Diary 2020. 7
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7月21日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第203弾!2020年7月21日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第203弾!2020年7月21日(火)  たかやん


久しぶりに至の家に遊びに行った。勿論、ヒロミ姉ちゃんの顔が見たくなったのだ。久しぶりに至と酒を飲んで、人生を語って・・・気がついたら、我が家だった。時計を見ると真夜中の2時半。夢の続きを見るべく・・・直ぐに眠りに入ったのだった。

5時
起床は5時。中学生達は今日明日で定期テスト。みんな頑張っているから、俺も頑張らないとね。問題集とYouTubeで高校数学のお勉強と。

緊急事態発生
朝、モッコからライン電話が来た。口調が切羽詰まっていた。「緊急事態発生」である。確かに緊急事態だったが、同じマンションに仲間がいるということはいいことで・・・・「緊急事態発生」の時に、お互いの名前が直ぐに浮かぶというのも実にいいことである。そして、「緊急事態」は無事に回避されたのだった。


今日の塾は15時から。「サッカーの練習の前に行きたい」とやる気満々の中二の息子が張り切って来た。スポーツもいいのだが、定期テストの前の日くらいは「練習をオフ」にできないものかねえ・・・。年間364日も練習をさせてきた俺が言うのはおかしいけれど・・・
スポーツの指導者は「やり抜いて勝つこと」と同時に、「学ぶこと」の大切さを子ども達に伝えて欲しいと思うのだ。
部活をやりながら、勉強も付き合ってきた顧問としては、どうしても一言言いたくなる訳で・・・・子ども達には無限の可能性があるのだ。スポーツもいいが、怪我をしたり、負けたりして諦めなくてはならないこともある筈。その時に勉強が全くできないでは困る訳で・・・・定期テスト前くらいは休めるようなクラブチームであって欲しい。そう思うのである。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第848弾!   がんば!!

 今、新座市の職員の5分の2が非正規雇用です。みなさんが市役所に来て、顔を合わせる市の職員の40%が「非正規雇用」だということです。ちょっと前まで3分の1でしたが、少しずつ増えてきています。日本中どこでも、非正規雇用の公務員が増えてきました。学校もその例外ではありません。学校では4分の1が非正規雇用の先生というデータがあります。これはなかなかキツイ数字です。何故かと言うと「非正規雇用」というのは実に不安定な状態だからです。不安定な状態の先生が子ども達に毎日接するのですから、やはり影響は出てくるでしょう。誰だって、「未来が見えない」「来年の自分が見えない」状態は不安になって当たり前です。しかし、子ども達の前ではそんな顔はできません。非正規雇用だろうが何だろうがプロなのですから・・・。
 来年度の埼玉県教員採用試験の要項には「明るくて」「子どもが好きな」「あなたが」「必要です」と書いてあります。でも、それだけでは試験に落ちる訳で・・・今年の一次試験は7月12日でしたね。そう、新学期が始まって、自分も子ども達も不安いっぱいの時期に、「採用試験」の勉強をしなくてはならないのですから、「非正規雇用」の先生達は大変です。
 この一次試験を逃すと、暫く立ち直れない状態で「夏休み」に突入し、やるせない気持ちで2学期を迎えなくてはなりません。勿論、子ども達がいるのですから「手抜き」はできません。そうこうしてるうちに3月になり、今の学校に残れるかが決まります。残れればまだ気持ちに余裕ができますから、春休みから勉強ができます。でも、そこで異動が決まると・・・どこの学校になるか分からない不安との戦いがはじまります。そして、4月から新しい環境で再スタートを切らなくてはいけないのです。4月から、自分に与えられた仕事を精一杯やりながら、「採用試験」に再挑戦するのですから、本当に大変です。「非正規雇用」と言っても、「正規雇用」と仕事の内容は同じ。やんちゃ坊主の対応もモンスターペアレントの対応も同じ、管理職に「気をつかう」のは正規雇用の倍かも知れません。それなのに、6月のボーナスは悲しいくらいの差がでます。(ざけんなよ!)って叫びたくなります。
 「正規雇用」よりもまともな授業をしていても、「正規雇用」よりも子ども達に寄り添っていても、給料は勿論、ボーナスも半分以下じゃあ・・・「自己否定」したくもなります。
そんな6月が採用試験の前の月にあるのです。教材研究は毎日やらないといけない。でも、「採用試験」はもう落ちたくない。自分よりも「若い正規雇用」が、自分よりも「評価」されているのですから、頭にもくるし、焦りもします。
 このままでは「結婚」も難しい・・・職場に素敵な人がいても、「対等」ではないと感じるし、かといって「非正規雇用同士」だと、未来のことが不安になります。
 僕自身は幸いなことに「非正規雇用」の経験がありません。超ラッキーにも現役で採用されたからです。しかし、僕の周りに「素晴らしい」非正規雇用の後輩達がいつもいました。何でこの子が「非正規」なんだ!何であいつが「正規」なのに・・・・
 だから、頑張って欲しいのです。「明るくて」「子どもが好きな」「あなた」に頑張って欲しいのです。どんなに不安定でも、あなたを待っている子ども達が日本のどこかにいる。そう信じて、隙間時間を利用して「採用試験」の勉強をして欲しい。
 そんな時間はないと言うかも知れません。でも・・・どんなに忙しくても、「新卒で中三の担任をやり、2年生の授業もやる」よりはいいでしょう。23歳の僕と比べたら、今のあなた達の方がマシなハズです。当の僕が今でも考えただけで、ゾッとし冷や汗がでるのですから・・・どうか、未来に出会う子ども達のことを想像してください。そして、それを頼りに「隙間時間」を上手に使って、勉強を続けてください。そういう意味でも「課題」はなるべく出さない方がいい。自分の時間と子ども達の「隙間時間」を確保するには多すぎる課題は禁物です。子ども達の幸せは自分の幸せです。問題集の答えを写すことでは、子ども達の「学力」は1ミリも上がらないし、あなた方の「指導力」も全く上がりません。
がんば!「明るくて」「子どもが好きな」「あなた」が採用試験に合格することを祈っています。「明るくて」「子どもが好きな」「あなた」がんば!

今日の写真1
六中の10年目。僕の最後の緑ジャージのクラス、3年1組です。壁に「目指せ100曲」と書いてあります。4月にこの子達と約束したんです。100曲歌うぞって・・・・その約束が守られることはありませんでしたが・・・・。1曲をみんなで覚えるのに時間がかかったんです。ま、半分の50曲はいったような気がしますが・・・・。

今日の写真2
その緑ジャージの3年前のテニス部のメンバーです。この二人、元々はサッカー少年だったのですが、途中からテニスコートに登場し・・・全国大会のメンバーに入った頑張り屋です。僕の最初の選挙の時、一緒にポスターを張ってくれた恩人でもあります。それにしても、この二人、何を嬉しそうに話をしているのでしょうね・・・。何となく分かるような気もしますが・・・


今日の写真3
六中で3年間、担任した子達が何人かいますが、その一人由美です。これは由美が1年生の時の写真です。1年生でバレー部のエースだったのですが、冬前にテニス部に入部。3年生の時には全国で1番速いサービスを打つ女子選手になっていました。個人戦で全国3位は五中、六中を通しての最高成績です。柔道とバレーボールとテニス・・・そのどれを取っても一流でした。現在の六中は女子でもズボンを履いていいルールですが、もう何十年も前にこの子はお兄ちゃんのズボンを履いて登校しました。勿論、担任はそれを許可しましたよ。だって、生徒手帳には女子はスカートを履くこととは書いてなかったですから・・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月22日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第204弾!2020年7月22日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第204弾!2020年7月22日(水)  たかやん

4時
外は曇り。パソコンで経済のお勉強。そして、YouTubeで英語。少し読書をして・・・
今日がテストの最終日の子ども達のことを思う。本当なら「夏休み」に突入していた筈なのに、バカ総理の「全国一斉休校要請」のせいで、日本中の子ども達が苦しんでいる。バカのパフォーマンスの為にだ。それが証拠に4月よりも酷い数字なのに「go to トラベルキャンペーン」ときたもんだ。なにが「政治判断」だよ、子ども達にどう説明するんだよ。子ども達は「修学旅行」もキャンセルさせられたんだぜ。「金と支持率」の為には何でもやる「安倍政権」それを支える奴らにも頭にきている。

銀行
午前中はマンションの理事会の仕事で銀行へ。銀行は長蛇の列だったが・・・・思ったよりも早く手続きが終わって・・・」

テニス
隙間時間に庭テニス。足が動けば、テニスは上達する訳で・・・・少しでも動かないとね。外は蒸し暑かったので、汗をかいたが・・・・たまにはいいやね。毎日10分。

