはできません。
もう一つ。腕組みをして、生徒達が掃除をしているかどうかを見張る先生は「幸せ」な顔をしているでしょうか掃除を一緒にやる先生は「幸せ」な顔もするし、「笑顔」にもなれるでしょうが、監督し見張るだけの先生が「笑顔」になれるとは思えません。それが「仕事」だと思わされている若い先生達が気の毒でなりません。
 
今日の写真1
朝から僕のテニスに付き合ってくれた仲間達です。本当にいい練習になりました。そして、超楽しかったです。みんなありがとう!

今日の写真2
子ども達で溢れているスーパー公園です。栗原公園に比べると本当に小さな公園なのですが・・・子ども達の歓声が聞こえるって、いいですよねえ。公園らしい公園です。

今日の写真3
全く同じ時間の栗原公園です。寂しいですよねえ。子ども達が殆ど見当たらないのですから・・・新座市が目指している公園はどんな公園なのでしょう。栗原の子ども達が可哀そうでなりません。これは公園とはいいませんよ。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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10月25日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第298弾!  2019年10月25日(木) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第298弾!  2019年10月25日(木) たかやん

朝勉
今朝もみんなが寝ている間、朝勉。6時から基礎英語を聞きながら・・・最後に「英会話」をやって、それから高校数学で楽しんだのだった。

大雨
朝からかなりの雨が降っていた。東久留米に行く車が多く、空はかなり余裕を持って家を出たのだが・・・・駅に着いた時は結構ギリだった。傘を差しダッシュで東口に向かい、元気よく階段を昇っていった空であった。


9時からは近所の山田鍼灸治療院へ。大雨の中長靴を履いて行った。「昔、大雪だから長靴で登校しようとしたら、通学靴じゃないと駄目だって、怒られたんですよね」『意味わからねえよなあ。昔から頭の悪い教師はいたからなあ・・・六中の靴は俺が自由にしちゃったけどねえ・・・』「そうなんですか」『六中生諸君、君たちが今三中のように白い靴で登校しなくて済んでいるのは六中テニス部の先輩達のお陰なんだぜ。そう言ってやりたいねえ。』
色々お喋りをしながら、鍼が終わると・・・体がスッキリしたのだった。

3年連続
富山県の教諭が過労死した問題。3年間連続で勤務時間外労働が月に100時間を超えたらしい。今、教師の長時間労働が問題になっている。過労死した方も3年の担任でソフトテニス部の顧問で、と昔の自分と重なるところがあって、悲しくなった。僕の場合、時間外労働は月に200時間を軽く超えていて、それが15年は続いた訳だけど・・・・楽しくてやっていたから、別に何てことは無かった訳で・・・でも、無理してやっていたら、辛かっただろうなあ・・・そう思うのです。

会議
15時からは会議。ところが時間を過ぎてもヒロさんが来ない。電話をしても反応なし。そんなことは今までなかったので、心配になり・・・事務所まで行くと・・・のび太(ダックス)の声はするが、ヒロさんは出てこない。心配になって、心配になって・・・奥さんに見てきて貰うと・・・・「ごめーん!会議明日だと思って寝てた!」と元気なヒロさんの声が・・・・大事な人を失ったかと思って、ヒヤヒヤしたのだった。ああ、よかった!!

S先生
和光三中に昔S先生という女の先生がいました。五中の軟式テニスの時代、和光三中には負けた記憶はなかったのですが、五中が硬式テニス部になってから・・・和光三中が全国制覇したという話を聞いた記憶があります。五中軟式テニス部は市大会、班大会、県南大会までは優勝していましたが、県大会では直ぐ負けていたので、ビックリでした。
そのS先生に3年間担任してもらったという卒業生の話を聞いて笑いました。「S先生は豪快で、家庭訪問して朝まで飲んで泊っていった」というのです。『それじゃまるで俺じゃん!』「豪快ですよねえ」『女の先生でねえ・・・凄いわ。』「よく怒られました。怒られた記憶しかありません」『でも、そういう記憶っていい楽しい記憶だね。』「はい」
僕も家庭訪問で泊った経験はありますが、女の先生でそれをやるのは並大抵のことではありません。本当に豪快な先生だったんですねえ。S先生はお元気でしょうか。多分、僕よりかなり先輩だったかなと・・・・。

学年1位
『テストどうだった?』「数1が学年1位だった」『凄いじゃん。』「でも、まだKに負けてる」どうやら、クラスで1位の女の子とテストの合計点で戦っているらしい。『英語じゃなくて、数学で学年1位は凄いんじゃない?』「簡単なところだから・・・」『英語は?』「今日も返って来なかった」『あら・・・・』どこの学校にもテストを直ぐに返せないのがいるのよねえ。俺はテストを作るのは遅かったが、何があっても、テストだけは即返していた。テストをテスト後の授業で返せないっていうのは、要するに仕事をサボっている訳で・・・・まいっか。
兎に角、どんな教科でも「学年1位」を取ると、自分の意識が変わってくるのは確かなことで・・・俺も「学年1位」を取って、みんなに「凄いねえ」って言われて、自信がついたんだった。


