Diary 2020. 7
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7月11日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第193弾!2020年7月11日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第193弾!2020年7月11日(土)  たかやん

7月の川掃除のお知らせ
黒目川の川掃除を明日12日(日)に行います。午前9時に栗原一丁目公園に集合です。そこから川の両サイドの土手を馬喰橋までゴミを拾いながら歩いて、馬喰橋から川の中に入り(1人〜3人)土手のメンバーと協力しながら、川の中のゴミを拾います。栗原一丁目公園まで遡り、一度ゴミを下ろして・・・神宝大橋までゴミを拾います。そこの自販機で水分を補給し、遊歩道と土手を掃除しながら栗原一丁目公園まで戻って終わりです。
9時から11時までの2時間を予定していますが、途中からの参加も途中までの参加も大歓迎です。参加される方は090−6497−5737(たかやん)まで連絡ください。メール(takayanchan@outlook.jp)やFACEBOOKでの連絡もオッケーです。

手術
今日も午前中は堀之内病院へ。予約なしでいったので、1時間どころか2時間以上待つことに・・・。待っている間は英語と経済のお勉強に集中していたので、あっという間だったが・・・・・診察室に入ると「これは・・・手術しましょう!」『あ、はい。』「血液検査をして・・・予約入れますね。」『あ、はい。』「抜糸は一週間後です」『運動はできますか?』「抜糸するまでは無理ですね。何をしてるんですか?」『あ、テニスです。』「多分、良性なので大丈夫かなと・・・」『たぶん・・・』という訳で、久しぶりに手術することが決まったのだった。とほほほほ。


夕方からは塾。試験前の中学生達はみんな必死なのである。クラスのことや部活の悩みを抱えながら、受験のプレッシャーと戦いながら頑張る中学生達。応援しない訳にはいかないぞ。
今日も数学と英語と理科を中心にみんなで頑張った訳で・・・・途中で「解剖」の話になり・・・「なんで今はやらないの?」『別にやっちゃいけないってことはないと思うけど・・・』「そうなの?」『解剖くらいやるだろ、普通。』「やらないんだなあそれが・・」「やりたい!」『まあ、昔から、女の子の方が残酷だったよ。解剖やって、蛙を最後まで切り刻むのは女だったなあ・・・。』「楽しそう」『だろ?』中三の娘の目が輝く・・・やっぱり女は怖い?
「昨日は朝五時までやったよ。それで9時に起きた。」と中三の息子。『やるじゃん!』俺は徹夜で勉強したことなど一度もないが、やれる子はやっておいた方がいい。自分の体と脳が徹夜に耐えられるかどうか知っておくのはいいことだから・・・。全然平気なら「手」として徹夜を残しておけばいいし、全然駄目なら、徹夜はやめればいいのだ。

塾2
夜は高校1年生の息子との個別対応の塾。「部活」に燃え、「生徒会」に立候補し、「学級委員」になって、「勉強」にも燃えている息子。中学時代の時間を取り戻しているかのようだ。友達にも先生にも恵まれて、高校生活が充実しているらしい。やはり、高校入試で、諦めずに最後の最後まで挑戦させてよかったと思う。息子との90分は、余りにも楽しく・・・あっと言う間に過ぎてしまったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第842弾!   Congratulations!2

『一生懸命』幻の学級通信第217弾! 新座市立第二中学校3年2組 1998年3.16

Congratulations!2

恒介・・・愛称コロ。コロの最後の伸びは凄かった・・・。身長は止まっても頭脳の方は凄い伸びだった。浦和西のサッカーは強いよ。塚も行くしね。二人で暴れておいで。

理幸・・・おとなしいんだけど、背が高くて運動ができて、悟なんかより全然カッコいい。そういうイメージでした。球技大会ごめんね。怪我してなかったら、あんな思いさせなかったのに。君は将来もてますよ。悟なんか目じゃないって・・・・。

宏佑・・・給食が終わると、いつもポツンと廊下のところに立ってたっけ。睫毛が人の3倍くらい長くて・・・弟に蹴られて怪我したり、色々あったね。ジャンボ!!

俊彰・・・女だらけの朝勉にずっと男一人、参加してくれたよね。バレーをやってたころはスリムだったけど、最近は少し・・・君の笑顔が好きでした。ハイ。基礎英語続けてね。

大介・・骨折にはじまった中学3年。将棋に燃えた中学3年。入試に燃えた3学期。でも、本当に頑張りました。担任はすごーく嬉しかったです。

寛・・・休み時間、正昭と二人で階段のところで踊ってた時の笑顔が忘れられません。自分らしく生きてください。誰にも気を遣わないでね。朝ごはんちゃんと食べるんだよ。

彰宣・・・コロも上手かったけど、彰宣もサッカー上手かった。そして、将棋も強かった。もっとやりたかったなあ・・・。高校へ行ったらトップ10を狙ってください。
You can do it!

尚一朗・・・君を知る前にお父さん、お母さん、お姉ちゃんに会ってたんだねえ、俺は・・・テニスはまだ5%だけど素質は十分。君の笑顔にどれだけ救われたことか。本当にありがとう。良い子だよ君は。ナミ先生も同じこと言ってたもの・・・。

智亮・・心配した。心配した。本当に心配した。もう駄目かと思った。よかった。よかった。本当に良かった。掃除いつも真面目にやってくれていましたね。

丈隼・・・バレー頑張った。勉強頑張った。生徒会頑張った。失敗もした。それが青春。いい子だよ丈隼。でも朝日を見るようにならなくっちゃ・・・。高校行ったら見ようね。

学・・・スーパーサイヤ人のような顔をして、新座で一番速い男。そして、でかーい。俺も中学時代“カッコいい”って言われてたけど、学には完敗です。ビデオも完敗です。はい。

*1998年3月21年の僕の教師人生が終わろうとしていました。悔いの無い21年でしたが、辞めたことで、その後何度か後悔することになります。「天職だと思った仕事」を辞めたのですから、当たり前です。でも、辞めたことで知らない世界を見ることが出来、辞めたことで新しい出会いが沢山ありました。

今日の写真1
ふるさと新座館の正面玄関です。昨日は孝子を乗せていたので、障がい者優先のところに停めたのですが、閉鎖されていて・・・裏口に回りました。

今日の写真2
ここが裏口です。正面から入っても、裏口から入っても行く場所は同じです。2階の美術室に行くのに、何でここを通らなくてはいけないのか・・・全く意味が分かりませんでした。目の不自由な人、足が不自由な人、高齢者のことは全く考えないのでしょうか。「ふるさと新座館」が聴いて呆れます。

今日の写真3
珍しく、血糖値が120を切りました。テニスが全然できないので、このところ血糖値が高めだったのです。暑くて、蒸し蒸しして苦しいけれど・・・意識して運動しないといけませんね。気合、気合・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。


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7月12日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第194弾!2020年7月12日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第194弾!2020年7月12日(日)  たかやん

7月の川掃除のお知らせ
黒目川の川掃除は本日12日(日)無事に終わりました。多くの方に声を掛けて頂きました。ありがとうございました。そして、今日も蒸し暑い中、2時間頑張ってくれた仲間達、本当にありがとう。黒目川が喜んでいたような気がしました。

久々のデート
彼女との久々のデート。いい雰囲気になって・・・目を閉じて、(ん?なんか大きくないか・・・)そう思って目を開けると、天海祐希が目の前に立っていた。『なんで?俺達つきあってたっけ?』「うん」『えーっ!そうだったっけ?』「そうだったでしょ!」『そうだったけ・・・』「そうでしょ!」まいっか。悪い話じゃないから、そのままデートを継続したのだった。
そして・・・余りにも刺激的だったので・・・目を覚ましたのは3時半だった。

8時50分
栗原一丁目公園にリヤカーを引いていく。いったい何か月ぶりの川掃除だろう。久しぶりのメンバーが集まって・・・いつものように文夫が川の中に入ってくれて・・・2時間後、無事に終わったのだった。

買い物
東京へは行くな・・・と、誰かが言ったような気もするが、都内のスーパーに買い物に行った。我が家から一番近いスーパーだからね。ついでに100均とホームセンターに行って・・・なかなかいい買い物が出来たのだった。

理事会
午後からマンションの管理組合の理事会。集会所が使えないので、我が家での会議。みんなでマスクをしての会議。議題は色々で・・・・いろんな意見が出て・・・なかなか活発な会議になった訳で・・・・時間があっという間に過ぎていったのだった。活発に意見が出る会議は楽しいねえ・・・・。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第843弾!   Congratulations!3

『一生懸命』幻の学級通信第218弾! 新座市立第二中学校3年2組 1998年3.16

Congratulations!3

友里・・・愛称ブーブー。よく怒って、よく泣いたかな・・・・。長女の癖に末っ子みたいに甘えん坊で、可愛かったなあ・・・。花粉症大丈夫?楽しかったよ。ありがとう!