電話
郵便物がきて、また「マンション理事会」の仕事。そして、電話。FAX・・・・。忙しいったりゃありゃしない・・・・。

ギター
あいみょんの「ハルノヒ」「裸の心」を練習している。できたらピアノでも弾きたいのだが・・・きっと難しいんだろうなあ・・・でも、やってやれないことはない筈だから・・・やってみるか。人生は短いからねえ・・・。とか言いながら、ピアノの楽譜を買ってしまったぜ。

Amazon prime
この間までAmazon prime videoにハマっていたが、今日は初めてAmazon prime musicを利用してみた。この糞忙しい中で、「音楽」を聴いたり、「歌ったり」していると、ちょっと忙しさを忘れられるような気がするのだ。

お休み
今日は塾はおやすみ。久しぶりに家族みんなでテレビを見たり、音楽やったり・・・パソコン2台で色々やったり・・・・結構長い時間を久しぶりにみんなで共有したのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第849弾!   ツーブロック

「ねえ、たかやん」『ん?』「なんでツーブロックは禁止なの?」『ツーブロックってなに?』「・・・・」『どんな髪型だっけ?』「刈り上げみたいなやつ」『昔の六中は金髪もオッケーだったんだけどなあ・・・』「それ、大昔の話でしょ」『昔より、不自由になってきてるのっておかしくない?』「そっか・・・」『北朝鮮じゃあるまいし・・・』「北朝鮮ってそうなの?」『自由がないよねえ・・・あの国は。大体、学校の先生達、子ども達の人権のことを知らなすぎ。』「言ってやってよ!」『自分で気がつかなきゃダメなんだよ。』「俺達はどうなるの?」
『みんなでツーブロックとやらにしてみたら?』「できないよ。内申が終わる」『そこだよ。昔の子達はそんなこと平気だった。』「なんで平気だったの」『そんなことじゃ、内申下げられないって、俺達を信じていたからさ。』「それ、たかやんだからじゃないの?」『髪型と内申は関係ないだろうよ。』「あるんだよ」『人を外見で見ちゃいけないことを教えるのも教師の仕事。』「だよね」「女子はお団子とかも駄目なんだよ」『まあ、何て時代遅れなんだろ。昭和初期の戦前みたいだね。』「戦前はそうだったの?」『ああ、北朝鮮みたいだったんじゃない?みんな同じ頭のイメージがあるねえ。』「なんで先生達髪型に煩いんだろう」『ツーブロックってさ、今の天皇もその髪型なんだろ?よく知らないけど。』「そうなの?」「そうかも知れない。」『それって、失礼な話だよね。天皇と同じ髪型が校則違反ですって・・・』
「そうだよ」『大体、刈り上げでアウトだったら、坊主はもっとアウトじゃん!』「完全アウトだ」『俺の頭はアウトじゃん!』「スリーアウト!」『お前らを校則で縛るんだったら、先生達もそれに従えばいいのにね。ツーブロック禁止、ハゲ禁止、お化粧禁止、お団子禁止、スカートの長さも測ってさ、体操服に着替えて掃除とか・・・自分はやらないのに、お前達には強要するのはよくないよなあ・・・』「たかやん!それ言ってよ!」『俺が言ってもしょうがないし、それもよくないことなんだよ。ま、自分達で考えなないところが駄目なんだ。』「考えてよ」『そういう教師を育ててしまった俺達の世代にも問題があるんだ。考えられない教師を育ててしまった世代だからね。』「じゃ、たかやん達が悪いんじゃん」『そうも言えないとは限らない・・・?あれ?』
そう、同調圧力に弱い、考えられない教師を育ててしまったのは、僕らの世代の教育に問題があったのだと思います。半世紀前、僕らは比較的自由な雰囲気の中で育てられました。中学時代は校章と学年のバッチを付けていれば、あとは自由でした。体操服も白であれば何でもよし。バックも母さんが作ったものでよかった。恥ずかしかったけれど・・・。靴も自由。そして、当時の都立高校は制服がなく、僕らは私服で高校に通っていました。女の子達はミニスカートでした。バイクで通う仲間もいました。大学も勿論、自由でした。僕らは自由を満喫した世代なのに・・・今は一部の比較的優秀な高校にしか自由がない。それが残念で堪りません。
「なんでそうなっちゃったの?」『それはね。生徒指導が下手糞で学校が荒れた経験がある人達が不安でそうしてきたからだよ。』「生徒指導が下手?」『そう、少し乱れるとどうしようもできないって、常に不安でいる人達。』「そうなの?」『荒れた学校を力で何とかしてきた人達はそういう手しか知らないからね。』「ダメじゃん」『まあ、アマチュアみたいなもんなんだけど・・・そういう人の方がいつの間にか多くなってしまったということかな。』「俺達はどうしたらいいの?」『今の気持ちを忘れないで、お前達が教師になって学校を少しずつ変えて行けばいいんだよ。』「嫌だよ・・・学校の先生なんて・・・」『なんで?』「だって、怒ってばかりでちっとも楽しそうじゃないもん」『そういう先生ばかりでもないだろ』「中にはいるけど・・・みんな怒ってばっかり・・・」『それがアマチュアって奴だよ。』「ふーん」
 昔から、髪型に異常に煩いおばちゃんやハサミ持って前髪を切る体育教師はいたのですが・・・そういうタイプが多くなっていくと・・・「ブラック校則」というものが出来上がっていくのでしょう。学校の常識は世間の非常識・・・・学校を離れると、それが見えてきますよ。

今日の写真1
とても血糖値のことを考えている人間の食べ物ではありません。それでも、枝豆を食べ、おからパウダーを豆乳で割って飲むと・・・何とかなるのです。勿論、アルコールは厳禁ですが・・・・

今日の写真2・3
そして、庭に出てテニスをします。食べたものが消化しているかどうかなんて、どうでもいいことで・・・食べたら、直ぐに運動する。それに限ります。健康な人の常識は糖尿の人には非常識なんてね。世の中の「糖尿」で苦しんでいる人達。一緒に頑張りましょう!

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月23日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第205弾!2020年7月23日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第205弾!2020年7月23日(木)  たかやん

4時
雨。外は雨・・・5時を過ぎて、新聞を取りに行く。我が家は「東京新聞」と「赤旗」である。新聞を読みながら、母さんのことを思い出す。母さんも毎朝、新聞を隅々まで読んでいた訳で・・・・いくつになっても、学ぶ人だった。

東京新聞
僕が東京新聞を読むには理由がある。「東京新聞」には望月衣塑子記者と片山夏子記者がいるからだ。望月衣塑子は事件記者を書いた人、そして片山夏子は埼玉新聞時代「六中テニス部問題」を子ども達の目線で事実を書いてくれた人だ。二人とも事実を書くという、記者としては当たり前だけど、大変なことを貫いているので、信頼しているのだ。片山夏子記者は東京新聞に移る時、ちゃんと連絡をくれた律儀な方だ。これからもずっと応援していきたいと思っている。

ギター
今日もあいみょんの「ハルノヒ」「裸の心」の練習。YouTubeを使っての練習である。
少し、指がスムーズに動いて、いい音が出るようになってきたぞ。

買い物
小雨降る中お買い物。お店の中の人はいいのに、何で車の誘導員はあんな態度なんだろう・・・本当に無能というか、横柄というか・・・楽しい買い物が、最後には気分が悪くなる訳で・・・

子守
マンションの友達に頼まれて、子ども達3人のベビーシッターになった。それがまた可愛いのである。僕はもう赤ちゃんにメロメロになってしまって・・超楽しくて、幸せな時間を過ごしたのだった。


夜は塾。高1の娘と中二の息子との塾。高1の娘は数学、中二の息子は英語を中心に集中したのだった。かなり気合が入っていたのであっという間に時間が過ぎてしまったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第850弾!   遊びの力