夜は塾。90分の内、85分はずっと話をした。自分の小学校中学校時代の超悪ガキだった頃の話。中二になって、河合隆慶に出会って、突然「やる気」になった話。偏差値が急に40から63に上がった話。3年になって、友達に恵まれ更に上がった話。その頃の夢。高校生になって、トップで合格したけど、1年でクラスで最下位になった話。高校時代に吐きそうな練習をしたので、大学受験で一日13時間勉強しても、ちっとも苦しくなかった話。
大学に入って、テニスばかりいた話。その頃の夢。そして、大学3年生になって、突然教師になろうと思った話。でも、物理的に無理だった話。それを何とか乗り切った話。教員採用試験に合格するも、合格通知が届かなかった話。
新座五中に赴任し、まさかの3年生の担任になった話。そして、2年生も教えることになった話。3年4組の初日の話。
体育館に生徒に呼び出された話。そして、子ども達との受験の数々の思い出・・・そりゃあ、話が途切れることは無い訳で・・・子ども達はとってもいい顔で聞いてくれたのだった。『さ、今日から一緒に頑張るぞ。今日の今日からね。』

教師を目指す人へのメッセージ  第582弾!    文化祭

前日、つまり昨日、8時近くまで5人は頑張った。一番遅れていた4組の為に、お腹が減るのを我慢しながら5人は本当に頑張った。一将、良子、正雄、勝崇・・・そしてサザエさん。お疲れ様でした。
舞台発表がはじまった。生徒会本部の劇には笑った。会長のサルが凄かった。2年生の劇もなかなかよかったぞ。
*1991年頃までは六中にも文化祭があったんですよねえ。みんなで遅くまで準備して・・・みんなで学校に泊ったこともありましたねえ。今じゃ、考えられないことでしょうけれど・・・当時はアリ?でしたね。

こころ
昨夜は体調が悪かった。喉が腫れ、熱があった。でも3キロのランニングは休めない。やけくそになって最初から飛ばした。後ろから誰かがついてくる。3周、4周、5周・・・振り返らなくても分かる。こころだ。あの足音。あの息遣い・・・。俺にぴったりついてくる。記録を狙っているのがわかる。こころが何を考えているのかが分かる。(今日は体調が悪い)という言い訳が俺の心から消えた。気合が入った。急に足が軽くなったような気がした。
8周、9周、10周・・・一番苦しいところを乗り切った。11周、12周、13周・・・俺も苦しいけれど、こころも苦しい。そう思うと苦しみが半分になるから不思議だ。ラスト2周、こころの息遣いが消えた。11分57秒・・・こころは12分01秒、自己ベストだ。もし、最後まで息遣いが聴こえるようになったら・・・こころ、燃やしてくれるぜ!
*3キロを12分。五中の陸上部の子達と比べたら、屁みたいな記録ですが、六中テニス部の「猛練習」の後、クタクタになった状態での3キロですから、よく走っていたと思います。この日のことは今でも覚えています。

文化レベル
弁論とピアノの演奏を聴いて悲しくなった。静かに出来ないのである。ザワザワした中での音楽なんか聴きたくないのである。マナーが育ってないのである。我慢というヤツができないのである。六中の文化レベルは極めて低い。見てくれがどうであれ、これじゃあ「文化」とは程遠い。家でも学校でも子ども達にマナーを教えてないんだろうなあ・・・ばっか野郎!
*馬鹿野郎はないですが・・・「規則を守る」ことばかりを教えていると「マナーを知らない」子達ができることは確かなことです。

チャンポン
昨夜は久しぶりにチャンポンを作った。これがまた美味いのなんのって・・・俺って、料理のセンスがあるのである。今まで色んなチャンポンを食べてきたけれど、昨夜のチャンポンが一番美味かった訳で・・・。
*もう何年も作ってませんね。当時の教え子達は僕のチャンポンの味を覚えているらしく・・・「たかやんのチャンポン食べたい!」と、今でもリクエストが来ます。
『一生懸命』幻の学級通信第113弾! 新座市立第六中学校1年4組  1991.10.2  から
*1991年の1年4組が蘇ってきます。季節も同じくらいになってきて・・・余計思い出せるのです。

今日の写真1
午前中の黒目川です。台風19号の時と比べると、水量は少ないので大丈夫だと思いました。雨水管からの排水口の水位が気になりましたが・・・・。

今日の写真2
雨でやることがないので、箪笥の整理をしていたら、Tシャツがわんさか出てきて・・・これでも全部ではなくて・・・捨てるか、誰かにあげるか(貰ってくれる人がいればだけど・・・)どうしよう・・・。

今日の写真3
先日買った本です。前に読んで余りにも面白かったので、読み返しています。何故、韓国ドラマにはまり、ハン・ヒョジュやイ・ジゥに魅力を感じるのか、何故、同時に韓国や北朝鮮に嫌悪感を感じるのか・・・よく分かる本です。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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10月26日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第299弾!  2019年10月26日(土) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第299弾!  2019年10月26日(土) たかやん