沙織・・・最後に泣かしちゃったなあ。ごめんね。でも、大切なこと、教えたかったんだ。FAXが来た時は嬉しかったです。これからですよ。人生が楽しくなるのは・・・。

真澄・・・英里が苦しかった時、本当によく助けてくれました。ありがとう!友達っていいよね。君らを見ていて、改めてそう思いました。君の笑顔も大好きでした。

くるみ・・・いつの間にかタカヤンっ子になってしまったね。勉強の伸びも凄かったけど、色んな意味で凄く成長したと思います。くるみのお陰で僕も少し成長できたと思うし・・・何よりもくるみのことを心から信頼できることが嬉しいです。ありがとう、くるみ。

尚・・・うるさくて、うるさくて、うるさくて、可愛い。う〜ん。不思議な女の子ですね。それでいて、一緒にいると何故か落ちつく。凄くふしぎです。今日の電話(本当は昨日)嬉しかったよ。ありがとう!

明希子・・・テニス教えたかったなあ。アッコがキャプテンで俺が顧問。そして全国優勝。そんなこともあったかも知れないなあ・・・。テニスはじめたら教えちゃうよ。テニス部入れ!新しい青いパンツで合格したんだよね。パンツは青だよね!!

晶子・・・英里と二人でよくKatieの所へ行ったね。NOVAとVANO懐かしいね。とうとうお姉ちゃん達には会えなかったなあ。お父さんの話、又聞きたいし、遊びに行っちゃおうかなあ・・・English頑張ろうね。

亜沙子・・・くるみと愛梨果といつも三人仲良しで楽しそうだった。お母さん本当に楽しい人だよね。お父さんにも会ってみたくなったもの。高校でも頑張ってね。

舞・・・舞から初めて「タカヤン」と呼ばれた日のこと忘れません。ずっと「ねーっ」だったから・・。これからはずっと「舞」「タカヤン」だね。大好きだよ、舞。(800円返してね)

めぐ・・・二人で一緒に悩んだね。朝勉も残勉もずっと一緒だった。よくつき合わせたけど、凄くよく付き合わされたっけ・・・体育祭でも合唱祭でも君は光ってた。俺に負けないくらい・・・。中一からテニスを教えたかったなあ・・。まだ遅くないけどね。

*一人一人にメッセージを書くのは大変です。女の子達には特に気をつかいます。その割には「大好きだよ」とか「可愛い」とか禁句の連発ですが・・・・NOVAとVANO本当に懐かしい。AETのKatieが職員室でポツンと一人だったから、2組に連れて来て、一緒に給食を食べて・・・英語を習う代わりに日本語を教えたんだったよね。それにしても、個性的な子が多かった。魅力的な子が多かったなあ。本当に可愛かった。・・・みんなに会いたいなあ・・・。

今日の写真1
「あ、川の中にバンパーが落ちてる!」超有名O中1年生の涼が川の中に入り・・・独りで引き上げてきたのには驚きました。「なんで川の中にバンパーが落ちてるの?」と涼。何故かなあ・・・事故か・・悪い奴がいたか・・・うーむ。

今日の写真2
「俺のこと覚えてますか?」『え?』「タカヤン先生に卒業文集で褒めて貰ったこと忘れません。」『え?何ジャージ?』「緑です。」『何部?』「サッカー部です。」僕が六中に行った時の3年生だったのだ。そう言えば、超サッカーが上手な子だったような・・・・。たった1年しか一緒にいなかったのに、僕のことを「タカヤン先生」って呼んでくれた、としかず君とのツーショットです。僕は六中に行って最初の卒業文集に「記憶に残った子ども達」という題で文章を書いたらしい・・・。それを今でも覚えていてくれる子がいたというお話です。

今日の写真3
今日の川掃除で最後まで残ってくれたメンバーです。高2の娘も参加してくれたのですが、途中で帰りました。今日の掃除はジメジメの高温でマスク・・・かなりきつかったかも・・・久しぶりのテニスを我慢しての川掃除でした。ああ、楽しかった!!

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月13日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第195弾!2020年7月13日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第195弾!2020年7月13日(月)  たかやん

6時
珍しく6時までぐっすり眠った。いい感じである。『痛−っ!』油断したら、背中に激痛が走ってしまった。とほほほほ。本当に肋間神経痛かい・・・。

朝勉
今朝の朝勉は英語のリスニングと経済。改めて、消費税が最悪の税だということを再確認。まともな政治家はデフレの中で「消費税増税」など言えるはずがない。消費税の目的は企業減税、そして結果は消費の縮減。GDPの減少である。そのまぬけな「経済政策」はコロナ感染が増えている中で「go toキャンペーン」を行おうとするバカ達と同類項で・・・アベノミクスがいかに日本の財産を食い潰したか・・・わかるのである。

環境対策課
昨日の川掃除のゴミを回収するように「環境対策課」に電話をした。僕らは川の中と土手のゴミを拾うだけ・・後は市のゴミ収集車がゴミを運んでくれるのだ。それがなかったら・・・十何年も続かなかっただろう。

スタンディングデスク
座って勉強するのが辛いので、スタンディングデスクを見に行った。ところがどうもしっくりくるのがなくて・・・ネットで検索。「実際に見ないと駄目だよ」と空。『え?お前もつかう気なの?』「そうじゃなきゃ言わないよ。」買った途端に空に取られそうである。

こういう日は・・・
議会報告を書くに限る訳で・・・7月号の最終校正に入ったのだった。共産党の若い二人は新座駅で立っているみたいだけれど・・・手渡しだからなあ・・・まだ、立てない感じなんだよねえ・・・でも、書くことは出来る訳で・・・

数学
夜は高校数学。俺・・・数学の教師になればよかったかなあ・・・今度生まれてきたら、そうすることにしよう。数学の「高校教師」なんてね・・・。歌を歌う英語の教師も悪くないけど・・・うーん、教育大へ行って体育教師っていうのもいいか・・・・。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第844弾!   Congratulations!4

『一生懸命』幻の学級通信第219弾! 新座市立第二中学校3年2組 1998年3.16

Congratulations!4
知子・・・手芸部でのニコニコした顔。合唱前の泣いた顔。休み時間の真剣な顔。そして、合格発表の日の笑顔。どれも忘れることが出来ません。
Let’s look on the bright side.

麻奈美・・よくパタンと倒れたっけ・・色々あったね。I’m 100% behind you.だからね。何かあったら電話するんだよ。大丈夫、麻奈美ならやれるさ。

都加・・熊っていう名前にしては優しいんだよね。あははは。高校に通うのに暫くは大変だけど頑張ってね。苦手な早起きをして、基礎英語聴きながら通学なんていうのもいいね。

愛梨果・・・一度でいいから、君の水着姿(ブルルルル違った、飛び込み)を見て見たかった。オリンピックに出る時は教えてね。あと外国に行くときも。大好きだよ、愛梨果。

美幸・・・陸上部部長らしい走り方をしていたよね。スタイルはいいし、カッコよかった。最後の方はいつも給食一緒に食べたよね。今度は俺のうどん、一緒に食べよう。

美緒・・・我儘でも洗い物ができなくても可愛いから許す!なんていう男の子が直ぐに見つかるさ。・・・?明日発表だね。大丈夫。俺がついている。絶対合格だ!!

明菜・・・あと30歳若かったら、間違いなく貴女と結婚します。まあ眉毛が無かったら、ちょっと考えますけど。貴女となら80年は一緒に暮らせます。いや、ホントだよ。

佐知子・・バスケットをやっている時の柔らかい動き。教室に居る時のガチガチの佐知子。う〜ん、もっとヘニャヘニャしちゃおうよ。尚や美緒みたいに自由に生きよう。ね、大好きなさっちゃん!