「ねえたかやん!」『ん?』「何で不要物、学校に持って来ちゃいけないの?」『不要だからだろう。』「だって、たまたまカバンの中に入っていただけで怒られる」『カバンの中を見るのは反則だよ。』「ま、それを思わず出しちゃったんだけどね・・・」『ものによるなあ・・・危険なものはアウトだろ。』「授業に関係ないものだと問題集でも怒られる」「付箋で怒られる」『それは先生が悪い。』「不要物で直ぐに生徒指導になる」『ふーん。昔の五中はトランプオッケーだったぜ。』「嘘だあ」『本当だよ。』「なんでオッケーだったの」『だって、トランプなきゃ、休み時間遊ぶのに困るだろう。給食の席決めや昼休みの占いや放課後の遊びに必要だろうさ。』「そんなことしたら、殺されるよ」『休み時間は遊ばなきゃ!』「先生に言ってよ」『俺が言ったって、しょうがないじゃん。先生達が自分で気がつかなきゃ・・・』「え?何に?」『遊びが大事だってことにだよ。』
僕の21年間の担任の経験ですが・・・一番「遊んだクラス」が一番「勉強もできた」ことは確かなことです。勿論、担任もその中に加わっていました。子ども達は「遊び」の天才です。「勉強」は独りでいることを容易に許しますが、「遊び」の天才たちは、「独り」でいることを許しません。彼らは少人数で遊ぶことよりも、クラス全員で遊ぶことの方が楽しいということを知っているのです。誰かを「虐め」ることよりも、みんなを巻き込んで「遊ぶ」ことの方が滅茶苦茶楽しいことを彼らは知っています。「独りになりがち」な子が「笑顔」になった時、クラスは本当の力を発揮します。体育祭、文化祭、合唱祭は勿論、「定期テスト」もみんなで協力するようになっていきます。そして、余裕で学年トップ・・・・全員志望校に合格・・・そして、涙の卒業式ってことに繋がっていきます。
 僕はそうやってクラスを作って来ました。今の時代、「スクールカースト」なんていう嫌な言葉がある今の学校こそ「遊びの力」が必要なんじゃあないですかね。
学校にトランプは必要ですよ。男女も歳の差も関係なく、みんなで遊べる「超安い玩具」だからです。大事なことは「切り替え」です。勉強と遊びの切り替えるスピードを鍛えると子ども達はうんと伸びていくし、家でもそれができるようになっていきます。
 「勉強」「勉強」じゃあ、息が詰まってしまいますよ。遊びが「息抜き」になることは間違いありません。「遊びの力」を知らないとアマチュアのまま終わってしまいますよ。みんなが「笑顔」になるにはどうしたらいいか・・・自分の頭で考えられる子ども達を育てるには、あなた方が自分の頭で考えて、笑顔にならないとね。

今日の写真1・2・3
コロナコロナでいやーな世の中ですが、子ども達の瞳は輝いています。この子達の為に、少しでもいい世の中にしておかなくっちゃいけない。それが今を生きる大人の使命だと強く感じました。大人は子ども達に「幸せ」を貰っているんですね。久しぶりに赤ちゃんを抱っこさせてくれたモッコに感謝、感謝。そして、僕を笑顔にしてくれたこの子達にも感謝、感謝!

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月24日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第206弾!2020年7月24日(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第206弾!2020年7月24日(金)  たかやん

3時半
父さんと母さんの夢を見たのだが・・・なんだったか思い出せない。うーむ、お線香の数が少なかったか。それともお酒が足りなかったか・・・・。手の合わせ方がいい加減だったか・・・そんなことはないか・・・・。外は曇り。流石にまだ世の中は暗くて・・・まだ起きる気にはならなかったので、もう一度眠りに落ちたのだった。

朝勉
今朝も朝勉を少々。みんなが眠っている間に静かにお勉強。ココアも気がつかないように音を立てないように・・・・

ギター
今日もあいみょんの「ハルノヒ」「裸の心」の練習。YouTubeを使っての練習である。
昔のように高い声が全くでないのだが・・・ま、そんなことはいい訳で・・・音楽は楽しめばいいのである。

テニス
今日も隙間時間に庭テニスを2セット。フットワークに気をつけて、汗をかいたのだった。こういう日には庭のコートに限るねえ・・・・。

英子
庭でテニスをやっていると、外に英子の姿が・・・『よっ!』「たかやん!ラケット持ってる・・・プリンスだ。」『テニスやってないだろ・・・』「全然やってない。たかやんいくつになったの?」『66だよ。』「嘘!わかっ!全然見えない・・・」『そっか?』
英子は五中の11期生。最後までテニスを見てやれず、英子達が3年生になる時に僕が六中に異動してしまった世代である。『お前たちの写真まだあるよ。』「うっそーっ、撮ってくれていたんだ。」『ああ・・・』「この間、浩司兄ちゃんが来て、たかやんの授業が面白かったから、理数の道に行ったって言ってた。そんなこと初めて聞いたからビックリしたんだ。」『へえ・・・まあ、俺は授業が1番でクラスが2番でテニスは3番目だったんだよねえ。』「嘘だあ!」『それが実はそうだったのよ。』「私達は授業は習ってなかったから・・・・」『そうだよねえ・・・テニスしかイメージないもんね。』「知らなかったなあ・・・」英子との話は延々と続いたのだった。


夜は塾。中三の息子達と中三高1の娘達との集団塾は大忙しで・・・中学の理科、歴史、数学そして物理とやって、あっという間に終わってしまったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第851弾!   素質

 「たかやん、今の時代、教師になるのに一番必要な素質って何だと思いますか」『なかなかいい質問だねえ・・・小中高のどこの先生になる積りなの?』「一応中学志望なんですが・・・」
『まあ、教科にもよるんだろうけど・・・』「けど・・・?」『どんな先生になりたい訳?』「そりゃあ、いい授業をして子ども達を笑顔にできる先生ですよ。」『いい授業か・・・』「はい」『俺は、全然ダメだったなア・・・素質がなかったというか、分かってなかったというか・・・』「えーっ!そうなんですか?」『ああ、素質はゼロだったかも知れない・・・』「嘘でしょ?」『別に教育大学に行った訳でも、教育学部でもなかったし、教職も取ってなかったくらいだから・・・』「そうなんですか?」『ああ、大学3年の冬までは教師という選択肢はなかったんだ。』「まじですか・・・」『ああ・・だって、超ワルがきだったから・・思ってもいなかったのよ。』「それがなんで?」『当時ね。貧乏だったのに朝日新聞を取ってたんだ。不思議だよね。その中にね“今学校で”っていうコラムがあってね。それを読んでいたら、急に雷に打たれたようなショックを感じたんだよ。“俺が教師にならなきゃ”って・・・“子ども達が俺を待ってる”って・・・』「凄いですね・・・・」『自分でも不思議だったんだけど・・・本当なんだ。』「それで、どうやって採用試験に合格しちゃったんですか?」『勉強したさ。』「それで合格?」『それより、教職の単位を取るのが大変でねえ・・・』「取ってなかったとか?」『そう、取ってなかったんだ。なる気なかったからね。』「それって、超大変じゃないですか。後から取るのって・・・」『ああ、学部が函館だったから、札幌に通わないと取れなかったしね。』「嘘だ・・・」『だから、通ったのよ。』「なんだそれ・・・・」『そうしたら、今度は学部の単位が取れなくなっちゃって・・・』「どうしたんですか」『テニス部の後輩に頼んだんだ。』「ダイヘンですか・・・」『いや、代わりに授業を受けて貰ったんだ。』「え?」『ついでに試験もね。』「マジで・・・?」『マジで・・・』「それで合格したんですか?採用試験にも・・・」『ああ、教職の単位を取ることに比べたら、埼玉の採用試験なんてチョロかったよ。』「・・・・・・」『でもね、そんなんだったから、素質なんて0だったと思うよ。』「そうなんだ・・・ちょっと自信が沸いてきたかも・・・」『ああ、教師に必要な素質って、そこじゃないのかもね。』「じゃあ、どこなんですか・・・」『長くなるからさ・・・明日にしよっか・・・』「はい」

今日の写真1
午前中に1セット、午後に1セット・・・今日は庭テニスを2セットやりました。テニスコートでやるのが本当ですが、イメージトレーニングとしては十分です。

今日の写真2
高2の息子が描いた絵です。鉛筆と色鉛筆で描くのですから凄いなあと思う訳で・・・僕は「蟻の絵」だけは上手なのですが・・・後は駄目ですね。

今日の写真3
高1の娘とのツーショットです。数学と物理でちょっと躓いているので、問題の解き方を伝授しています。高校数学と物理は楽しいですねえ・・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月25日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第207弾!2020年7月25日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第207弾!2020年7月25日(土)  たかやん

4時
外は雨。まあジメジメした日がよくもまあ続くもんだわ。まるで「安倍政権」のような嫌な天気が日本中を覆っている。そして、今日も朝からどこのテレビ局も「コロナの感染者数」を流して、国民の感情をコロナ一色にしていくのだろう。いつも、こういう時に裏で動いている法案が危ないのだが・・・

東久留米
雨の中、空を東久留米に送る。来週末がテストの空。一時のようなモチベーションがないらしく・・・そんなに燃えているようには見えない。ま、それでも高2の時の自分と比べたら月と鼈な訳で・・・・どうなっていくんだろうなあ。楽しみ、楽しみ。

新座郵便局
マンションの理事会の仕事で新座郵便局へ。土曜日でも14時まではやっているらしい。無事に書類を郵便で送って・・・・

孝子
そして、孝子を迎えに・・・。今日は「卓球の練習があるんだけど、ヘルパーさんが見つからなくて・・・」ということで、半日、孝子のヘルパーをすることになった訳で・・・所沢の「こどもと福祉の未来館」まで一緒に行くことになっていたのだ。僕が駄目だったら、大雨の中一人で電車に乗ろうとしてたというのだから、無謀な奴である。全く、何を考えているのやら・・・・