朝勉
久しぶりに五中1年生の教室に入った。数学の先生の突然のお休みで代打で授業をすることになったのだ。『おっはよー!』「・・・・」勿論、形式ばった挨拶はしない。黒板に「邑 朋矢」と書く。『読める人いるかな?』「はーい!」
教室を見渡しながら、子ども達の表情を観察する。大事なことは、子ども達をリラックスさせることである。言葉を変えると「油断」させるのだ。子ども達は「緊張」させると自分を出さない。虐める子も虐められる子も、緊張させる教師には自分を見せないものなのだ。だから、わざと「隙」を作る。黒板に文字を書くとき、アンテナを伸ばし、教室の雰囲気を感じ取っていることは絶対に悟らせないことが大事なのだ。「あ、こいつはチョロいかも・・・」そう思わせることが重要なのである。油断した子ども達は「本当」の自分を見せ始める。普段のクラスが直ぐに見えてくる。その時に、誰がクラスをリードしているのか、「いい気」を出している子は誰で、「いい気」を出していない子は誰と誰で・・・それを一瞬で掴むのが「先生」という仕事である。子ども達を変えていくのはそれを掴んでからだ。何も掴まないで、「外見」だけを見ていると・・・・いつまで経っても子ども達を変えていくことはできない。

土曜日
今日は土曜日ということで、基礎英語はなく・・・読書で一日がスタートした。土曜日なので、電車の時間もいつもと違う訳で・・・普段より、少し早めに空を東久留米に送って、朝ごはんを食べてから、テニスコートに向かったのだった。

若者達
今日の課題はサービス。若者たち二人が練習しているコートに「半面貸してー!」とずうずうしく入って、洪さんと二人で練習に入った。隣で若者たちはもの凄いスピードで打ち合っているので、僕らも気合を入れて打ち合って・・・最後の1時間半近くは、僕がずっとサービスを打ち続け、ストローク練習をしたのだった。そして、最後に若者とも打ち合って・・・今日の練習は終わり。試合をせずに大満足で家に戻ったのだった。

教師を目指す人へのメッセージ  第583弾!   千春、静香、亜希子

生まれて初めてブラスバンドの指揮をした。目の前に千春がいた。シンバルとか言って、鉄琴?をやっていた。千春の真剣な目。うーん、いいぞ!
静香と亜希子はフルート。やっぱり、いい目をしている。俺の後ろでは1年生の先生達が「夢の中へ」を歌っていた。北地先生と吉沢先生の歌に、大笑いの体育館。のりまくる小山先生。なかなか楽しかったぞ。
*ブラスバンドの指揮やったんですねえ・・・北地君の代わりにやったんだろうか・・・北地君とヨッシーのデュエットねえ・・・そんなことがあったような気もするのですが・・・

美絵。幸枝、喜子
理準で『緊張してた?』と俺。「うん、もう緊張しまくって、何度も落としちゃった!」と幸枝。でも、三人とも上手だったよ。どうやったら、あんなにクルクル回るんだろう。今度、教えて貰わなくっちゃ!
*当時の六中にはバトン部があったのです。3人ともまだ1年生でしたから・・・失敗しちゃったんですね。


中一の時、生まれて初めて机を買ってもらった。その机がまだ家にある。もうボロボロだけど、ちゃんと生きている。理準の机はテニス部の卒業生がくれた。両方とも木の机。やっぱり木はいい。
*机は大事だと思います。その机に合った椅子も・・・

うちのお父さん
「うちのお父さんなんかね。夕方6時に帰って来るとか言って、朝の6時に帰って来るんだよ」と由美。「うちのお父さんはね、ご飯いらないとか言っといて、“腹減った”って帰って来るんだよ」と尚代。
「朝もね。お父さんがね、お母さんに“送ってくれると嬉しいなあ”とか言ってね。お母さんに送って貰ってるんだよ。そんでね、お父さん、あたしの知らない間に帰って来るの」とこころ。「この頃お父さんと会ってないよ。あたし」
こういうお父さん達って好きだなあ・・・俺の父さんも、昔こんなことがあった。
*ここに登場するお父さん達とはその後、超仲良しになりました。今でも勿論仲良しです。

あれは確か俺が中三くらいの時の給料日。酔っぱらって帰ってきて・・・・「お父さん、月給袋は?」とお母さん。「ない・・・どこかに忘れてきた」『ちょっと待ってよ。マジかよ、父さん・・・』「うるさい!お前達、1か月飯を食うな!」それを聞いて、俺達は大笑いをした訳で・・・何とも楽しい父さんだった。「1か月飯食うな」はその後暫く、我が家で流行っていたっけ。そんな父さんが死んでもう10年も経った。
『一生懸命』幻の学級通信第114弾! 新座市立第六中学校1年4組  1991.10.5  から
*学級通信は毎日書くと244弾くらいになるんです。114弾ですが、まだ半分なんですね。本当によく書いたなあと思います。


今日の写真1
今朝の血糖値の低さに驚きました。78・・この数字はちょっとヤバいのです。高血糖も怖いですが、低血糖はもっと怖い訳で・・・気をつけないといけませんね。

今日の写真2・3
午前中の練習をずっと付き合ってくれた仲間達です。この二人の若者たちの打ち合いは凄まじく・・・隣で打っていた僕達も、その気になりました。今日はサービスとフォアハンドがかなりいい感じになりました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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10月27日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第300弾!  2019年10月27日(日) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第300弾!  2019年10月27日(日) たかやん

朝勉
5時半、朝勉スタート。朝だというのに「暗算」のtrainingからスタート。それから「英語」「高校数学」を少々。
7時になって、お風呂に入って・・・朝ごはんを食べて・・・公開授業に行く準備をする。

六中
久しぶりに母校六中に行った。1時間目がはじまる前に到着。1階の受付で学校公開の時間割を貰う。字が大きくて読み易いのだが、担当教師の名前がないのが気になった。3階の2年生の教室に向かい・・・2年生の3組〜6組の授業を見てから、1年、3年の教室を見てまわる。授業を参観する保護者は思ったより少なかった。10年間居た「理科準備室」も見て・・・校庭を見て、六中を後にしたのだった。