佳代・・・「タカヤンのタイプでしょう」って誰から言ってたけど・・・その通りです。僕は毎日貴女のピーポーピーポーが見たい。佳代は性格もいいし、英語の発音も綺麗。そして何よりピーポーピーポーが出来る。僕の理想の女性です。

いやあ、半分酔っぱらって書いたけど、90%は本音です。あと6時間もすると卒業式が始まります。僕の教師生活最後の仕事です。大きな声で名前呼ぶから、大きな声で返事してね。1年間、本当にありがとう。大好きだよ、3年2組。大好きだよ、君たちのこと。タカヤンって呼んでくれてありがとう。君たちと会えてよかった。1年間、幸せでした。じゃあね。ジャンボ!

*学級通信を酔った勢いで書いていい訳ないのですが、「禁句」に溢れる『一生懸命』を書いています。これが僕の21年間の本当に最後の通信です。その後、3年2組は卒業式で元気に返事をして卒業していきました。卒業式の予行で「男子には君」「女子にはさん」をつけるように言われたのですが、普段「翔」「舞」「丈隼」「佳代」と名前で呼んでいた僕に、親の前だからととってつけたような呼び方ができる訳もなく・・・予行でやったように、「斎藤大輔」「金井くるみ」と呼び捨てにしたのです。子ども達は勿論、親もその方が普通でいいと言ってました。当たり前ですが、「名簿」は一度も見ない。でね・・・・子ども達の顔だけを見て、呼名しました。それが僕のプロフェッショナルとしての最後の仕事でした。

今日の写真1
久しぶりの黒目川。思ったより水量は多くはなかったですね。川の中に入ってくれた文夫も「そうでもない」と言ってました。来月からは、川の中にもう一人入る予定ですが・・・・どうなることやら・・・。

今日の写真2
久しぶりの天気でクロアゲハも嬉しそうに飛んでいました。草花と昆虫達の元気も貰っての川掃除でした。

今日の写真3
神宝大橋で休憩したときのスナップです。もう汗がダラダラでしたから、ここでの水分補給が大切ですね。ここまで来ると、後はみんなでガヤガヤ話しながら行くので、実に楽な感じがします。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月14日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第196弾!2020年7月14日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第196弾!2020年7月14日(火)  たかやん

修学旅行
久しぶりの修学旅行。我がクラスだけ他のクラスと離れ離れになって・・・感じのいい日本旅館に泊まることに。みんなで風呂に入って・・・人生を語ったところで目が覚めた訳で・・・。いい夢だったなあ・・・。

朝勉
暗い内から世界史を少々。そして、英語と数学・・・・脳みそが衰えないようにしないとねえ・・

東久留米
雨の東久留米駅前は送迎の車で一杯。顔見知りになった車も多い。今日も後ろから来た車とエアーハイタッチをしたのだった。そして、空は元気に階段を上がっていった。

管理組合
午前中は管理組合の理事長としてのお仕事。市内の業者さんに「見積」のお願いをする。今までは「管理会社」が間に入っていたので、直接のやり取りになる。いい仕事をしてもらって、管理組合としても満足する・・・そういう関係が地元の業者さんとできるように、理事会としても常に努力をしないと・・・・。

伸之
今日も五中4期生の伸之が来てくれた。当然のことながら、クリッタに電話をする。伸之は1年生は俺、2・3年生はクリッタが担任だったのだ。
そして、当時23歳と15歳の師弟は何十年かぶりに話をしたのだった。「全然、声が変わりませんね」と伸之。「あの節はご迷惑をおかけしました」「元気でやっております。」嬉しそうである。そして、伸之との会話が終わり、クリッタと話をすると・・・『ねえ、覚えてる?二人で警察に捕まったよねえ。』「誰にも言えませんよね。朝霞警察。」『え?田無警察だろ?』「俺達2回捕まったんすよ。」『え?そうだっけ・・・。』ヤクザから生徒達を奪還したのはいいけれど、どうやら二人して「不良」だったらしい。「未だにあの時の子達の名前、全員言えますもん。飯沼・池田・梅村・大谷・・・・」『持ち上がりだったからねえ・・・俺も端から全員言える。』「あの時だけですからねえ・・・」『そうだよねえ。』後にも先にも五中の3期生と4期生だけなのだ。クラスが持ち上がれたのは・・・・。全ての担任が「持ち上がりたい!」と言わない限り、持ち上がれないものだから・・・・。それにしても、朝霞警察にまで捕まっていたとは・・・それを覚えてないところも笑える。どうやら、クリッタの方が記憶力がいいらしい。流石、現役で埼大である。


夜は塾。中二の息子との個別の塾。それにしても、試験範囲のプリントが「不親切」にしか見えない。特に理科の範囲を見て驚いた。

「1年教科書p220〜270.2年教科書p84〜95.1年ワークP88〜107(ワークP107以降は地学の部分のみ範囲)、ワークシートもP36〜56の地学の部分のみを範囲とする。」
2年ワーク、P36〜38、P55〜63(範囲のところのみ)*ワークシートも単元2で範囲のところは全てやっておく。1年小テスト:1年の地学の部分全て。2年小テスト:13
*その他、授業のノートや学習プリントや演習プリントで試験範囲の個所も確認しておくこと。・・・・*俺が読んでも分からん。

学習のポイント
ワークや小テストの問題を何度も解く練習をする。授業で学んだポイントをおさえているか確認する。地学は地震の計算問題や柱状図の問題を何度も解く。生物は図を書いて語句の確認をする。実験から何が言えるのか、簡潔に自分の言葉でまとめられる練習をする。
*実験やったの?と聞くと「やってない」。『あらま・・・』

提出物・・2年ワークノートP17 と(P24〜30は範囲の所のみ全てやってくる)
1つ1つ〇付け直しを行うこと。工夫で加点あり。提出期限は7月21日の帰学活後、直ぐ回収。回収後1.2組はY先生。3〜6はSの職員室机上に提出すること。」
*本当に意味がわからん。

同じ理科として、もし自分が現役だったら、この若い後輩に・・・「お前、こんなに分かり難い文章書くんじゃねえよ。」「自分が生徒だったら分かるか?分からねえだろう!」「文章はな。誰にでも分かり易く書かなきゃダメなんだよ。」「これ見ただけで、授業が詰まらないのがバレるぞ」「1つ1つ〇付け直しを行うこと。工夫で加点あり。って何だよ!やらせるなら、お前が〇つけしろよ!」きっと、そう言うだろう。そして、「飲みに行くか・・・悩み事あったら言ってみな。」そう言うだろう。

俺ならこう書くだろう・・
2年生のテスト範囲・・・“今学期”授業でやったところ。提出物なし。評価・・・90点以上取ったら、誰でも5。70点以上取ったら4。50点以上で3。授業に参加していれば2。授業態度は一切評価に入れない。幻の7番あり。(自分で問題を作って自分で解答する)以上。昔の五中・六中はそんな感じだった・・・・。

そして、社会の範囲を見て頷いた。社会の範囲にはこう書いてあったのだ。

教科書P97〜125、資料集P80〜115、社会の自主学習P2〜13、授業で配ったプリント。
それでいいのだよ。子ども達はこういう分かり易い文章を待っているのだ。
同じ学校、同じ学年でもこの差はなんだろう。俺が管理職だったら、期末テスト範囲表を見て、社会科の教師を誉め、理科の教師達は間違いなく校長室に呼び出して「コロナで焦る気持ちは分かるけど、もう少しポイントを抑えて行こうや」と言うだろうなあ・・若い先生達はどうしたらいいのか分からないのだ。3か月分の授業遅れを取り戻さなくては・・・と必死なのである。分からないでもないが、そういう先生達を見て子ども達がどう思うか・・・そこがポイントなのである。
後半は中二の息子達、中三の息子と娘達が来て・・・なかなか賑やかな塾になった。漢文を教え、数学を教え、英語を教えて・・・あっと言う間に22時になってしまったのだった。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第845弾!   ショコタン