「こどもと福祉の未来館」
これがまた、べらぼうにいいのである。コロナ対策で正面玄関を閉鎖している「ふるさと新座館」や「福祉の里」とは月とスッポン。開放的で綺麗で、中学生達もバスケットをやっているし・・・孝子たちは「サウンド テーブル テニス?」をやっているし・・・
そして、遂に僕もその卓球に参加する瞬間が来たのだった。

卓球
そりゃあ、卓球は得意ですよ。テニスマンですから・・・。小学校の時は卓球だって、学校で1番か2番くらいだった訳で・・・でも、目隠しをしての卓球は別物でした。音がすると言ったって、どれくらいのスピードでどのコースに来るか・・・僕の耳では感じられないんです。だから、アイマスクしながら、猛スピードの球を打ち合う孝子たちが「超人」に見えてきました。「白杖」を持ったら、孝子がスーパーマンになって、僕が凡人になったように、「アイマスク」をしたら、もう完全にアウトでした。人間の五感って凄いんですね。本当に参りました。

4時間
孝子たちの練習は4時間。勿論、ずっと見ているのも勿体ないので、部屋を探して仕事をしていました。ちゃんとパソコンはもってきていたのです。

買い物
雨の中ヤオコーへ。相変わらずの誘導係だったが・・・ヤオコーに入ると、教え子に会ったり、友達に会ったり・・・帰りには雨が上がっていたし・・・なかなか楽しい買い物だったぜ。


夜は塾。高1の息子と娘との塾。期末テストが終わった息子が13科目のテストを全部見せてくれる。そして、来週の月曜日からテストの娘の勉強を一緒にやってくれて・・・なかなか有意義な時間を3人一緒に過ごした訳で・・・・楽しかったわあ・・・。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第852弾!   素質2

 「本当に授業の素質はなかったんですか」『ああ、無かったよ。全くのお手上げ状態だった。』「嘘だ・・・」『教育実習の時にね。函館中部の夜間高校でやったんだけどね。』「夜間高校ですか・・・・」『ああ、そうなのよ。昼間だったら、また違うことになっていたかもね。函館中部は有名進学校だったからね。』「でも、夜間だったんだ。」『そう。だから、中には年上の生徒もいる訳よ・・・・』「そっか・・夜間高校だから・・・」『大半は看護学校の生徒だったんだけど・・・』「看護学校?」『そう、みんな看護学校で授業受けてから、夜間高校で高卒の資格を取ろうとしてたんだよね。』「偉いですね・・・可愛い子とこかいたでしょ?」『ああ、いた・・・かな。いた・・・と思う。遠足に来てって誘われたからね。』「実習が終わってからですか?」『そう。そう、先生からも誘われて、行ったんだよ。遠足に・・・・』「なんだそれ・・・」『印象に残ったんだろうね・・・何を気に入ってくれたのかは分からないんだけど・・・遠足に行ったのは俺だけだったから・・・』「すげーっ・・・」
『そこの教頭先生に言われたのよ。実習が終わった時に・・・』「そこなんですね。何て言われたんですか・・・」『君たちの授業は確かに酷かった。とても授業と呼べるものではなかった。』「厳しいですね」『でも・・』「でも?」『君たちには僕らに無いものがある。』「それか!」『それは・・・』「それは?」『言葉だ。』「言葉?何ですかそれ・・・」『君たちは彼らと共通の言葉を持っている。』「共通の言葉・・」『その言葉は失うと二度と話せなくなる言葉だ。残念ながら、我々はもうその言葉を失ってしまった。でも、君たちは持っている。どうか、その言葉を失わないで欲しい。その言葉をずっと話せる教師でいて欲しい。それが私の君たちへのお願いであり、餞の言葉だ。』「かっこいい!」『だからね。その時に誓ったんだ。その言葉だけは失わないぞって・・・』「なんか、分かる気がする・・・」『それが何となくでも分かれば・・・』「わかれば?」『素質があるかもだ。』「そっかあ・・・」『少なくとも、今のお前にはある筈だから、その言葉を話しているから・・・。』「今の僕が話せる言葉ですね。それが教師にとって一番大切な素質ってことか・・・」『まあ、俺流だけどね。』「いや、その俺流が学びたい訳で・・・」『どうぞ・・・』「あざーす!」

今日の写真1・2
懐かしい写真です。何年か前はこういうことが当たり前に出来ていたのに・・・これが今日の写真だったら、完全に叩かれそうです。五中10期生、僕の五中での最後のテニス部の卒業生達です。一番練習したのは、間違いなくこの子達でした。

今日の写真3
所沢の「こどもと福祉の未来館」で卓球をする孝子です。恐ろしい程の集中力でボールを打ち返しています。サービスをする時、サーバーが「行きます!」レシーバーが「はい!」と言って始まります。僕は「行きます!」と言われて、『オース!』と言って笑われました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月26日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第208弾!2020年7月26日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第208弾!2020年7月26日(日)  たかやん

5時
外は・・・また雨。よくもまあ気持ちの悪い天気が続くものである。判断力の欠片もないのは、「民主党政権」ではなくて実は「自民党政権」の方だった・・・そんなことを教えるかのように、嫌な天気が続く、今日この頃である。

民主党政権
じゃあ、民主党がよかったかと言えばそんなことはない。ただ、自民党が野党の時の方が面白かった・・・民主党政権では、余り酷いことは決まらなかったし(野田の消費税増税法は最悪だったが・・・)、官僚は政権に忖度しないで仕事をしていた。安倍自民の長期政権では官僚組織まで腐り切ってしまったのがいかん。その構図はまるで李氏朝鮮のようである。自民党には野党が似合う。あのバラエティーに富んだタレント集団は与党では力を発揮できない。野党になってこそ発揮するのである。芸能人やスポーツ選手を大臣にしてもまともに話せなくて当たり前である。彼らに権力は似合わない。野党側で政権を攻撃する時にこそ、力を発揮できるのである。自民党には野党が似合う。野党で力を発揮して貰おう。それが日本の未来の為である。

朝練
今日は石神井の先輩と朝練をやる予定だったのだが・・・雨。教員時代は「馬鹿野郎!梅雨に台風文部省」という川柳が流行っていたが・・・今は「馬鹿野郎!梅雨にコロナに安倍政権」である。

カラオケ
我が家に2台目の「アレクサ」が登場した。塾で使おうと思って買ったのだが・・・「カラオケ」も出来る訳で・・・「ハルノヒ」の練習をしていると、空がハモってきた訳で・・・・。世の中はバカ政権の「GO TO トラブル」で大変なことになっているが・・・・俺たちにそんな余裕はある訳もなく・・・家で家族でカラオケが丁度いいのである。

買い物
雨の中、二人で買い物へ。雨の中だと傘を差さないといけない訳で・・荷物が多いとどうしても濡れてしまうので、なるべく付き合うようにしている。ま、一緒に行くと僕のカードで買い物ができるという理由もあるみたいだけれど・・・・ね。

議会報告
駅立ちはできないけれど、議会報告は書いている訳で・・・議会報告の193弾(8月号)の作成に取り掛かっている。駅立ちがないと、発行するモチベーションが余りないのだが・・・

オンライン
今日は塾はお休み。その代わりオンラインでの質問は受け付けている。子ども達が必要な時に役に立つ。昔からの考え方である。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第853弾!  素質3