五中
そのまま母校五中に向かった。五中の時間割は字は小さくて読み辛いが、担当教師の名前はちゃんと書いてあった。授業を見るということは、担当教師の授業を見る訳で、重要なのである。五中の授業も3年から1年まで全部見た。同時に複数の中学校を見ることには意味がある。同じ日に見ることで、学校の雰囲気が比較できるからだ。

視点
授業を見る時はいくつかの視点がある。自分が教壇に立つ時は勿論、子ども達の表情に集中するが、参観者として見る時は教師の目と言葉に集中する。子ども達の表情やクラスの雰囲気は瞬間で分かるから、そっちに集中するのである。
弱ったのは、「授業参観用」の授業で普段の授業とは違う授業をやっている先生がいたこと。普段の授業に自信がないのは分かるが、見る人が見れば直ぐに分かる訳で・・・完全にアウトである。

緊張
別に上手な授業をしなくてもいいのだ。緊張していたっていいのだ。若い先生は授業参観で緊張して当たり前だ。それでも「一生懸命」話をして、子ども達から「いい言葉」を引き出そうとする先生達は伸びるのである。六中にも五中でも、そういう授業を見ることはできた訳で・・・そういう先生の授業を受けている子ども達は幸せである。その場だけ切り抜けようとする先生達は伸びない。ベテランになればなるほど、その差が出てくる訳で・・・・大事なことはいつの世も、「一生懸命」子ども達に向かい合って授業をすることだ。

テニス
午後はテニスコートへ。壁打ちをしていると、声が掛かって・・・森平さんと組んでダブルス。森平さんはサウスポーなので、フォアサイドでのリターンになったのだが、なかなかいい感じで打てたわけで・・・

買い物
テニスの後は買い物へ。西友でビールを買って・・・ラグビーを見ながら、ビールを飲んだのだった。勿論、ノンアルコールだから、酔いはしなかったのだが・・・・


教師を目指す人へのメッセージ  第584弾!        「本音のコラム」

東京新聞の日曜日の朝刊が楽しみです。「本音のコラム」に前川喜平が登場するからです。今日の本音のコラムは話題になっている教育職員給与特別措置法についてでした。現役の若い教師達にとっても、教師を目指す人あなた達にとっても重要な問題なので、取り上げてみました。

「給特法改正案の実効性」
文部科学省は教師の働き方改革に向けて、教育職員給与特別措置法(給特法)の改正案を国会に提出した。その柱は1年単位の変形労働時間制、教師の年間の勤務時間を業務の繁閑に応じて傾斜配分できる仕組みの導入だ。たとえば、学校行事などの多い4,6,10,11月は勤務時間を週3時間増やし、その代わりに8月に5日程度の休みを設けるのだという。しかし、これで教師の勤務が軽減できるだろうか。
 そもそも文科省が標準授業時間を大幅に増やしたので、全国的に夏休みは短くなっている。その夏休み中も、教材作成、補習授業、部活動指導、水泳指導、保護者との個別面談、各種研修など、教師にはいろいろな仕事がある。
 年間20日の年次有給休暇(年休)の取得は当然の権利だが、実際に年休を全て消化している教師はほとんどいないだろう。変形労働時間制で休みの日を作っても、その分年休が減るのでは「朝三暮四」のような話だ。仕事の総量が減らなければ何の意味もない。
 教師の残業時間の「上限」の設定など、業務量管理の「指針」を文科大臣が定めるという。しかし、教師の残業が「自発的な勤務」とされたままでは、実効性は期待できない。「上限」は教師が自発的に守れという話なのだから。教師の労働基本権に立ち返って議論し直すべきである。(現代教育行政研究会代表)
*年間20日の年次有給休暇(年休)で忘れられないことがあります。六中時代、2年間年休を1時間も取らなかった時代がありました。授業を休みたくなかったし、何かの時の為にと1日も(1時間も)休まなかったのです。それを生かす時が来たのですが、当時の新座市教委はそれを許しませんでした。関東テニス協会ジュニア委員会の要請でアメリカ遠征にジュニアの子ども達を引率するという話でした。費用も協会が持ってくれるし、遠征の日程は殆ど冬休み期間中だったので、許可が下りると楽しみにしていたのですが、新座市教委は「授業日が残っている」という理由で許可しなかったのです。その授業時間は13時間でした。2年間で40時間の年休を残したにもかかわらず、授業が13時間残っているという理由で、僕は子ども達と一緒に全米オープンジュニア(オレンジボール)行くチャンスを逃しました。
 今回の教育職員給与特別措置法は当時の僕らの時代の縛りよりも更に厳しい法律になることは間違いありません。「働き改革」ではなく「働かせ方改悪」ですね。昔に比べて子ども達が厳しい環境に置かれていますが、若い先生達もまた昔に比べて厳しい環境に置かれているのです。
 それでも、教師になる夢を諦めないで欲しい。そういう時代だからこそ、「子ども達の為に生きる」若者に教師になって欲しい・・・僕はそう思っています。

今日の写真1
懐かしい・・・六中の3階から見た校庭です。子ども達と一緒に走った校庭、そしてテニスコートも向こうに見えます。
校庭の向こうの木々の緑は深くなっていますね。