 朝の番組に「ショコタン」が出ていました。「不登校新聞」を発行している方と一緒に、不登校になってしまった子ども達と話をしていました。
 自分にその経験がないと「不登校」の子ども達の気持ちを理解するのは難しいものです。僕自身、多くの生徒を見てきたから、「不登校」の子の気持ちが分かるのではありません。自分も似たような経験があるから分かるのです。
 何度も何度も「言われた言葉」を繰り返す。何度も何度も同じシーンを夢に見る。何度も何度も、ふとした時にそれが蘇ってくるのです。思い出したくない顔が何度も何度も繰り返し目の前に浮かんでくるのです・・・。僕の場合、それは中三の時の雪の公園であり、寒い日の教室でのワンシーンでした。そのシーンは共に、集団で囲まれて・・・殴られ、集団で囲まれて、ドスで脅かされた・・・たったそれだけのことだったのですが、その後何十年も同じシーンを繰り返し見たのです。相手が知らない奴らだったら、どれくらいよかったでしょう・・・それが小学校時代に遊んだ仲間達だったから、ショックだったのです。
 だから、子ども達が自分を虐めた担任や顧問、そして同級生から「お前が悪い」「いなくなれ」「死ね」と言われて、屋上から突き落とされる夢を見ると言っても、理解できるのです。それは誇張でも何でもありません。心が弱い訳でもありません。自分が受けたショック酷いとそういう夢だって見続けるものなのです。
 よく「お前が弱いからだ」と言う人がいますがそれは違います。自分が味方だと思っていた人間に「裏切られるショック」はやられた人にしかわかりません。「担任」「顧問」「友達」・・・普通は味方になるでしょう。ところが、「担任」も「顧問」も「友達」も年々劣化してきているとしたら・・・強いショックを感じる子達はどんどん増えていく・・・・それが今の「いじめ」問題であり「不登校」問題なのです。昔は、それでも学校だけだったし、家に帰れば守ってくれる親もいました。今は違います。どこまでもSNSで追いかけてくるのです。その言葉は実際の言葉よりもキツイ、悍ましい言葉なのですから、始末に負えないのです。
 繰り返します。虐められた子、不登校になった子が悪い訳でも弱い訳でもありません。悪いのは「学ぶ権利」を奪った担任、顧問、友達のフリをして攻撃を続ける悪魔達なのです。

今日の写真1
朝ごはんはこんな感じでした。これでも味噌汁なんです。トマトやサツマイモが入ってます。そして、枝豆やハンバーグまで・・・・ハンバーグ入り味噌汁?まいっか・・・。

今日の写真2
我がマンションには「そら」という名前のワンコがいます。これがまた可愛いのなんのって・・・・「そらーっ!」と呼ぶと、無茶苦茶尻尾を振ってくれます。

今日の写真3
見ただけで「やる気が失せそうな」期末テストの範囲表です。中学生達、辛いですよね。どこにポイントを置いて勉強したらいいのか、先生の方も分かってない・・・僕にはそう見えます。学習のポイントがポイントになっていません。そして、提出物。これを出している先生達、一度でいいから中学生と一緒にやってみればどれだけ酷い課題か分かります。全ての教科を提出しないといけないのですから・・・・ね。明らかにポイントと矛盾しています。膨大な量の提出物をやるだけで試験前の貴重な時間が終わってしまいそうです。勉強嫌いが増え、不登校にも繋がります。一体いつになったら気がつくのやら・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月15日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第197弾!2020年7月15日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第197弾!2020年7月15日(水)  たかやん

3時
どういう訳だか、目が覚めたのが夜中の3時。道理で世の中、暗い訳である。頭の中は昨日書いた日記のこと。若い先生達がショックを受けてなければいいなと思ったり・・・・
いやいや、若い先生と、子ども達の為に書いたのだから、あれを読んで考えてくれなきゃ困る、と思ったり・・・まあ、子ども達が不利益を被ることはないと信じている訳で・・・・そんなことを考えながら、10分後・・・また眠りに落ちたのだった。

東久留米
今朝も余裕で電車に間に合った空。ギリギリだと危ないので、やはり時間に余裕を持つことはいいことな訳で・・・

団会議
9時45分からは団会議。孝子はもう先に来ていて・・・新しい控室で初めての会議がはじまった。議題は「議会報告」。『一生懸命』とは別に、孝子と二人、市民と語る会で議会報告を出そうということになったのだ。そして、2時間後・・・大体の内容が決まった訳で・・・・二人で薬局に寄ってから帰ったのだった。題名も含めて、お楽しみに・・・。


夜は塾。中二の息子との会話が楽しい。「はたらく細胞って知ってる」『なにそれ・・・』「超面白いんだ。為になるよ。YouTubeで見てみて・・・」『どれどれ・・・』YouTubeで検索すると・・・出てくる、出てくる・・・・それがまた面白い訳で・・・二人で暫く、血液のお勉強をしたのだった。「〇〇先生って知ってる?」『うん。知ってるよ。』「今日ね、授業でね・・・・」『そりゃないねえ・・・』「じゃあ、○○先生は知ってる?」『聞いたことあるかも・・・』「あのね・・・・」今の学校の生の情報が息子から入ってくる・・・。昔の俺も、そうやって「うちの学校にはね、タカヤンっていうのがいてね・・・」と言われていたんだろうなあ・・・
後半は中三の息子、娘達との塾。課題と戦いながら、普段の勉強法の間違いを伝える。子ども達の中には“間違った勉強法”をやっていて、努力している割には伸びない子ども達が多いのだ。「学校の先生がこう言った」「お母さんがこうやりなさいって言った」分からないではないけれど、学校の先生と親が一番“間違った勉強法”を教えてしまうものだから・・・。
「ねえ、私朝起きるのが苦手なんだけど・・・どうしたらいいかな」ま、塾は「勉強法」だけを教えるところではないので・・・睡眠についても解説したのだった。複数の教科をやっていると、小学校の先生達の大変さがわかるし、その面白さも分かる。色々な教科を教えられるということは本当に幸せなことである。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第846弾!   やる気にさせる

 昨日は「試験範囲」に噛みつきました。そんなことにまで噛みつくの?と思った人もいるかも知れませんが・・・子ども達に「やる気」を出させるためには、もう少しプロ意識を持って欲しい。そう思うのです。昨日の「試験範囲」を真剣に読んで、「やる気」になった人はいないと思います。今までそうだったから、他の学校もやっているから、みんなもやっているから・・・そういう理由でああいう「試験範囲」が続いているのだとしたら、本当に問題です。中にはスッキリしたものもありましたが、全体的にスッキリしていません。字も小さくて読み辛いのも問題です。
 それでも子ども達がやるのは「やる気」になったからではありません。「怖い」からやっているのです。「内申が下がるのが怖い」から、「高校に行けないと怖い」から「先生が怖い」からやるのであって、その教科が好きになってやるのではありません。
 確かに子ども達をコントロールするには「怖がらせる」のが一番簡単です。言った通りにやらないと「本当に駄目だな」「そんな態度だったらCつけるからな」と怖がらせてコントロールしようとする若い先生が多くなってきました。
 そりゃあ、1年目で「授業は下手」で「子ども達を惹きつける魅力がない」先生が、舐められちゃ大変だからと、虚勢を張るのは分かります。
 でもね。それが、いつまでも続いてはいけないんです。子ども達は「授業が上手」な先生の授業は活発に発言します。それを「発言がないから、授業態度はC」とやるからおかしくなるのです。子ども達が授業中に眠くなるのは、貴方たちの授業が下手糞だからです。もう、それは間違いありません。授業中寝ている子ども達を見たら、「要注意」です。授業を改善しなさいということなのです。それを「怒る」から、授業が上手にならないのです。
 生徒指導も同じです。怖い顔をして、言うことを聞かせようとすると・・・その場では言うことを聞いても、裏では悪さをするし、陰で苛めがおきます。「虐待の連鎖」という言葉が社会で問題になっていますが、「虐めの連鎖」の元が教師であることも多々あるのです。
 みなさんは若い、だから間違えるのは当たり前です。間違えてもいいんです。でも、間違えたまま年を重ねてしまったら、アウトです。気をつけてくださいね。
 
今日の写真1
六中最初の卒業生赤ジャージの子達の卒業アルバムです。隣は親友、1組の一郎。3組の裕子先生。二人ともハチャメチャな僕を許容してくれていました。(僕はそう思っています)

