GDP 今日の討論では面白いことがあった。小池さんが賛成討の中でGDPがプラス成長となって税収も伸びてきている・・・というような内容のことを言ったので、実質GDPはプラスに見えているが、2013年をピークに実質消費は減り続けている。ピーク時と比べて約7%減。日本は貧困化しているという話をした。実質GDPが伸びているように見えるのは、名目GDPが減少していても、GDPデフレーターがマイナスになっているからで、名目GDPをGDPデフレーターで割ることで出てくる実質GDPがプラスに見えているだけだという話をしたのだが・・・実質GDPと名目GTPの違いを知らない人たちが「間違ってるよ」「訂正しなくていいの」と言ってきて・・・ちょっと困ったのだった。 アベノミクスとやらのせいで、実質GDPはデフレ型成長とも呼ばれている伸びを見せているだけなのだ。そして、実質賃金も下がり続けているのである・・・。GDPの伸びなどという言葉に騙されてはいけないのである。