今日の写真2
10年間、クラスの子ども達とトイレ掃除に燃えていた僕としては、ちょっと残念な光景でした。雑巾たちに罪はありませんが・・・気になったのでパチリ。でも、子ども達を怒らないでくださいね。

今日の写真3
六中のトイレには写真のようにベンチがあります。大規模改修した時は、休み時間、ここでまったりすると聞いていたのですが、こんな張り紙が・・・ちょっと残念でした。子ども達にとって、まったりできる空間は大切だと思うのですが・・・
*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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10月28日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第301弾!  2019年10月28日(月) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第301弾!  2019年10月28日(月) たかやん

朝勉
5時半、朝勉スタート。6時、ラジオを付けて基礎英語1から聞く。聞きながら体を動かすことはできる訳で・・・

左胸
朝になると、左胸に違和感が・・・少し痛いというか・・・気胸の時の痛みに似ていないこともないのだが・・・
暫くすると、痛く無くなるので・・・・そのままにしてあるのだが・・・医者に行った方がいいかな。

7時過ぎ
空を東久留米まで送る。昨夜も遅くまで机に向かっていた空。受験の時よりも頑張っているかも知れない。模試まであと2日。空が朝早くから夜遅くまで頑張っているので、我が家から「勉強しなさい」という言葉は完全に消えている。勿論、僕は昔から一度も言ったことはないが・・・・。

整骨院
石神3丁目にある、六中の赤ジャージの正人の整骨院に行った。1時間、体を診てもらって・・・体が熱くなるのが分かった。「たかやん、代謝がいいんですよ」と正人。大分体が楽になった気がしたのだった。

抱っこ
パソコンに向かっていると、ココアがツンツンしてくる。抱っこして!と言っているのだ。抱っこすると、仕事が出来ない訳で・・・でも、ココアを無視するわけにはいかず・・・抱っこしてしまうのである。


どうも咳が止まらない・・・風邪ならいいのだが・・・息をするのがちょっと辛い。塾の時間までには治さないといけない・・・

八千草薫
小さい頃から一番好きだった女優が亡くなった。どんなに綺麗な女優よりも好きな女優だった。目が垂れていて、声が優しくて・・・それでいて芯が強い女性だった。88歳・・・あの声がもう聞けなくなるのが残念でならない。でも彼女の姿を映像の中で見ることができることは、彼女の声を聞くことができることは幸せなのかも知れない・・・・。


『合唱祭の前、体調が悪くて・・・第一ボタンを外していいですかって聞いたの。そうしたら・・・』「あなたの内申が下がります」「クラスの評価も下がります」『体調が悪くて、トイレに行って、そこで吐きそうになっていたら』「早くそこから出てきなさい」『吐きそうなんです』「吐くな!」中三の娘と先生との会話が悲しい。咳が出るから、マスクをしていたら、「なんでマスクをするんだ!」と言われたというのだから酷い。合唱の時に外せばいいだろうし、どうしても第一ボタンに拘るのなら、歌うときにボタンをしめればいいだろう。体調が悪いという生徒に対して、「見かけ」を気にすることしかできない教師の未熟さが悲しい。そして「内申」という言葉を中学生に向かって、軽々しく使う意識の低さが残念でならない。「内申」で生徒を脅かす行為はパワハラ以外の何ものでもないでしょ・・・。


教師を目指す人へのメッセージ  第585弾!        貴広からの手紙

今僕は気分がとてもいいです。多分、たかやんは今寝ていると思います。この手紙を書いた時間は明け方の4時30分。全然眠くありません。でも、これから眠くなると思います。
たかやんが家に来れる日は、今日でもいいし、明日でも明後日でもいいです。でも、一応、いつ来るか知らせてください。僕が六中に行ってもいいです。こっちに来る時間は7時くらいがいいです。僕が六中に行く時間もそうです。友達を連れてきて欲しいです。でも7時くらいに来れる人はあんまりいないと思います。こないだ来た女子ぐらいだと思います。女子だけでも来て欲しいです。クラスのことだと聞きたいし。家の中で話すよりも外がいいです。理由は顔もあるけど、家の中だと上手く喋れないからです。今度、こずえ先生呼んで走ってみましょう。母がお礼をしたいと言っていたし。
ずっと前にもらった中学校に来て欲しいという手紙で、ちょびっと一人一人の性格が分かりました。もっと知りたいから、自己紹介みたいな手紙が欲しいです。やだみたいだったらやめていいです。また手紙書きます。  貴広
*貴広の手紙を読んでいると、「不登校」になってしまった子達の心の悲しみと夢が少しだけ分かるような気がします。小学校時代にアトピーで女の子達にからかわれて学校に行けなくなった少年の悲しみは、僕らが想像できないくらいの悲しみだったのでしょう。「人を外見で見てはいけない」学校は本来そういうことを子ども達に教える場所のはずなのですが、昔も今も学校には「外見」で児童・生徒を判断する「先生」いる訳です。そういう先生がいると、子ども達がそれを真似するのも分かります。だって「先生」が背中でそれを教えているのですから・・・。僕は幸せなことに「人を外見で見てはいけない」という両親と先生達に育てられたので、そうはなりませんでしたが・・・・。可哀そうに、そういう「先生」達もまた、誰かにそう教わって生きてきたのでしょう。負の連鎖ですね。