今日の写真2
一郎の体育の授業にはよく乱入しました。「先輩、やりますか!」『おう、やるか一郎!』そんな感じで、二人で校庭を走り回っていました。

今日の写真3
六中に行ってからずっとこの頭です。卒業アルバムもジャージなんですねえ・・・。五中の卒業アルバムはネクタイしていたのにねえ・・・。まいっか・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月16日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第198弾!2020年7月16日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第198弾!2020年7月16日(木)  たかやん

1時半
ぐっすり眠って、スッキリ目が覚めた。さ、起きよう・・・そう思って時計を見たら・・・なんと1時半。まだ90分しか寝てなかった訳で・・・・どうしようか迷ったけど・・・もう一度眠ることに・・・・そして、6時・・・もう一度スッキリ起きたのだった。

ひばりヶ丘
久しぶりにひばりが丘へ。空と二人で西武線に乗る。空は空いた席に座り、何やら暗記をはじめた。俺は立って本を読む。中学生の頃、「歳を取るまで電車では座らない」そう決めたのだが・・・いつになったら、席に座るのだろうねえ・・・・まいっか。

池袋
久しぶりの池袋。そして、山手線に乗る。時間が遅いせいか、電車は比較的空いていた。そして、僕らは浜松町へ。

浜松町
川に屋形船が何艘も浮かんでいた。普段黒目川を見ているので、何とまあ都会の川の汚いこと・・・・そして、目的地に着いたのだった。

池袋
帰りは池袋の本屋へ。西武の別館に行く積りでいたのだが、空が「行きたい本屋がある」とジュンク堂へ。そこで暫く僕らは足が止まって・・・空は世界史の本,僕は英語と「日本書紀」を買ったのだった。「日本書紀」と「古事記」一度、読みたいと思っていた訳で・・・・

藤井聡太
遂に17歳のタイトルホールダーが出現した。恐るべき高校生である。大山、升田、中原、谷川、羽生・・・そして、藤井聡太。プレッシャーの掛かる中での快挙である。拍手、拍手!


夜は塾。今日は前半は集団の塾。中二・中三の息子、娘達と数学を中心に頑張った。そして、後半は今日から新しく来た中三の子の初の個別対応。徹底的に数学を鍛えて・・・いい感じで終わったのだった。

塾2
そして、11時頃から高2の息子と大学入試英語に取り組む。妙に「英文法」に詳しい空。
『よく分かってんじゃない・・・やるねえ。』「常識だよ・・・」『あっそ・・・』今日も一日はこうして終わったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第847弾!  義務教育最後のテストは音楽

『一生懸命』幻の学級通信第206弾! 新座市立第二中学校3年2組 1998年3月3日

義務教育最後のテストは音楽
音楽のテストが始まる前の教室の光景はちょっと異様だった。殆どの子が音楽の教科書を片手に何やら覚えていたのだ。(教室の後ろにズラーっと並んで・・・)
明菜、直子、舞子、明希子といったところはストーブにあたり、気にもしていない様子だったし、寛や健一も相手にしてなかったが、あとの子達は大体やっていたね。
 このテストが終わると学校でのテストは一応終わりだ。5日の発表によってはもう一度入試という可能性もあるが、それもまた人生って奴さ。テストなんてゲームみたいなもので負けたからって、それで全部が終わる訳じゃない。これからの社会はどこの大学出たかじゃなくて、何が出来るかだと思う詩、仮に何もできなくたって、自分の人生を楽しんでいれば、それで勝ちさ。
 そう4月のはじめはみんなこの席だった。靖と友里が先頭で佳代と佐知子が一番後ろで・・・もう、この席に座っているみんなを見るのも最後だ。麻奈美がボンヤリと窓の外を眺めている。外は良い天気だ。5日も爽やかに晴れるといいね。

靖と悟
「広末涼子と遠藤くみことどっちがいい?」と靖、悟。『ごめん、広末涼子は知ってるけど、遠藤誰だっけ?』「くみこ」『知らない・・・』「・・・・」

またやっちまった・・・
給食を食べていると、堀江先生がガラーッとドアを開け、「なんで2組食べてんの?」とやや怒り気味の顔。『え?いけないの?』「今日は12時給食だっていうから、うちなんかまだだよー」『あれ・・・しょうがないなあ、給食当番!』「タカヤンが行けって言ったんでしょ!」と晶子。という訳で、他のクラスが給食の用意をはじめた頃、2組は歯ブラシをはじめたのだった。

明菜の眉毛
「もう描かないでよー」と明菜。でも、描かずにはおれない。折角の可愛い眉毛があるのに・・・「久しぶりに抜いたら、抜きすぎちゃった」とかで、お母さんに「あんた誰」って言われちゃったらしい。「夜寝る時も描いてるんだって」とめぐ。あ〜あ、可哀そうな明菜の眉毛・・・。
*読んでいると、その日の情景が浮かんできます。麻奈美が外を見ている顔も、靖と悟の顔も・・・そして、明菜の笑顔も明菜の眉毛も・・・・そういう何気ない一日が「幸せ」そのものだということだったんですね。みなさんは今、その幸せの真っただ中にいるということです。羨ましい限りです。

今日の写真1
二中の卒業アルバムです。記事と写真が違うのもなんなので、同じにしてみました。これ、3年2組なんです。本当に懐かしい・・・この席順もちゃんと記憶しています。教師脳って奴です。僕の21番目の最後のクラスですからね。

今日の写真2
二中の修学旅行は伝統的に広島でした。二中に行って、よかった・・・そう思えたのはこの「広島への修学旅行」と「体育祭のムカデ」と「合唱祭の盛り上がり」でした。それ以外は・・・

今日の写真3
明菜です。最後の学級通信の中で明菜・・・あと30歳若かったら、間違いなく貴女と結婚します。まあ眉毛が無かったら、ちょっと考えますけど。貴女となら80年は一緒に暮らせます。いや、ホントだよ。
そう書かせた女の子です。兎に角、楽しい子でした。一緒にいるといつも笑えて・・・元気でいるのかなあ・・・明菜。2組のみんなに会いたいなあ・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月17日 (金)   『一生懸命』幻のたかやん日記 第199弾!2020年7月17日(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第199弾!2020年7月17日(金)  たかやん

5時
外はもう明るかった。スマホを見ると、ラインが複数件来ていて・・・悩める16歳の娘からだった。中学時代に酷い虐めを受けて不登校になった娘は、高校でも友達に裏切られ、教師も寄り添ってもらえず・・・今もどう生きていていっていいのか分からなくなっているのだ。そんな娘と朝、1時間程ゆっくり話をした。話ができて、少しは落ち着いたようだった。娘に必要なのは「抱きしめ」。本当のハグはできないから、「言葉」で抱きしめたのだった。こうして今日の一日がスタートしたのだった。

生き辛い
本当に生き辛い世の中になってきた。先人の努力で他の国と比べると表面上は「安全」で「便利」な国にはなってきたが・・・弱者には容赦ない国になってきているように感じる。
Go to キャンペーンにしても、そりゃあ二階の利権がらみで強引にやろうとしていることなんだろうけど・・・この不景気に「旅行」に行ける人達は「裕福」で「余裕」がある人達である。その「裕福」で「余裕」のある人達に「税金で補助」をしようというのだから、今切羽詰まっている人達はたまったものじゃあない。コロナのせいで修学旅行も無くなった子ども達。コロナによって倒産の危機に瀕している旅館業の方達。「全国一斉休校」という愚策がどれだけの悪影響が出たかも検証せずに、次々とまぬけな政策を連発する「安倍政権」にはあきれるばかりだ。そもそも、クーポンとかいう事自体が駄目でしょ。税金の1.7兆が途中で抜かれるんだから・・・・利権がらみの会社はそれで儲かるだろうけれど・・・・。
大人が生き辛いと感じていたら、その影響を何倍も被るのは子ども達。そして、お年寄り、弱者・・・・親の収入がなくなれば、子ども達は教育の機会を簡単に奪われてしまうのだ。親の収入が不安定になれば、当然親も子供もメンタルは不安定になる。
 