 「たかやん、その言葉があれば、俺でも大丈夫なのかな」『うん、まあそうとも言えるし、そうでないとも言えるかな・・・』「なんですか、それ・・・どういうこと?」『よくさあ、何かを成し遂げるには強い心がなくちゃ!っていう人いるじゃん?』「います・・・そうじゃないんですか?」『勿論、それもあるとは思うんだよ。松岡修造じゃないけれど、強い心大事だよね。』「僕も大事だと思います。」『でもね、もっと大事なものがあると思うんだ。』「そうなんですか・・強い心よりも大事なんですか?」『うん。俺は大事だと思う。俺のささやかな経験上だけれどね・・・。』「それ早く教えてください・・・」『俺、北大卒業して、直ぐに五中に赴任したじゃん?』「確か新設だったんですよね?」『そう・・新座中と三中が合わさってね。二年生と三年生は二つの学校が合わさっているから、そりゃあもう大変な訳よ。』「想像しただけで恐ろしいですね。僕が生徒だったら、学校に行きたくないかも・・・」『教師もそうだったんだよね。だから、僕の先輩達は3年生の担任から逃げようとしたんだ。』「そんな馬鹿な・・・」『その時は何が何だか分からなかったけど、今考えると、先輩っていっても、30代40代のヒヨッコみたいなものなのよ。勿論、逃げずに3年の担任をやってくれた先輩もいたよ。でもね、どうしても1クラスだけ最後まで決まらなかったのよ。担任が・・・』「なんか分かってきたかも・・・・」『それで、俺が校長室に呼ばれてね。当時の校長は中村敞一郎って言ってね、1年後に教育長になる人なんだけど・・・・』「凄い人ですね」『俺に言う訳よ。お前3年の担任やってくれって。お前なら出来るって。』「うわ・・・・」『出来る訳ないじゃん!新任だぜ。共通の言葉話せたって、そんなの無理だろ?』「絶対無理」『新設校の3年の担任だよ。』「あり得ない・・・」『そう、あり得ないんだ。そういう時、何が必要だと思う?』「強い心じゃないんですか?」『違うんだ。強い心はあったよ。教師になってやるっていう強い心はね。』「そうか・・それで必死に勉強して、採用試験に合格したんですもんね」『そんなものあっても、そういう時には役に立たないのよ。あり得ないことが起きた時には・・・』「・・・・・」『そういう時に役に立つのはね・・・・』「役に立つのは・・・」『・・・柔らかい心。』「柔らかい心?」『そう、柔軟な心。』「ああ・・・」『何か苦しいことに出会った時に、なんかピンチになった時に、それを何とか柔らかく躱していく心っていうのかな・・・』「なんか分かる気がしてきました」
『真正面から受け止めてしまうと、苦しくなって、病気になるかも知れないだろ・・・。』「はい。そういう人多いですよね」『そうなんだよ。真面目な人ほど、心も真面目というか・・・』「真剣に真正面から受け止めてしまう・・・」『そう。何とかなるさ・・っていういい加減さって言ったらおかしいけど・・・』「いい加減・・・柔らかい心か・・・」『そうだね。』「そうなんだ・・・・」『柔らかい心のことをもしかしたら、本当に強い心っていうのかも知れないなあ・・・』「本当に強い心か・・・」『ああ、強くてもより強い力が働けば折れるけれど、柔らかければ・・・・』「折れない・・・確かに」『そう、決して折れることはないんだ。』「どうやったら、その素質が手に入りますか?」『わかったけど・・今日はもうこれくらいにしておこう。ちょっとやらないといけないことがあるのよ。』「わかりました」『じゃあ、また明日ね』「はい」

今日の写真1
懐かしい写真です。昔の議場での俊さんとのツーショット。みんな新しい方がいいと思うかも知れませんが・・・僕はこの古い議場の方が今でも好きです。確かに雨漏りはしましたが、趣がありました。

今日の写真2
空が五中を卒業してもう1年ちょっと。この後ろ姿が好きでした。部活も授業も好きでした。自分が中学生だったら、陸上部に入っていたんだろうなあ・・・・そんなことを思わせる背中でした。

今日の写真3
空が2年間担任をしてもらいました。空と雰囲気が似ていて、よく間違われたそうです。ということは昔の僕にも似ているということで・・・元気でやっているのかなあ・・・

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月27日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第209弾!2020年7月27日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第209弾!2020年7月27日(月)  たかやん

5時
外は・・・また雨。世の中の経済と同じように「ジメジメ」した日が続く。爽やかな風が吹かないものかねえ・・・・無能な安倍自民を吹き飛ばしてくんないかなあ・・・。

東久留米
小雨降る中、東久留米東口へ。少し前まで当たり前のようにそこに立っていたのに・・・なかなか立てないのがもどかしい。駅立ちがやれないと、本当に詰まらない・・・駅で会う人達はみんな元気いるんだろうか・・・・

代表者会議
9時半からは会派代表者会議。議題は「新座市議会の議員の政務活動費の交付の特例に関する条例(案)について
要するに、我々の政務活動費(月に2万円)を8月から来年の3月まで1万円に減額しようという話である。コロナによる自粛で視察も出来ないし、少しでも議会関係の予算を減らそうという案である。8月の20日までにその分を現金で返還することが決まったのであった。視察もできないし、駅立ちも出来ないし・・・本とネットで学ぶしかないか・・・。

白杖
駅のホームから白杖の男性が転落死、亡くなった。ホームドアが設置されていたらと思う。そして、周りの人がスマホではなく、白杖に少しでも意識がいっていたら思う。もっともっと白杖に興味を持って欲しい。自分が使ってみてから、今まで以上に白杖や点字ブロックに目が行くようになっていただけに、悲しい事故だった。どんなにか怖かっただろう・・・まだ若いのに・・・・。


代表者会議で名前入りの襷が話題になった。僕は駅立ちで名前入りの襷をしたことはない。なんか、選挙運動みたいで嫌だから・・・・。名前も言わない。だから、僕が何者か知らずに10年が過ぎて・・・何ていう事も結構あって、笑えるのだが・・・・。うーむ。いいならいい、駄目ならダメ・・・でハッキリした方がいいよねえ。じゃないと、新しい人が出てこれないもの・・・。


高校生は試験中。ラインで質問をしてくる。ここに来る時間が無い子にはいい方法である。そして、個別の中学2年生の息子との塾がはじまった。3年生の数学からスタートし、英語は基礎の基礎からやり直す。そして、家での勉強法を伝授して、今日の塾は終わったのだった。

マウス
パソコンのマウスが壊れた。このマウス・・・使えないと本当に困る訳で・・・マウスの有難みを感じたのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第854弾!  素質4

 「たかやん、柔らかい心の話で終わったんですよね。どうやったら、その柔らかさを手に入れられるかってところで・・・」『そうだったっけ・・・・』
「流石にそれが一番大切な素質なんですよね」『そうとも言えなくもない・・・・』「何それ・・・まだあるんですか?」『多すぎる?少ない方がいい?』「そりゃあ、まあ・・・・二つか三つであって欲しいかな・・・」『一番大切な“共通の言葉”はもう今持ってるんだから、それを失わなければいいだろ?』「はい」『問題は、柔らかい心だよね。若い内はそれが難しいかも知れない・・・』「えっ!若い方が普通柔らかいんじゃ・・・・」『ないんだなあ、それが・・・。若いってそういうことなんだ。』「どういうこと?」『若いってことは青いってことよ。』「青い?」『そう、よくケツが青いって言うじゃん。』「ケツがあおい・・・」『それは若いってことなんだ。』「若くちゃいけないの?」『そうじゃないよ。若いっていいことなんだ。自分の意見をしっかり持って、それを思い切りぶつける・・・勿論、いいことだよ。』「だけど・・・・」『それは先輩や上司にぶつけるのならいいことなんだ・・・』「なるほど・・・」『でも、ケツの青い先生たちは先輩や上司にはそれを言わず、子ども達にそれをぶつけるんだ。』「弱いところに・・・・」『そう、ケツが青い奴らはそれを弱いところにぶつけるんだよ。』「そっか・・・」『そこを間違えちゃあいけないんだ。』「でも、そういう先生多いかも・・・」『だろ・・・上に弱くて、下に強い・・・』「いるいる・・・たくさん」『大切なのはその下の方なのに・・・いつも上の方ばかり気にしてね・・・』「それなんですか?」『そう、教師になるのに大切な素質は上ではなく、下を見るという感性なんだ。自分のことより、子ども達のことを考えるっていう当たり前の感性。』「当たり前の感性か・・・・」『そう、当たり前の感性・・・』「当たり前じゃなくなってるかも・・・」『だろ?』「僕も気を付けなくっちゃ・・・」

今日の写真1
可愛い後輩です。五中にいた頃、よく一緒にいました。「たかやんバンド」のギタリストでもあります。この春に引退したということで・・・もうこのアップを載せても大丈夫でしょう。宇人、元気でやってるかーい!?