謎の少年
夜の9時、家の近くにその少年はいた。犬を連れていた。やけに遊(うちの犬)に似ていたので、少年の顔をじっと見つめたが、見たことのない顔だった。少年じゃジーンズをはいていた。上着もジーンズ、そして帽子も・・・車を降りて家に入ろうとすると、その少年が挨拶した。「お帰りなさい。お父さん」びっくらこいて、よく見ると雪だった。俺は自分の娘と自分の犬が分からなかった自分に、もう一度、びっくらこいたのだった。
*その時、娘の雪は五中の1年生。きっと、男の子だと思い込んだのでしょう・・・・。その時のこと、何となく覚えています。可愛い男の子だと思ったんですね。それにしても、自分の愛娘と愛犬に気がつかないとは・・とほほほほ。
『一生懸命』幻の学級通信 第116弾! 新座市立第六中学校 1年4組  1991年10月8日 ともや  から

今日の写真1
昔の卒業生はここがどこだか分からないと思います。これ、六中の音楽室前の廊下なんですね。小松先生、森田先生、西野先生、片山陽子、神宮司久子・・・優秀な音楽の先生達のことを思い出しました。

今日の写真2
六中の理科準備室です。この準備室の中にはベンチプレスのベンチが置いてあって、ギターやラジカセがあって、将棋盤や碁盤があって・・・この場所は「理準」と呼ばれ、みんなよく遊びに来ました。悩み事のある子ども達は勿論ですが、同僚たちもここで「たかやん聞いてよ!」と相談に来て、そして泣いていきました。いつの時代にも学校の中にホッとできる場所は必要だと思います。それが「校長室」だったらベストでしょうが・・・・

今日の写真3
六中の校歌と六中の環境は本当に素晴らしいと思います。六中の校歌にあるように、ここを巣立った生徒達は勿論、先生達も「いつの日も故郷」と、この場所に戻れる・・・。いつまでも、そんな場所であって欲しい。そう思うのです。*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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10月29日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第302弾!  2019年10月29日(火) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第302弾!  2019年10月29日(火) たかやん

朝勉
今朝も5時半朝勉スタート。6時、ラジオを付けて基礎英語1〜英会話を聞く。そして、7時になって・・・

7時過ぎ
空を東久留米まで送る。いよいよ明日は模試。どんな成績が返ってくるのかな。高1の時に1分も勉強せず、学年でペケから6番。クラスで最下位だった僕とは比べるまでもないのだけれど・・・・

ココア
朝ごはんを食べてから、ココアを連れて病院へ。そして、そのまま陸上競技場に向かったのだった。

駅伝
五中駅伝部を応援しに、陸上競技場に向かった。小雨降る中、スタートは9時50分。10分前には着くことが出来た。
女子駅伝は三中が強かった。そして、五中の女子も頑張って・・2位に入り県大会へ。男子は二中が速く、五中男子は三位と健闘したのだった。五中ばかりに注目してしまったが、どこの中学校も必死で走り、出られなかった子達も大雨の中でずぶ濡れになりながら、声を枯らして応援していた姿に涙がでそうになった。みんな、風邪を引かないでね。大会を運営していた先生達もお疲れ様でした。

ゴールテープ
三中の女子が優勝したのだが、ゴールテープが無くて可哀想だった。沢山の駅伝大会を見てきたが、ゴールテープがない駅伝は初めて・・・雨だったからかなあ・・・。ゴールがどこだかわからず、走っている選手も多くいて、可哀そうだった。

立教
駅伝で立教高校の渡辺先生と話をしていたら、西村先生(立教中学)の話になって・・・声が聞きたくなって、電話をしてしまった。西村先生は東京教育大学庭球部の卒業生で、石神井高校庭球部の僕の恩師、古川溥の大学の後輩。その関係で関東中学や全国中学で一緒に大会を運営し、大会運営のいろはを教えてくれた大先輩なのだ。僕が学校を辞めてからもその信頼関係は変わらず・・・立教大の教育講演会に講師として、僕を呼んでくれたのも西村先生だった。
そう、僕のことを買ってくれて、ずっとお付き合いさせていただいているのだ。西村先生の自宅に電話すると、懐かしい奥様の声。残念ながらゴルフの練習に行っていて不在とのことだった。しかし、家に戻ってから電話がかかってきて・・・結構な長電話をしてしまったのだった。お元気そうでよかった、よかった。

筑波大
電話の中で話題になったのが、全国学生王座での筑波大の大活躍。何と、筑波大女子が全国学生王座に出場し(関東から全国に出るだけでも凄い)優勝したというのだ。13連覇した早稲田が関東予選で敗退したとしても、強豪慶應と関西大がいる中での優勝は凄いとしか言いようがない。筑波大のみんな。初優勝おめでとう!