消費税0
政府がすべきは「消費税を0」にすることだ。それで救われる中小零細は多いだろう。その分の税収は大企業や金持ちに負担して貰えばいい。ビクともしないだろうから・・・。
 そして、本当に倒産しそうな旅館、飲食店、病院などには大至急「現金」を支給することだ。それこそ待ったなしである。
 「消費税を0」にすれば、正規雇用も増える筈だ。消費税の隠された影響が「非正規雇用」の増加である。そういう税の仕組みだから、このまま消費税を残しておけば「非正規雇用」が増えてもしょうがないのだ。そう、虐待の連鎖があるように「非正規雇用の連鎖」も当たり前の世の中になっていくのだ。一部の「超富裕層」を除いて、全ての子ども達に「非正規雇用」の不安が今からつきまとう・・・それが今の日本の姿である。
まあ、安倍晋三を変えるだけじゃあ駄目だろうけどね・・・。

管理組合
今日も管理組合の仕事をしている。忙しいったりゃありゃしない・・・参った、参った。自主管理も大変である。それでも、僕らの頑張りで、マンションの仲間達が少しでも楽になれば・・・それが楽しみで頑張っているのである。


夜は塾。試験前なので、最初から集団での塾。質問がバンバン飛んできて、こっちもやる気満々で・・・五教科は勿論だけれど、それ以外のことも聞いてくるので面白い。こっちも楽しくて、子ども達も笑顔になるのだから、本当にいい仕事である。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第848弾!  鮫島弘樹 1年生

『一生懸命』幻の学級通信第105弾! 新座市立第六中学校2年2組 1995年10月6日

鮫島弘樹 1年生

「サメです。お久しぶりです。行ってもいいすか。」『おう、いいよ。待ってる・・・』
鮫が我が家に登場したのは9時過ぎだった。「いやあ、久しぶりです。なんだか元気がないなあ・・・」『そっか?元気だよ。』「なら、いいですけど・・・」『で、どうした?』「いやあ、ちょっとスランプで・・・あ、これ学級通信です。やっと100弾!いきました。」『凄いなア・・1年目から普通書けないぜ。どこがスランプなの?』「スランプなんです・・・・」
『飲むか』「ええ、ずーっと飲んでなかったんですけど、飲みたいですね・・・。」
『燗にする?それとも冷や?』「じゃあ燗で・・・・」
「クラスがしらけてるんです」『お前がこんなに燃えているのに?』「他のクラスだと授業も乗るんですけど、6組だけがこう、パワーがないというか、エネルギーがないというか・・・・」
『ふーん。』「10年前の1年1組が理想のクラスというイメージがあって、全然違うんです。」『うーん。そりゃあ、子どもが違うから、しょうがないんじゃないか。1組はすっごいメンバーだったじゃない。あのクラスは・・・』「そうなんです。6組は「大人しい子ばかりというか・・・・」五中10期生の1年1組は確かに凄いクラスだった。安孝、エイト、友春、英二、イトちん、弘道、満寿子、真由美、純子、亜希子・・・テニス部がうようよいて、その中に弘樹もいたのだ。勉強以外は何をやっても学年1位で・・・その勉強も最後は1位になって・・・まあ、毎日腹を抱えて笑って、時々泣いて・・・担任とタイマンやって・・・泣かせて・・・(俺もまだ若かったからねえ・・・)鮫はそんなクラスにいたのだ。そして、中一の時に将来「北大に行って理科の教師になる」と決めたというのだから、凄い。そして、本当に北大の後輩になって、俺の跡を継いでくれたという訳・・・。

俺は自分の1年目を思い出していた。学級通信なんて10号も出せなかった。修学旅行に遅刻し、急性胃炎で救急車で運ばれた。自分のクラスのツッパリをバイクの後ろに乗せて走っていたら、暴走族の検問にひっかかって、捕まって・・・・。新任で3年生の担任をやったのは埼玉県(全国でも)で俺一人。悩んでいる暇なんかなかった。毎日が訳の分からないことの連続で、ただ子ども達と一緒に遊んで、勉強して、語るしかできなかった。進路のことなんか、なーんにも知らなかった。誰も俺のこと「教師」だとは思ってなかった。3年4組のメンバーの1人みたいな存在だった。
真夜中・・話している途中で俺は意識を失った・・・・。ともや

*これまた懐かしい通信です。弘樹はその後、素晴らしい子ども達と出会いました。僕も所沢でその子達に会いましたが、みんな中学校生活を満喫していました。いい顔していました。弘樹の授業を何度かみましたが、自分のDNAが授業をしているような感じがして、幸せでした。僕が受け継いだ河合隆慶のDNAを鮫島弘樹が進化させた形で受け継いでくれている・・・・そんな気がしたのです。きっとそのDNAも弘樹の教え子や後輩達が僕の知らないところで受け継いでいくのでしょう。

今日の写真1・2
この通信を書いた学年の卒業式の写真です。左の義隆はある日、金髪にしてきた子でした。今の六中生は「ツーブロック」が禁止されているようですが、僕は義隆が金髪に染めて来ても怒りませんでした。大笑いはしましたけど・・・。暫く放っておいたので、問題になったらしく・・・わざわざ当時の教育長が僕のクラスの理科の授業を覗きに来た記憶があります。勿論、僕の授業ですから、金髪義隆は集中して授業を受けていました。金髪が真面目に授業を受けているというので、ちょっと驚いたらしいです。義隆は優しい子でした。人を外見で見てはいけないということです。女の子達もミニスカートルーズソックスでしたね。みんなちゃんと進学したし、いい子に成長しましたよ。髪型とかスカートの長さとか、どうでもいい、くだらない生徒指導にエネルギーを使うのはやめた方がいい。教師の自己満足以外の何ものでもありませんから・・・。全ての子ども達が笑顔で学校生活を過ごせるようにサポートする、それも先生の仕事です。

今日の写真3
この写真を見ても、「脱臼骨折」していたことが分かります。21年間で7回骨折と思っていたのですが・・・脱臼を入れると丁度10回になります。五中、六中、二中で仲良く1回ずつですね。五中ではプロレス。六中では陸上。二中ではスノーボード・・・
この緑ジャージと赤ジャージを残して、僕は二中に異動になりました。心臓病で苦しむ息子を残して・・・でもね。今でもこの子達とは付き合いがあるのですよ。子ども達との絆は切られそうになっても切れないものだったんですね。この緑ジャージの1年生が、「タカヤン塾」の1期生になったのです。僕が彼らの結婚式に行ったり、彼らが僕の母さんの告別式に来てくれたり・・・いい関係、この笑顔の関係は今でも続いています。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月18日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第200弾!2020年7月18日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第200弾!2020年7月18日(土)  たかやん


外は雨。コロナに豪雨・・・本当に冗談じゃない。僕らは直接コロナに罹患した訳でもなく、直接豪雨の被害にあっている訳でもない。それでも、痛みをどこかで共有している訳で・・・爽やかな気分にはなれないのである。

パンク・・・
朝、空を東久留米に送ろうというときに、まさかのことが起こった。空を乗せて数メートル進んだところで、『ちょっと待って・・何かおかしい・・・』車を降りると、右前のタイヤがパンクしていたのだ。『なんじゃこりゃ。』「自転車で行くよ。」『それじゃ間に合わないだろ・・』そこにマンションの友達が偶然車から降りて来て・・・『ごめん!車貸して!それか、息子をひばりまで送って!』と無茶苦茶なお願いをして・・・空は無事にひばりが丘に送ってもらい、遅刻を免れた訳で・・・もう、感謝、感謝である。どうやら、タイヤは自然に摩耗していたらしく・・・・とほほほほ。

賢二
『タイヤがパンクしちゃった!助けてーっ!』と教え子の賢二にLINE。暫くすると、来てくれて・・・「取り合えずこれで、走ってて・・・」と、スタッドレスタイヤと交換してくれた。車のトラブルがある度に、教え子に助けて貰う担任であった。ありがとうね、賢二。


午後は塾。試験前の子ども達と燃える。「やる気」がなかなか出なかった子達が「やる気」になる・・・本当に見ていて楽しくなってくる。それは「勉強」でも「スポーツ」でも「仕事」でも「家事」でも「育児」でも「料理」でも・・・・何でも同じなんだと思う。「やる気」が人を変えていくのだと思う。普段、90分の塾だが・・・みんな気合が入っていたので120分ぶっ通しで頑張ってしまったのだった。ああ、疲れたーっ!