今日の写真2
五中の後輩です。教科の後輩でもありますが、空が五中の陸上部で最初にお世話になった顧問の先生でもあります。部活の後輩っていう感じでしょうか。若いのに冷静で、よく勉強していて、子ども達に的確なアドバイスをしていました。次の学校でもきっと凄いチームを作るでしょう。

今日の写真3
五中の後輩です。教科の後輩でもあります。それがまた授業が上手なのです。空が「今日の理科は面白かった。」「こんな授業だったんだよ」と報告してくれるのが楽しみでした。クラスの作り方が昔の自分と似ているせいもありますが・・・長女と同じ名前だから、親しみがあるのかも知れません。どこに行っても良い授業で子ども達を惹きつけてくれるでしょう。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月28日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第210弾!2020年7月28日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第210弾!2020年7月28日(火)  たかやん

5時
六中の体育館は笑いに包まれていた。一郎がマイクを握っていたからだ。卒業式だというのに、一郎も俺もジャージで・・・次は俺が喋る番だということで、トイレに行こうとして・・・
目が覚めたのだった。外は曇り。久しぶりに六中の体育館に入ったなあ・・・

続アベノマスク
あれだけ不評だったアベノマスクが増産されるという「悪い冗談」が朝からネットで出回っていて・・・・のけぞりそうになった。コロナに効果もなにもないアベノマスク。受け取ったって介護施設も迷惑だろうに・・・それにしても、国民の税金をどうして、無駄に遣うかねえ。介護施設や病院に補償金を出すなら国民も文句は言わないだろう。あのバカお坊ちゃんにはそんなことも分からないらしい。自民党員がバカを支持するなら、自民党員は全員「アベノマスク」をしろよな。

東久留米
小雨降る中、空を送りに東久留米東口へ。少し前まで当たり前のようにそこに立っていたのに・・・なかなか立てないのがもどかしい。駅立ちがやれないと、本当に詰まらない・・・駅で会う人達はみんな元気いるんだろうか・・・・

買い物
今日は午前中に買い物。まずはマウスを買いに電気屋さんへ。1000円程のを買って帰ったのだが・・・パソコン上で動かず・・・『すみません。これ返品して別のもう少し高いのを買いたいんですが・・・』と言って、2500円くらいのマウスを買った。そして、家でパソコンに接続すると・・・ふふふ、ちゃんと動いた訳で・・・実にいい感じである。


久しぶりに野寺の智のところに行って、治療をしてもらった。これから本格的にテニスをするので、体の手入れだけはしておかないとね。「神さん」の話や「嵒」の話、「関重一郎」の話に大いに盛り上がったのだった。

先輩
石神井高校同窓会広報誌「きずな」が届いた。石神井はこの2020年で「創立80年」らしい。僕らは24回生なので、卒業してから随分経つことになる。そのきずなを何気なく読んでいたら、19回生の先輩の記事が載っていた。バスケットボール部キャプテンで北大農学部から都立大へ進み、シカゴ大で経済博士号を取ったと書いてあった。
(あ、この人だったんだ・・・俺でも北大に行けると思わせた人は・・・・)そう、僕の5年上の大塚啓二郎さんこそ、当時高校生だった僕に「北大」という目標をくれた人だったのである。大塚先輩の成績は酷かった。当時の石神井生達は先輩達の内申点を見ることができたのである。先輩達が進学した大学と当時の先輩達がどれくらいの内申だったかを見ることが出来た訳で・・・確か大塚先輩の成績は多分3.いくつしかなくて・・・・(なんだ、石神井で普通の成績だったら北大に入れるんだ・・・)そう思った記憶があるのだ。その成績を見たお陰で、(俺でも北大なら入れるかも・・・)当時の僕はそう思ってしまったのだ。そして、当時の僕の成績は3.0もなかったんだけど、まいけるかな・・・と、そう思った訳で。他の大学はみんな4以上ないと入ってなかったので、北大は内申とは関係ないんだな・・という情報が大塚先輩の内申によって分かったのである。その数字は後輩の僕らには「希望」だったのだ。そして、笑ったのは・・・大塚先輩も北大で卒業できない状態になって、「なんとか先生方にお願いに行って、出席したこともない講義で単位をもらったりしてなんとか学部を卒業できたのです。」という話だった。(俺と同じやんけ!)(俺以外にも恩情で卒業させて貰った人がおったんや・・・)流石、石神井の先輩である。そして、流石、北大の先生である。いい時代、いい高校、いい大学だったなあと思うのである。

アホか・・・
「韓国の植物園で安倍晋三が慰安婦に土下座して謝罪している像には言いようのない悪意を感じた。いくら安倍晋三がアホだからと言って、そりゃあねえだろうよ。韓国民よ、今の北朝鮮よりも遥かに貧しくて、清朝の属国に成り下がり、両班が民から搾取するだけの李氏朝鮮の近代化を手助けしたのはどこの国だったんだよ。両班が威張り、権力が交代する度に粛清が行われた国の人口を倍増させたのはどこの国だったんだよ。確かに、酷いこともあったかも知れない。だけど、それは両班の民衆に対するそれとは比べ物にならないものだったんじゃあないのか。安倍晋三はたしかに首相としては恥ずかしいと多くの日本国民は思っている。だけど、朝鮮半島の人間にそれを言われたくはない。小さい頃から朝鮮の友達もいる。韓国ドラマも好きだ。だけど、反日教育の無知さには驚くばかりである。李氏朝鮮がいかに酷い国だったか・・・少しは自国の歴史を学んだらどうなんだ!」と言いたいのをグッと我慢しておこうか。


夜は塾。中二の息子との個別の塾。テスト直しを手伝う。その英語のテスト直しが酷い。誤答分析をしなくてはいけないのだ。英語が出来ない子にとって拷問のようなものである。間違える理由が分かるのは英語が出来る子であって、英語が出来ない子にとっては苦痛以外のなにものでもない。分からないから間違えたのだから・・・。誰かに教えて貰わない限り、出来ることはないだろう。何でこういう課題を出すかなあ・・・塾に行けずに、英語が出来ない子は、永遠に終わらないのではないか・・・・そういう内容である。出来ない子に「分析」させるということは、泳げない子に何故泳げないのか「分析」「解説」させるようなものである。足が遅い子が「お前、何でそんなに遅いんだ」「分析」「解説」してみろって言われたらどんな気持ちになるのか、想像してみれば直ぐにわかるだろうに・・・。
しかも、一問一問、問題まで書かせるのだから質が悪い。こういう課題に何の意味があるのか、出した本人に聞いてみたい。英語嫌いの中学生が益々増えてしまうだろうに・・・。
後半は高1の娘との個別の物理。どうも物理が苦手の娘。2.0s×9.8m/S²=19.6Nまでは何とか大丈夫なのだが・・・どうも三角形の相似が弱いらしく・・・しかし、そこはスーパーサイエンスティーチャーの出番、重力・垂直抗力と静止摩擦係数・動摩擦係数の関係を説明して・・・分かるようになった娘であった。明日のテスト頑張って欲しいなあ・・・。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第855弾!  素質5

 『どこまで行ったっけ・・・・?』「ケツが青いところまでです」『ああ、上を見ないで下を見る感性が必要だってところまでね。』「そうです、そうです」『大事な素質なんだけど、昔から持ってない奴は沢山いたよ。』「そうなんですね」『ロクなもんじゃなかったなあ・・・』「昔の先生達にもいたんですね」『ああ、でもそうじゃない人達も一杯いたよ。』「そうなんだ・・・・」『うん。割合の問題かな・・・・そういう人がいてもいいと思うんだけど、割合が高いと、学校全体がおかしくなってくるよね。』「なるほど・・・・」『学校で大切なのはね。』「はい・・」『子ども達の話を聞く先生がいるかどうかなんだ・・・』「子どもの話を聞く先生か・・・」『そう、話を聞かせる先生は多いんだけどね。生徒の話を聞く先生が少ない・・・・』「あ、それって3つ目の素質ですか?」『そう。そういう先生がいない学校では、圧倒的に必要な素質だよ。』「なるほど・・・・」『一方通行の学校が沢山あるでしょ?』「あります。あります。」『子ども達の気持ちや声を聞く余裕がなかったり、その能力がなかったり・・・』「そういう見方をするんですね」『そもそも、聞く必要がないと思っている人も多くなっているかもね・・・・それが教育だって勘違いしてね。』「勘違いですか・・・・」
『教師になって直ぐ、先生、先生って呼ばれる職業だからね・・・勘違いする訳よ。』「・・・・・」『だって、学校を卒業して直ぐ教師になってしまう人が多いだろ?』「はい」『学校という社会しか知らないのに、先生だからね・・・学生と何も変わらないのに・・・』「タカヤンも勘違いしたんですか?」『ああ、したよ。』「したんだ!」『直ぐに思い知らされたけどね・・・』「どうやってですか?」『俺にはストレートにモノを言ってくれる子ども達と親がいたんだ。』「親もですか?」『本当にありがたいことに、親も俺を信頼してくれてたんだよね。だから本音を言ってくれたんだと思う。』「普通、言いませんよね。」『ああ、内申があるからね。でもね、言ってくれる人がいたんだよ。先生、それは間違っていませんか?たかやん、それは違うでしょ?ってね。』「そうなんだ」『普段、応援してくれる人がそうやって言ってくれると流石に気がつく訳よ。』「たかやんでもそういう時代があったんですね」『ああ、本当に情けない話だけどね・・・・。』「そうだったんですね」『子ども達にも親にも恵まれていたんだよ。』「そういう運命だったのかも・・・」『そうだね。そういう運命だったんじゃない?』「いいなあ、そういう運命に僕もならないかな。」『人生って、誰と出会うかで決まるからね。』「よく、そう言いますよね」『ああ、いい気を出していれば大丈夫だよ。』「いい気ですか」『そう、いい気・・・今日は遅いから、また明日ね。』「あ、はい。おやすみなさい」