亜細亜大
ずっと応援してきた亜細亜大学の子達はどうしただろう。暫く亜細亜大学にも行っていないから、ボールも寄付できていない・・。うーむ。亜細亜大学に行って長久保先生にも会わなきゃだ。


夜は塾。質問に答えた後は子ども達と一緒に基礎英語を聴きながらのディクテーション。これが結構難しい訳で・・・あっという間に子ども達との時間は終わってしまった。

塾2
数学Aの質問が突然来た。『お腹空いてるから先に食べても・・・』「先に教えて!なんで3!で割るのかが分からない。」『A.B.Cを同じものとして見るんだ。だから、□で置き換えるんだ。』それは、A.B.C.D.E.Fの6文字を並べた時に、Aの右側にB.Cが来る場合は何通りかという問題で・・・・6!を3!で割ってから2倍するという問題。「2倍するのは分かるんだけど・・・3!の意味はなに?」それが終わると「次は5番やって・・・」「その次はこっちの2番の3番ね」空父が夕飯にありつけたのは、11時半を過ぎていたのだった。とほほほほ。

教師を目指す人へのメッセージ  第586弾!     つまらん

学校に来るそうそう校長室へ。「テニス部の活動が朝早すぎ。帰りも遅すぎるという電話が匿名であった。」とのこと。朝のはよから、自分の子どもは放ったらかしで、ひとの子の面倒をみて、文句を言われたんじゃ、かなわんと思う。大体、匿名というのが気に食わない。気合が入らない。自分の子どものことなのだから、堂々と名乗ればいいのに・・・この頃は父親までが詰まらないのが多くなってきた。
雨が降りすぎる。洗濯物は乾かない。テニスができない。ランニングするとビショビショ。犬の散歩もビショビショ。運転もし難い。気分が乗らない。ああ詰まらん。
*酷いですねえ。「父親までが詰まらないのが多くなってきた」なんて書いてしまうのですから・・・もう少し書き方もあったでしょうに。それにしても、我が家の子ども達には本当に可哀そうなことをしました。特に長女の雪とこのクラスの子達とは同じ学年でしたので、一緒にいる時間がこの子達の方が遥かに長かったのです。多感なこの時期に、一緒に居られなかったことは、もう取り返せない訳で・・・・

原子の手
どうしてMgには手が2つあって、ClやHには手が1つしかないのか不思議に思った。なんでH₂は爆発するとH₂Oになるのかがよく分かった。でも、どうして合わさるのに反応熱が出ないんだろう。(尚代子)

今日やった授業で謎が解けて、胸がすっとした。もっともっと化学式が知りたくなった。(史彦)

今日、ウォーミングアップで元素記号をやった。まだ覚えてないから、早く覚えようと思った。(洋志)

今日の実験でのまとめでは、先生の説明で疑問だったところがよく理解できた。また実験したい。(美由紀)

今日の授業で前にやった実験の答えが明らかになった。なるほどそうなのか、と思った。(智治)

今日の実験のまとめでは先生の説明で疑問なところもよく理解できた。ふむふむ次の実験が楽しみだなっ!(よしこ)

今日の授業は集中したが、何だかよく分からなかった。(幸子)

少し難しくて、理解できなかったところがはじめあったけど、段々分かってきた。もっと、色々なことを知りたい。
(幸枝)

今日の実験のまとめは面白かった。Mgには2つも手があるのに、どうしてClには1つしか手がないのか不思議に思った。けど、これが化学の世界かも知れない。(由美)
*この感想の中に今日の授業は集中したが、何だかよく分からなかった。と書いてくれた幸子に感謝です。こういう子がいてくれると、授業のレベルが上がるのです。分からないのは子どもが悪いのではなく、教える方に力がないのです。
『一生懸命』幻の学級通信 第117弾! 新座市立第六中学校 1年4組  1991年10月9日 ともや  から

今日の写真1
スタート前のウオームアップ直後の一瞬です。「襷は渡すんじゃない。繋ぐんだ。」そう言って、この子達を育てた良介先生の言葉を思い出しました。1区を走る子達は、どれ程の重圧を感じながらこの場に立っていたんでしょう。

今日の写真2
スタート直前の一瞬です。見ている方もドキドキします。この1区を走る子達に全てが掛かっていると言う人もいるくらいですから・・・。

今日の写真3
そして、スタートの瞬間です。この子達が1年生の時からずっと見てきましたが、3年生になって、これが最後の地区駅伝だと思ったら、それだけで泣きそうになりました。(みやびーっ!行け―っ!) 明日に続く
*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・


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10月30日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第303弾!  2019年10月30日(水) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第303弾!  2019年10月30日(水) たかやん

朝勉
今朝も5時半朝勉スタート。高校数学を少しやる。6時、ラジオを付けて基礎英語1〜英会話を聞く。

7時過ぎ
空を東久留米まで送る。霧が凄かった。結構ギリだったのだが、『乗れたの?』というlineに「遅延していてまだ来ない」という返事が来た。いよいよ今日は模試。頑張ってきた甲斐があるといいのだが・・・・

美容院
朝からココアは美容院。いいねえ、シャンプーしてもらって、カットして貰って・・・注射まで・・・
「あかり動物病院」に着くと・・・ココアはクウーンと鳴いたのだった。独りで残されるのが嫌だったんだろう。

文さん
久しぶりに文さんに会った。加藤文保・・・僕が尊敬している大先輩である。文さんは変わっていなかった。相変わらずいい表情をしていた。少しの時間だったけど、一緒に居られて幸せだった。

健ちゃん
久しぶりに健ちゃんに会った。須田健司・・・議会で大いにやりあった大先輩である。健ちゃんは元気そうだった。市長時代よりもいい顔しているように感じたのは気のせいだろうか・・・。もう一度、今度はテニスコートの上で戦ってみたい・・・そう思った。あの綺麗なフォームはきっと健在だろう。文さんには面と向かって「文さん」と呼べるが、「健ちゃん」に面と向かって「健ちゃん」と呼んだことは一度もない。当たり前か・・・・。