塾2
夜は高1の息子との塾。中学時代は「不登校」気味だったけれど、娘とは違い担任の先生に恵まれて、常に寄り添って貰っていたのが大きい。ラインで「英表は80〜90、数学は100点」と報告があった。高校の特進クラスで楽しく学んでいる息子と来週の科目の対策に燃えたのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第845弾!    舞台

 授業は舞台です。先生は役者です。「教室の主役は児童・生徒」という人もいますが、それは意味が違います。教室では先生だけが「準備」ができ、先生だけが「ネタ」を考えられるのです。どんな授業になるかは、「先生」次第なのです。「準備不足」「ネタ不足」では良い授業ができる訳がありません。
 「ネタ」は余裕がないと作れません。僕も教師になって1年目の最初の方は本当に詰まらない授業をやっていました。その内容は今でも「冷や汗」がでるほどです。3年の担任であるというプレッシャー。おまけに2年生の理科も担任させられるというプレッシャー。やんちゃな子ども達のプレッシャー。そして、職員室の先輩達のプレッシャー・・・・。その中で、「ネタ」を考えるのは本当に「無理」な話でした。しかし、詰まらない授業をすることはいくら新人でも子ども達が許してくれませんでした。
 先生が「役者」なら、子ども達は「評論家」です。詰まらない「舞台」には容赦ない言葉が飛んできます。「わからねえ」「何言ってんの?」「それ、どうやってわかったの?」反応は色々ですが、一番分かり易いのが、授業で寝られることです。子ども達が授業中に寝てしまったら・・・それはもう「最悪の舞台」をやっているということです。
 そうしない為に僕は「自分の失敗」を授業の「ネタ」に使いました。子ども達は「教師の失敗」を喜びます。それだけで、子ども達が笑顔になり、余裕がでてきました。
 よく、授業参観で「子ども達ばかり」に発言をさせて、それで終わり・・・という授業をみます。昔から使われていた「手口」ですが、実に低レベルな記憶にも残らない舞台になります。子ども達に発言をさせず、一方的に「役者」が語り続ける・・・という授業も問題ですが、50分間は独りでも「話ができる」という能力は鍛えた方がいい。
 50分間、子ども達を自分に釘付けできる「話力」があれば、授業に「余裕」が出てきます。子ども達の「表情」を観察し、小さな「反応」を見逃さず、彼らを「舞台」に引き上げて、「面白い」授業を作り上げることができるのです。毎日の授業が「舞台」だということを意識するだけで、授業は「上手」になっていきますよ。


今日の写真1・2・3
相棒の孝子とのツーショットです。1枚目は選挙前か選挙中か・・・2枚目は当選して初めて議場に入った時の写真。そして3枚目は初議会での様子です。こうして見ると、今と比べると固い表情に見えます。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月19日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第201弾!2020年7月19日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第201弾!2020年7月19日(日)  たかやん

晴れ
久しぶりの晴れ。テニスに行きたいなと思ったのだが、仕事が一杯あって・・・庭テニスで我慢することに・・・ま、急にやっても倒れるだけだから・・・よかったかも。庭の草を少し刈って・・・久しぶりにボールを打ったのだった。

猛おじちゃん
昨日、久しぶりに猛おじちゃんの声を聞いた。もう89歳になったおじちゃんだが、声は若い頃と同じ・・・おじちゃんの声を聞いていると、自分が子どもに戻ったような気になるから不思議である。おじちゃんはとっても喜んでくれた訳で・・・・『何かあったら、直ぐに飛んでいくから、呼んでね!』と言ったのだった。

美容院
今日はココアの美容院の日。俺の頭の何倍もかかる美容院な訳で・・・・空ママからどれだけ大事にされているかが分かるのである。

買い物
今日は栗原のヤオコーへ。駐車場の誘導員の感じが悪いので、本当は行きたくないスーパーなのだが、店内はいい感じだし、店員さんもいい感じで・・・ちょっと新座市役所と似ているのである。市役所も中はいいけれど、駐車場の誘導員は・・・感じが悪いったりゃありゃしない訳で・・・・


今日も午後からは塾。やる気が出てきた中三の息子・娘達が集まって、数学・英語・理科・国語・社会・・・と頑張ったのだった。今日は途中で休憩も入れて、テニスをやったりアイスを食べたり・・・みんな笑顔で帰って行ったのだった。勉強の合間には楽しいことを入れないとねえ・・・。

ギター
このところ、毎日ギターに触れている。どんなに短い時間でも・・・触れるようにしているのだ。今日は「あいみょん」の「ハルノヒ」をちょっとだけ練習したのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第846弾!    舞台2

 昨日も書きました。授業は舞台です。先生は役者です。「教室の主役は児童・生徒」という人もいますが、それは意味が違います。教室では先生だけが「準備」ができ、先生だけが「ネタ」を考えられるのです。どんな授業になるかは、「先生」次第なのです。「準備不足」「ネタ不足」では良い授業ができる訳がありません。
 新任であっても、夏休みに色々と仕込みができますから、2学期からの「ネタ不足」は自分の責任です。ましてや2年目以降は「教え子達」という格好の「ネタ」が手に入るのですから、授業にも自然に幅がでてきます。特に「3年生の担任」をして、一緒に悩んで苦労し
てからは、その子達の「ネタ」がずっと使える訳です。ネタと言っても「脱線ネタ」ですが。
 小学校時代に×がついてきた子が「全国大会」で大活躍した話。30点平均も行かなかった子が400点を軽く超えた話。他校との乱闘事件・・・卒業生が増えれば増える程、話のネタは増え続けます。
 勿論、授業の中で培った「本ネタ」や「テクニック」はどんどん味付けして、脚色して常に進化させることが大事です。子ども達は「面白い話」に喰いつき、そして「分かる授業」に心を奪われていきます。「〇〇先生の授業は面白い」「〇〇先生の授業は分かる」という噂はあっと言う間に広まって・・・・
 子ども達は最初の授業から「期待」するようになります。そして、先生という「役者」に憧れ、どんどん授業はいい感じで進められるようになります。
 毎日の「舞台」を身近で見ている「辛口評論家」達は、役者のレベルをどんどん上げてくれます。だから、授業の感想が大事なのです。「辛口評論家」達の感想は、自分のレベルを上げていく原動力になります。感想文でなくても、授業中の表情や発言を注視していれば、感想は分かります。大事なことは彼らに「安心して、本音を言わせること」です。
 その「辛口評論家」達に向かって、「授業態度が悪い」「内申下げるぞ」「授業に積極的に参加しないと評価を下げるぞ」そう言っている大根役者達の何と多いことか・・・。それじゃあ、「辛口評論家」達の本音を聞くことができません。そんな当たり前のことが分からないんじゃあ・・・「授業が上手になりたくない」と言っているようなもんです。
 『お前なあ、それって自分の授業が下手糞だって言っているようなもんだぞ。』僕が現役なら、後輩のあなた達にそう言います。
 宝物のような「辛口評論家」を失ってはいけません。「校長」や「指導主事」の評論は的外れのことも多いし「研究授業」の時だけで、大した参考にはなりません。・・・・・本当の本物の評論家はあなた方の目の前にいるということを忘れないでください。

今日の写真1
六中赤ジャージの最初の卒業生、3年2組です。六中指定の通学靴を「自由」にしたのはこの子達です。そして、僕を赤ジャーの担任から、緑ジャージの担任にしてしまった子達です。この子達が僕の人生を変え、緑ジャージの子達の人生を変えたのです。

今日の写真2
これも赤ジャージの子達です。僕のクラスではない子ともいつもこんな感じでふざけていました。他のクラスも担任と子ども達の距離が近かった学年でした。みんな元気でいるのかあ・・・僕と20歳違いの子達でしたから、今年は47歳になるのかな・・・。

今日の写真3
赤ジャージの大力です。関東優勝、全国3位の時の主軸でした。全国は3位でしたが、それはこの子の試合での相手の故意のミスジャッジによるものでした。六中のプライドは「公平な審判をすること」でしたので、本当に可哀そうでした。1年生の時に朝39度の熱を出し、「朝練休ませてください」と言う大力に『俺は41度あったけど、これから行くぞ・・・』と言ったら、「僕も行きます!」と言って、本当に朝練に来た根性マンでした。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月20日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第202弾!2020年7月20日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第202弾!2020年7月20日(月)  たかやん