今日の写真1
無茶苦茶懐かしい写真です。これが五中1年目の五中職員室です。4組の僕の向こうが3組の帯刀先生、そして、その向こうが1組の甲神嵒でした。嵒の前には2組の担任だったカサジの姿も見えます。こうして見ると、どのクラスの子ども達も気軽に職員室に来ているのが分かります。帯刀先生もおっかないイメージなのに、子ども達には笑っているように見えます。僕がスーツを着ているということは2学期ですね。高校回りをしていた時期なのでしょう。それにしても、誰が撮ったんでしょう・・・。

今日の写真2
そして、これが4組の給食風景です。手前に古にいの姿が見えます。友和がいて、貴之がいて、バシが居て・・・浜辺、こも、よっちんの姿も見えます。みんな可愛いですねえ・・・。

今日の写真3
これもなかなかの写真です。朝礼の風景なのですが、僕のクラス3年4組は勿論、後ろの方に僕の姿も見えるし、亨や博子姉ちゃんの姿も見えます。3組から6組くらいまで写ってますね。当時の雰囲気が少し伝わってくる写真かなと・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月29日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第211弾!2020年7月29日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第211弾!2020年7月29日(水)  たかやん

5時
GO TOなんちゃらで、コロナが全国に広がっているせいか、今日も外は暗い。それでも世の中は動いていく訳で・・・家族に気がつかれないように東京新聞を読む。その1面に「10年前の警告、時の政権放置」とあった。要するに2010年の「民主党政権の有識者会議」は検査体制の強化を提言したいたのに、それを10年間、放置していたという訳だ。10年前の政権は菅直人の民主党政権、12年に野田政権が倒れてからは勿論、安倍晋三内閣である。民主党が2年間では何も出来ず、自民党は8年間何もせず、放置していたということになる。安倍晋三が言うように民主党が「無能」だったら、自民党はその4倍「無能」ということになる。そして、厚生労働官僚もまた「超無能」であり、ウィルスに関しては10年間、仕事をしてなかったということになる。国民の為に頑張っていた人もいただろうに。どうしたものかねえ・・・・。そんなことを考えながら、朝勉に向かったのだった。

東久留米
空を東久留米まで送る。過保護と言われるかも知れないが、俺の人生が残り少ないことを考えると、やれることをやっておきたい・・・そう思うのは当たり前な訳で・・・自分が高校の1年間で6回交通事故に遭って、その1年で自転車を廃車にしいるからかも知れないが・・・悔いを残したくないのである。

プライド
僕が中野の自宅から練馬の高校まで13キロの道のりを自転車で走りはじめたのは高校1年の途中から。電車だと「方南町」→「中野坂上」→「新宿」→「西武新宿」→「武蔵関」で高校まで2時間近くかかったのだが・・・自転車だと30分ちょっとで行けると分かったのだ。その差は往復で3時間。その時のコースが環七→青梅街道→環八→新青梅街道と、かなりの交通量のところだったので、事故ったのである。一番多かったのが、車との接触事故。それこそ、脚力に任せて猛スピードで走っていたので、僕の直進に左折車が気がつかなくて激突。酷い時は助手席の人が後方を確認しないでドアを開けて・・・激突。トラックが側道からバックしてきて激突。何て言うのもあって・・・怪我ばかりしていた。それで3年最後のインターハイ予選まで棄権したのだから、もう滅茶苦茶である。バスには絶対に負けない自信はあったし、渋滞している時なら、普通車にも原付にも負けなかった。車道も歩道も走りまくり、自転車の走りでは誰にも負けないというのが高校生の僕のプライドだった訳で・・・。事故はその「勲章」のようなものだと思っていたのだから呆れる。そんな危険なDNAをもしかしたら、空も持っているかも知れない訳で・・・(亮は間違いなくもっていたので)後悔しないように、車で送るようにしているのである。


打ち合わせ
9時半過ぎ、マンションの防犯ビデオの会社との打ち合わせ。マンションのセキュリティ対策を考えるのも僕らの仕事な訳で・・・いかにしっかりとした対策をとるか、しかもなるべく安く・・・そりゃあ頭を使うわよねえ。丸投げしないで、自分達で考えるところが僕らのやり方なのです。

13時半
「保谷朝霞線対策会議」という名前ではないが、「新道路を考える会」の方達と話し合いをした。6337筆の住民の意志を尊重しない行政。その判断基準の数字のおかしいところを指摘しても、「やると決めたらやる」というやり方でゴリ押しをする。国が平気でアベノマスクを配ったり、go toキャンペーンをやるのと同じように県や市が住民の意志を無視するのだから困ったものである。27mでなければならない理由が見当たらないし、誰もそれを説明できない。それに対して住民は怒っているのである。20mでも「絶対に通さない!」と言っている農家の方もいる。住民の賛同なくしてこの大型道路が開通することはない。


夜は塾。中二の息子との個別の塾。『テストどうだったの?』「ポカが多かった・・・・」と息子。8割は軽く超えたものの、9割に届かず・・・悔しかったらしい。後半は中三の息子と娘、そして高1の娘が来て・・・質問の嵐で・・・最後に歌を歌って、終わったのだった。
久しぶりの音楽だったのだが、ギターの方は毎日弾いているので音がちゃんと出ていたが、声の方はかすれ気味で・・・それでも何とか歌えたのだった。昔は毎日のように音楽をやっていたのだが・・・最近は、課題やテストに追われて・・・そんな余裕がなかったのだ。やっと中学生達のテストが終わり・・・高校生はテスト中だが、最後の10分だけギターを弾いて歌ったのだった。

シナリオ?
中二の息子の三者面談のまとめシートなるものを見て驚いた。「三者面談のシナリオ」と書かれたプリントには・・・*ノックを3回して先生の合図があったら扉を開けて大きな声で「失礼します」という。@はじめのあいさつ  あなた「本日はわたしのためにお集まりいただきありがとうございます。」A内容確認 あなた「本日は次の4つの話をします。」
〇1学期の学校での生活について〇1学期の家庭での生活について〇学習について・夏休み、〇2学期の目標は過ごし方についてです。
あなた  「まず私/僕が、それぞれのまとめを話します。」
あなた「次に先生や家庭から、話をしてもらいます。」
こんな内容が延々と続くのである。(A4の裏表)
40年以上中学生達と一緒に生きてきたが、こんな「三者面談のシナリオ」なるものを見たのは初めてである。このシナリオを三者面談で子ども達に言わせることで、子ども達をどうしたいのか・・・担任の自分は何をしたいのか・・・俺には全く理解できない。誰か教えて・・・このプリントがどうやってできたか・・・それとも俺の感性がおかしいのか・・・この日記を読んでいるみなさんはどう思いますか?


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第857弾!  素質6

「昨日はいい気の話でした」『ああ、そうだったね。』「いい気ってどんな気ですか?」『いい気か悪い気か・・・分からないかな?』「気が見えるんですか?」『見えるよ。正確に言うと、見えるように感じるのかも知れないね。』「見えるように感じる・・・・」『そう、その人を見ていると、その人の傍にいると、いい気を出しているか、悪い気を出しているか・・・分からないかな?』「僕はまだ、その域には・・・・・」『俺ね、小さい頃から、そういうところだけは凄かったんだ。』「へえ」『勉強はできなかったけどね・・・』「またまたあ・・・」
『本当にできなかったんだ。中一までは、ただのバカ・・・』「うそ」『言わなかったっけ?』「だって、何でもできるじゃないですか」『それは、子ども達と一緒に勉強したからだよ。』「そうなんですか」『まあ、理科以外の教科もやらされたのもある・・・』「例えば・・・」
『数学だろ、国語だろ、英語だろ・・体育だろ・・・』「信じられない・・・・」『本当に信じられないよなあ。先輩達もさ校長もさ、そういうことに困ると俺のところに平気で来る訳よ・・・』「頼りにされていたってことじゃないですか」『まあ、そうとも言える・・・だけど、実際に年間通してやるっていうのは大変なことな訳よ・・・他のクラスで負けるのは嫌だし・・・』「性格的に・・・・」『そう、負けず嫌い。』「大事ですよね」『まあね。』「なんの話してたんでしたっけ・・・」『ああ、自分がいい気を出すってことだ。』「自分がいい気を出しているかどうか分かりませんよ。」『大丈夫、お前はいい気を出しているよ。まだ弱いけどね。』「え?その気が強いとか弱いとかも分かるんですか?」『当たり前だろ・・・お前の気はまだ弱いけど、いい気だよ。大丈夫。』「それならいいけど・・・・」『だけど、弱い気は強い気に負けることがあるから気をつけてね・・・強くて悪い気を持ったのも学校にはいるから・・・』「いるんすか!」『そりゃ、いるだろ・・・どこの世界にもいるよ。』「政治の世界には多そうだけど・・・」『どこにもいるの!まあ、割合は違うだろうけどね。子ども達に中にもいるもの・・・』「それ、怖いっすね」『怖いよーっ。でも、子ども達の悪い気は治せるからね。』「そうなんだ・・・」『それも俺たちの仕事なんだよ。』「うわーっ、大変
なことになってきた・・・・」『お前なら、大丈夫だよ。』「そうっすか?」『ああ、大丈夫。』「ちょっと安心したかも・・・・」学校の先生は「いい気」を出さないとね・・・・。