英検
大学入試に英検などの「民間試験」が使われることの違和感はなんだろう。どんな「英語力」が必要かはその大学が決めればいいことであり、同じである必要はない。大体、高1で取った英検は使えないという理屈もおかしい。要するに「沢山受けてよね。民間団体が儲かるように」そういうシステムでしかないのだ。金が動けば、それに群がる政治家や官僚がいるのは昔も今も同じ。だから議事録が公開できないのだ。誰がどういう経緯で決定したかも分からないという仕組みに受験生たちは翻弄されている。英語が好きで、中学生の頃から「英検」に慣れてきた空。高校生になり、「次は準1級だね」とやる気満々だったが、「今、合格しても、大学入試には使えないんだってさ」とモチベーションは下がるばかりだ。
ただでさえ大学にお金がかかる時代に、更に親の負担、学生の負担をかけようというのだから、始末が悪いのである。


夜は塾。個別対応の塾は「理科」と「英語」に燃えてみた。センスがいい中一の息子は質問の内容もなかなかのもので・・・間違いなく伸びるだろう。後半は中二と中三の集団対応の塾。こちらは「数学」中心に授業を進めたのだった。

清少納言
夕飯時、清少納言の話をする空。「時代は違うけど、同じ日本人だから・・考え方とか似てる訳よ。今に通じるものの見方というか、考え方をするから、読んでいて楽しいんだ。」どうやら、暇な時には「枕草子」を読んでいるらしい。そして今度は模試の英語の話になり・・・英作文力を試される空父であったとさ。

教師を目指す人へのメッセージ  第587弾!     戦争

今日は新人戦。だから特別授業である。『今日は戦争について考えるぞーっ!ビデオを見るぞーっ』「プラトーン?」と恒志。『ばか、ランボーだよ。』と俺。「嘘だあ〜」と一将。
いきなりB29が出て来た。俺たちは戦争を知らない。戦争が終わって9年もして生まれたから・・・・でも、B29は怖かった。10歳くらいまでは空から爆音が聞こえてくると怖かった。
お母さんが死んだ。あっけなく死んでしまった。それを妹に言えない兄ちゃんの気持ちが悲しかった。まだ始まって15分しか経ってないのに、もう泣きそうだ。
蛍を見なくなって、どれくらい経ったろう。昔、田舎へ行けば何匹でもいた。農薬が蛍を殺しちゃったんだろうなあ。
防空壕は暗かった。富山の練兵場跡の防空壕で俺たちはよく遊んだ。中はヒンヤリして、黴臭くて、そして暗かった。
お母さんの着物を売るところでついに泣いた。お母さんの着物を米にかえる。大人には出来ても子どもには出来ないよなあ。サクマのドロップが懐かしかった。突然、白いハッカのドロップを思い出した。
 父さんは陸軍少尉だった。ビルマ戦線で機関銃部隊を指揮していたらしい。父さんはよく戦争の話をしてくれた。マラリヤにかかって死にそうになった話。英軍の捕虜になって、イギリス人に殺されそうになった話。爆撃された話。そういう話を聞くたびに、もうちょっとで俺は生まれてこなかったんだなあと思った。
 妹の為に、食べる為に泥棒をする兄。俺もきっと同じことをしたと思う。段々、弱っていく妹。海軍の父が死んだことを知る兄。そして・・・妹も死んでしまった。母と父と妹を失う気持ち・・・悲し過ぎる。自分の手で妹を焼く気持ち・・・痛すぎる。
 そして、そんな兄妹を残して、太平洋で戦死してしまう父。爆撃で死んでしまう母。どんな思いだったんだろう・・・。
今日は野坂昭如の「火垂るの墓」を見た。彼と妹の話なのだ。実話なのだ。そして、沢山のセツコが日本中にいたのだ。
戦争は本当にあったのだ。忘れてはいけないのだ。絶対に繰り返してはいけないのだ。
教室で鼻をすする音が聴こえる。みんな泣いたのだ。野坂昭如の言いたかったことがちゃーんと伝わったんだと思う。
*この日はきっと新人戦で・・・硬式テニス部は試合が無くて・・・1年4組の社会かなにかの自習時間にビデオだかDVDを鑑賞したのだと思います。「火垂るの墓」には本当に泣かされました。みなさんは、この頃の子ども達よりも更に「戦争」を遠くに感じる子ども達とこれから接しないといけません。「戦争」の痛み、悲しみ、苦しみ、恐怖・・・そういったものを大人が感じられなくなると、子ども達はもっと感じられなくなり、やがては戦争に対する嫌悪感のない人間が育っていきます。恐ろしいことです。若い先生にも「火垂るの墓」は必見です。

『一生懸命』幻の学級通信 第118弾! 新座市立第六中学校 1年4組  1991年10月12日 ともや  から

今日の写真1
1年生の時から大活躍してきた選手にもいつか強力なライバルが登場します。同級生のこともあれば、後輩のこともあります。素晴らしいランナーの傍には必ず素晴らしいランナーがいる。そんなことを感じさせてくれた大会でもありました。

今日の写真2・3
第一走者から第二走者に襷を繋ぐ・・・その瞬間が好きです。襷を繋ぐその瞬間の二人の笑顔が好きです。泣きそうになりながら、(りおん!行け―っ)と叫びました。体調を崩していたのに、頑張る選手達には本当に頭が下がります。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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