4時
起床は4時。外は直ぐに明るくなってきた。7時までは英語をやったり、音楽を聴いたり・・・最近の音楽はちょっと苦手だったけれど、YouTubeで聴いている内に大分慣れてきた訳で・・・・

強盗トラベルそれともGo to トラブル
朝から国の「強盗トラベル」いや「Go to トラブル」が問題になっている。東京を悪者にして、国は「キャンセル料」も払わないという例のキャンペーンである。住んでいる場所で「良い」「悪い」を判断すること自体間違っているだろう。国がやるべきことは直ぐにでも「消費税を0に戻すこと」であり、本当に困っている人達に「現金」を支給して補償することだ。「倒産」してからでは遅いのである。この時期にGOTOキャンペーンそのものが間違っているのだ。富裕層しか「旅行」には行けないのだから・・・当たり前である。水害の被災地を支援したらどうなんだ。コロナの影響で仕事が無くなりそうな人を支援したらどうなんだ。GOTOキャンペーン=強盗キャンペーンそのものがアベノマスクのように大失敗なのである。
Go to travelとか横文字を並べる時はろくなことがない。Go to troubleである。

日米地位協定
沖縄の米軍がコロナに集団感染した。そりゃ、そうだ。アメリカ本土から米軍基地に来る米軍人達は、何の検査もなく日本に入れるからだ。日本は1978年から2020年までに24兆円もの税金を米軍に注ぎ込んでいる。その従属振りはまるで李氏朝鮮の中国に対するゴマすりのようだ。普通、金を出したら口も出せるものなのだが、自分の国に居直る米軍に対して金は出しているのに口は出させないのだから、いかに歪なものかが分かる。辺野古の新基地についても、「日米地位協定」を破棄すれば、簡単に終わらせることができるだろう。「日米地位協定」を終わらせるには「日米安全保障条約」を破棄すればいい・・・簡単なことである。兎に角、一度「破棄」すればいいのだ。日米修好通商条約を破棄したように、「不平等条約」は破棄すればいい。「君が代」がなんちゃら言う前に、「アメリカ」や「中国」「韓国」「ロシア」に対しても、本気で外交しろよ!そう言いたくなるのである。「愛国心」を煩くいう人達こそ「日米安保破棄」を主張してくれよ。そして、これからは米軍抜きの独立国としての「安全保障」を本気で考えていくべきだ。

打ち合わせ
午前10時。10年以上お世話になったマンションの管理会社と最後の打ち合わせ。昨年の12月から5月31日までの事業報告書の説明をして貰って、理事長の判を押した。これで、管理会社とのやりとりは基本終わりである。

買い物
今日も東京の西友に二人で買い物に行った。車のハンドルが重いのと、少し異常音がするので僕が運転するしかない訳で・・・タイヤを含めた車の整備の重要性を改めて感じるのである。

隙間時間
今日も隙間時間に「庭テニス」そして「ギター」の練習をした。ちょっとした時間でも、隙間時間に練習することで、自分の「技術」が伸びていくのが分かるから面白いのである。少しでもいいから、練習を続ける・・・「継続は力なり」である。


夜は塾。試験前ということで、7時から子ども達が集まった。頑張る子ども達と一緒にいると、こっちまで気合が入ってくる訳で・・・あっと言う間に3時間が過ぎていったのだった。惰性・繭・拝謁・粋・治療・休憩・措置・・・・練習した漢字が出るといいなあ。
「勝利のVサイン」「早稲田は危ない」「黄金の右手」「女心の法則」出来るといいなあ。
そして、Have you ever been to・・・ I’ve never been to・・・We have been good friends for more than・・・みんなで練習したところが出るといいなあ・・・。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第847弾!   君が代

今朝の東京新聞の1面に「都教委指示 全校で君が代」という記事が載っていました。飛沫感染が懸念された中で、校歌を歌えなかった子達に「君が代」だけは歌わせたというのだから、狂っているとしかいいようがありません。
僕が五中に赴任した時は、職員会議で入学式に「君が代」を歌うかどうかで揉めました。揉めに揉めた後、最後に中村敞一郎が「音楽だけながさせてくれ」と言って、入学式には「君が代」を流した記憶があります。当時は職員会議で「自由にものを言う」雰囲気があったんですね。そして、校長もそれをよしとしていました。だから、五中の儀式では「君が代」は流れましたが、みんなで「歌う」ことはなかったのです。そのかわり、「校歌」は校庭で歌っても近所からクレームが来そうなくらいの声でみんなで歌いました。
そもそも、「君が代」を歌うか歌わないかで何がわかるんでしょう。そういう表面的なことでしか人を見られない馬鹿野郎が「教育委員会のトップ」に居ること自体が悲劇です。都内の全ての学校の先生達、そして子ども達が可哀そうです。
「君が代」を歌いたくない人はいるでしょう。「君が代」の「君」は勿論、天皇のことです。だから「歌いたい人」もいれば、「歌いなくない人」もいるのです。僕はあの戦争で「南方の最前線で戦った」父と「海軍省を辞めて小学生と疎開した寮母」の母に育てられましたので、教師になってからも「歌ったこと」はないし、「子ども達」に歌わせたこともありません。勿論、歌うのを止めたこともありません。「君が代」を歌うか、歌わないかで「愛国心」があるかないかを見極めようなどというのは、本当に表面しか見ることのできないバカの発想でしかありません。あの戦争を知らない世代が文科省のトップになり、「君が代」を歌わせる・・・・いい気なもんです。
僕の叔父は「天皇陛下万歳!」と言わされて戦死しました。まだ18歳の若さで・・・父の戦友たちはみんな「お母さん!」と言って死んでいきました。だから、僕は「昭和天皇」が嫌いなんです。本当は利用されただけなんでしょうが・・・・でも、平成天皇は好きですよ。常に国民に寄り添ってくれましたから・・・・。僕自身、天皇が「嘘つき政権」「時の政権」に利用されないように、祈りながら「君が代」を歌うこともあります。  君が代を歌うからといって、別に歌わない人を「愛国心がない」とは思わないですね。「愛国心が無い人」はこの国を汚す輩です。この国の民を苦しめる輩です。自分の地位や名誉、そして金の為に「国を売る」輩が君が代を朗々と歌ったところで、「愛国」とは言えません。
愛国というのは、この国の全ての人を愛することであり、この国の未来を真剣に考えることです。「君が代」を歌う事とはこれっぽっちも関係ないのです。そんな表面的なことで「教師」を処分したり、「生徒指導」をしたりする大馬鹿に従ってはいけません。少し考えれば分かることです。「歌う」ことが大切だと本気で思ったら、何故「天皇を称える歌」が大事なのか、本気で語ればいい。理由もなく「歌を押し付ける」のは、強要であり、教育ではありません。中国や北朝鮮じゃないんだから・・・・。自分の脳みそで考えられれば、それくらい分かりそうなものですが・・・・。そういう「同調圧力」に負けない子ども達を育てるのもあなた方の仕事です。「メダカ症候群」を大量に育ててしまえば、日本に明るい未来はないでしょう。みんなと同じじゃあ・・・アイデアも湧いてこないでしょうからね。

今日の写真1
我が家の長男、亮が小さい頃です。隣は綾ちゃん。立教中の西村先生のお嬢さんです。二人ともラケットを握ったばかりの頃だと思います。可愛かったですねえ・・・・。

今日の写真2
長女の雪、そして亮を直ぐ上の兄貴がよく遊びに連れて行ってくれました。僕がテニス部の子達と夏休みもずっと練習・大会で一緒にいたので、兄貴が僕の代わりをしていてくれたのですね。兄貴には感謝、感謝です。そして、子ども達にはごめんなさい・・ですね。

今日の写真3
これも二人が小さい頃の写真です。一緒に写っているのは・・・誰なんだろう。場所は野寺の家なのかな・・・・今日、亮が「肋間神経痛ってどんな痛み?」「左胸の後ろが痛い」と電話してきて・・・何でこうも悪いところばかり遺伝するかねえ・・・と思った訳で・・・ま、今のところ「ハゲ」は遺伝してないみたいで、それはいいのだが・・・・。空が生まれる、遥か前の写真です。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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