今日の写真1
この方が高校生の僕に「北大」という目標をくれた先輩です。高校1年生の時の僕は学年で最下位から数えて6番目。そんな僕が北大を目指そうと思ったのは、この人の内申を見たからだったんです。どんな人だか全く今まで知らなかったのですが・・・高校の80周年記念号を読んで、初めて知ったのです。感謝、感謝です。

今日の写真2
古いマウスと新しいマウスです。新しいマウスの方が少し派手です。古いマウスも大活躍してくれたので、「断捨離」とはいかず・・・大事にしまっておくことになりそうです。



今日の写真3
去年の「川遊び」の様子です。ずっと続いてきた川遊びですが、今年は市や教育委員会と相談して、中止をすることにしました。来年にはコロナが完全に収束しているといいなと思います。子ども達の笑顔は来年までお預けです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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7月30日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第212弾!2020年7月30日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第212弾!2020年7月30日(木)  たかやん

5時
中二の息子と五中の前で待ち合わせ。何故か五中の体育館の裏で二重根号の問題を道路で解きはじめる・・・・。「今日は家に来て、教えてよ」と言われて、『ああいいよ。家庭教師か・・・久しぶりだな。』と二人で村田ストアの方へ・・・「そっちじゃないんだけど・・・」『そうだった。俺ん家の裏だったよ。』と二人で走って家に戻る途中で目が覚めた。不思議な夢だったなあ・・・。

東久留米
今朝も東久留米に空を送っていった。今日からテストらしい。「やる気がでない・・・」と久しぶりに定期テストに燃えてない空。高校時代、勉強に燃えた経験がない空父としては(いいんでないかい・・・)と思ってしまうのである。ずっと優等生はロクな人間にならない・・・というのが空父の持論である。

堀之内病院
午前中は堀之内病院へ。前に怪我をした頸のレントゲンを撮る。担当の先生がなかなかいい先生だった訳で・・・・何て言うんだろう。安心できて、信頼できるっていうか・・・・
「大丈夫ですからね」と最初に言ってくれて・・・「じゃあ、念のため、来週CTを撮りましょう。大丈夫ですからね」と更に安心させてくれるのである。丁寧に説明してくれて、優しくて・・・一瞬で「茂先生」のファンになってしまったのだった。

待ち時間
病院の待ち時間はYouTubeでお勉強。基本は英会話で時々高校数学B。これが面白いと感じるから、まだまだ俺の脳みそは「すっからかん」なんだなあと思う。分かっていたら「詰まらなく感じる」だろうから・・・まだまだパープーなのである。

三中
久しぶりに三中にお邪魔した。丁度、部活動がはじまる時間帯に着いて・・・子ども達の表情を見る。みんないい顔していた。そして下校途中の子ども達にも遭遇。靴がカラフルになっていたのを見て、安心した。前は三中だけが白い靴だったのである。そして、校長室へ。
校長室の歴代校長の写真を見ていたら・・・昭和52年頃にタイムスリップした訳で・・・その中には元気な頃の嵒の姿もあって・・・なんだかなねえ・・・

ごっちゃん
その後、八石小でお世話になった「ごっちゃん」のクラスへ。階段を昇っていて気がついた。前の三中とは比べ物にならないくらい綺麗になっていたのだ。前行った時は、階段はゴミだらけ。廊下もゴミだらけ。学校が荒れていると、学校は汚れる訳で・・・・なんかいい感じなのだ。(教室にいるのかなあ)と思って4階に上がっていくと・・・それがまた教室に居てくれた訳で・・・・1年7組の教室はべら棒に綺麗だった。昔の自分のクラスが恥ずかしくなるくらいである。そして、『学級通信見せて・・・』と7組の学級通信を見せて貰う。それがまたいいのである。新座の先生達には勿論、全国の先生達に読んで欲しい・・・そういう内容の学級通信だった。1年7組の子ども達は幸せである。そして、保護者も・・・・。

挨拶
気分よく車に乗って三中を出ようとすると、校庭の子ども達が挨拶をしてくれた。僕が誰だか分からないのに・・・それも自然の挨拶だった。学校って変わっていくんだねえ。心の中で(また来るねーっ!)と言って、僕は三中を後にしたのだった。

テニス
そして、本当に久しぶりにテニスクラブへ。壁打ちをしてから、森平さんに声を掛けて・・・暫く二人で練習をした。それがまた楽しいのなんのって・・・久しぶりに運動らしい運動をして、汗びっしょりになったのだった。

担任
実は森平さんは秀子先生(嵒の奥さん)の教え子である。バスケット部で秀子先生に習ったらしい。担任だったのかと思ったら・・・実は2年生の時に大学を卒業したばかりの嵒が担任だったというのだ。『えーっ!そうだったの?』「若かったからねえ・・・」何となくその先は想像がついた。そして、『秀子先生はどう、可愛かった?』と聞くと「そりゃあ、可愛かったよ。若かったからね」と森平さん。因みに彼は僕と同じ歳なのである。要するに僕は嵒や秀子先生から見ると、最初の教え子の年代なのである。道理で頭が上がらない訳である。今でも毎日、朝晩と出掛ける時、帰って来た時、嵒に手を合わせて頭を下げている後輩である。


夜は塾。中二の息子と高1の娘との塾。中二の息子は英検準二級の単語に燃え、もう600以上の単語を覚えてしまった。そして、英語の教科書の暗誦にも燃えてくれて・・・今度の試験範囲の先を暗誦して、書けるようになった息子である。一方の高2の娘には「生物」の授業をして・・・英語の授業をして・・・明日のテスト、うまくいくといいなあ・・・・。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第858弾!  素質7

「いい気を出していればもう大丈夫ですよね」『まあね。あとちょっとかな。』「え!まだあるんですか?」『ま、おまけのようなものだと思って・・・』「はい。本物の教師になる為なら、何でも教わりたいので・・・・少しでもヒントになれば嬉しいんで・・・・」
『それはね。失敗や挫折を経験していることかな。』「え・・失敗とか挫折とかですか」
『そうだよ。ずっと優等生は教師にはむかないんだ。』「どうして・・・・・何でも出来た方がいいじゃないですか。」『そう思うだろ?それが違うんだなあ・・・』「たかやん、何でもできるじゃないですか!」『うーむ。でも、ずっと優等生だった訳じゃあない。』「ああ、そうでしたね」『ずっと優等生だと、出来ない子の気持ちって分からないでしょ?』「そっか」『いじめられた子の気持ちも、試験で失敗した子の気持ちも、親を亡くした子の気持ちも・・・失恋した子の気持ちも・・・』「確かに・・・分からないかも・・・・」『何の失敗も無く、現役で大学に入って、留年もなく卒業して教師になってごらん・・・』「そう言われると確かにちょっと危険かも・・・・」『だから、お前みたいに、大失敗をしている奴は向いているってことだよ。』「・・・・・・」『教師が一番力を発揮するのはどういう時?』「どういう時って・・・」『困った時だろ?』「あ・・・そうです。」『子ども達が困った時に活躍しなきゃ、意味ないとまでは言わないけれど・・・』「確かに、一番必要な時ですよね。確かに、そういう時、いれくれたから、今の僕がいます。」『困っているかどうかを見極めるのに、優等生は鈍感なことが多いのよ・・・』「なるほど・・・・」『成績だとか、格好だとか、髪型だとか・・・子ども達の表面しか見ないのが多いだろ?』「いるいる・・・そういう先生。」『そりゃあ、虐めなんか見抜けねえよ。見抜ける訳がない・・・。虐められたことがないんだから・・・鈍感なのよ。』「鈍感にはなりたくないです。」『大丈夫だよ。お前は・・・俺の弟子なんだから・・・。』「はい」

今日の写真1
久しぶりに一緒にテニスをしてくれた森平さんです。サウスポーで粘りのテニスをします。ダブルスを組むといい感じの僕らです。同じ昭和29年生まれだからかなあ・・・それとも嵒や秀子先生と繋がっているからかなあ・・・・

今日の写真2・3
夕飯です。久しぶりに焼き肉を食べた気がします。明日の朝の血糖値がちょっと心配ですが・・・・

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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